【読書記録】なぜ働いていると本が読めなくなるのかを読んで、年間100冊以上読む私が読書のよさを伝えたい
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TB あお
2025.11.21
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少し前に話題になった本、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」
なぜなんだろう、と単純に興味をもち読んで見ました。
読めば読むほど、「なぜ?」「なぜ?」と考えて読むのが楽しかったです。
読書と、労働の歴史
その時代で売れていた本、その時代でなんのために本を読むのか、今までの歴史と本の関係を知ることができます。
昔は知的になるために本を読んでいた、格差を埋めるための手段にもなるというのは初めて知りました。「本」はインテリなアイテムだったんですね。
本とスマホの違い
ここがすごく面白くて、この本の中で、本は「ノイズ」と表現されています。
スマホで得る情報は、自分が知りたい情報をスピーディーに知ることができる。それは本よりも優れているけど、自分が欲しい情報以外は入ってこなくなります。
例えると新聞は自分の興味のない記事でも読むことがありますが、スマホのニュースは自分が知りたいことだけ見るという感じです。
一方本は、知りたい情報にたどりつくまでスマホほどスピーディーにはいかないけれども、色々なノイズ(情報)があり、それがいつか何かに結びつくきっかけになるのが大きな違いだということ。
本をノイズ、と捉えたことはなかったので、この発想は新しいのですが、「そうそう!」と思うような見解でした。
本を読む楽しさ(小説)
小説を読むとき、常に頭の中では文字を追いながら想像をしています。そこはマイワールド。
小説を読んでその情景や気持ちを想像することは自由で豊か。楽しい!
いつだって小説を開けばその世界にいける!
本読む楽しさ(自己啓発本、ビジネス書)
自己啓発本やビジネス書は、私の人生を支えてくれる。
悩んだときに読むと心がふわっと軽くなったり、知らなかった知識や物事の考え方や捉え方を教えてくれたり、背中を押してくれたり。
スマホで得た情報は「なるほど~」で終わるのですが、不思議と本で得た知識は頭に残って、自分なりの考えを色々思考してしまいます。
悩む→本を読む→自分なりの考えを整理する→自分で悩む→自分で決断する
という流れで、自分で決めた、という自己決定感もあるので、あらゆることに納得して行動しやすくなります。
本を読む楽しさ(雑誌)
雑誌は「今」を知るのに最適。今の流行凝縮セットです。流行はSNSでも追えるけど、スタリスト、編集者、ヘアメイク、あらゆるプロの魂が凝縮されているのは雑誌ならではできることだと思います。
そして雑誌なりのカラーがあって、ファッション、白黒ページのネタ、メイク、何から何まで違ってそれぞれの本のペルソナを考えるのも楽しい。
LEEぽいってありますよね、属性によって好みや見ている世界感、欲しいものが違うのが面白い。
本を読む楽しさ(すべての本)
知らない言葉や表現も目につきます。多くのノイズ中から、著者のいいたいことや、人物の感情を読み取ります。それが日々の生活で人とコミュニケーションをとるときに役に立っていると思うのです。
言葉をたくさん知れば、表現方法が広がり、コミュニケーションがもっと楽しくなる。
著者が言いたいことを考えながら読むのは、会話や仕事で要点を掴むことに役に立つ。
本を通じて自分以外の他者の感じ方、自分が出会ったことのない世界の人の考え方、立場、感情を知るきっかけになる。
そして何冊と読むことで、あるとき糸がつながったように、知識がつながることがある。
これが読書の良さだと思います。
働きながら本を読むには
著者は、働きながら本を読むために具体的な対策を提案しています。
ただ私は、逆な発想で、「読書」を頭をからっぽにするための行為の一つとして考えています。
スマホは、頭を使うわけではないけれども、常に新しい情報があり、常に検索検索で、終わりがなく、
そして残るのは物欲と、うらやましさ、どうでもよいことを調べまくる(ゴシップなど)、という結果になります。また、スマホの情報って流れていくので、後々思い出したり、あのとき・・・・とつながることが少ない気がしています。そして常に「New」なので刺激が強い。
本は、「New」ではなく、常に一定なんですよね。
文字だけだから忙しくもなく、時間がゆったり流れる気がします。
少し話がずれましたが、この本を読んで、改めて本が大好きな理由を言語化したくなりました。
本はいいよ~!!最高です!
TB - あお
会社員 / 埼玉県 / LEE100人隊トップブロガー
39歳/夫・息子(14歳・8歳)/フルタイムの会社員、ワーママ歴は13年目に突入。39歳でリモートワーク中心の会社に転職しました。平日はとにかく質素に疲れないように過ごし、土日は子ども達の試合を見に行ったり、カフェに行ったりアクティブに過ごしてます。趣味は読書、料理、インテリア。特技は家計管理。日々、自分の心と身体を整えるために、ジャーナリング、読書、ヨガ、ウォーキングや筋トレに勤しんでいます。骨格ストレート、イエベ秋。身長153cm。
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