ポーランド人オットの食材買い物袋の中身

カナダでポーランド食材を買い出し

カナダは本当に多国籍な国。

アジア系スーパーはもちろん、ヨーロッパ系スーパーも豊富にそろっています。

今日は、我が家のポーランド食材事情をちらっとご紹介。

↓こちらは以前ポーランド陶器について書いた記事です。

私たちが暮らす街にもポーランド食材店がいくつかありますが、オットが数十年通っているお店では、入店するやいなやポーランド語で世間話がスタート。すっかり顔なじみです。

私ももれなく毎回『ポーランド語のご挨拶セット』で攻められます。

「こんにちは」＝ Dzień dobry（ジェン・ドブリ）

「元気ですか？」＝ Jak się masz?（ヤク・シェ・マシュ）

「ありがとう、いい感じよ、あなたは？」＝ Dziękuję, dobrze, a Ty?（ジェンクイェ、ドブジェ、ア ティ？）

「さようなら」＝ Do widzenia（ド・ヴィゼニア）

久しぶりに行くと舌がもつれるので、頭の中で予行練習が欠かせません。自慢じゃありませんが、私が分かるポーランド語は、20年近く経っても本当にこんな挨拶程度のみ。発音もアクセントも複雑すぎて、舌を噛まないようにするだけで必死。

さて、本日の主役はポーランド人のオットの買い出し袋です。

今回のお買い物袋の中身はこんな感じ

彼に買い物を任せると、もれなく余計なお菓子も増えて帰ってくるのが難点。

写真1番上から、時計回りに説明すると…

• ポーランドのお菓子（…オットとムスメ用）
• ポンチキ（ジャム入りドーナツ。家族全員大好き）
• チーズデニッシュ（娘の朝食定番）
• フレッシュソーセージ（焼いても煮込んでも◎）
• 冷凍ニョッキ（手作りの味が安心）
• ビゴス（私の大好物。ハンターズシチュー！）
• ハムソーセージ（朝食用：冷凍保存でストック）
• Edam Rycki（オットお気に入りのチーズ。読み方は「エダム・リツキ」）
• スプレッドチーズ（パンのお供）

と、袋に入っているものは中身も見えないので、写真付きにしてみましょう。

我が家の食卓にあがるポーランドの食事

左側が、ポーランドを代表するスイーツのポンチキ（ドーナツのこと）。
家族全員大好きです。中身はジャムなのですが、ポーランドに行くとバラのジャムが入っているものも入手可能。わたしは優しい味のバラのジャムのが好きです。

右側が、ムスメが好きなチーズデニッシュ。朝ごはんに食べていくことが多いです。

↑こちらがフレッシュソーセージ。
ベーコンを巻いて野菜と一緒にエアフライヤーで焼き上げたり、下茹でしてからトマトソースで煮込んでも美味しいです。

冷凍ニョッキは、お店で手作りのものが冷凍で売っていて、いつも買っています。

↑こんな風に、茹でてからカットして、フライパンで香ばしく焼き上げるのがオットとムスメのお好みスタイル。

ビゴスは、ポーランドを代表する煮込み料理のひとつで、ザウアークラウトとお肉、野菜を煮込んだもの。英語ではhunter’s stew(狩人の煮込み)とも言われています。トマトやプルーンも入っていて、味わい深いのです。

私は義母お手製のビゴスが1番好きですが、お店や家庭によって味が違うところが面白いところ。

恋しくなるとこうやって、冷凍ビゴスを少しだけ買って1人で楽しんでいます。

↑こちらはハムソーセージ。まさしくハムとソーセージを合体させたようなお味。

癖もなく優しいお味です。私は厚切りにして、マヨネーズをつけて食べたりしますが、

オットはほぼ毎朝チーズと一緒に薄くスライスして、

スプレッドチーズを塗ったパンに乗せて、パクリ。ちなみに飲み物はかならず緑茶です。

我が家の朝ごはんは多国籍

私＝完全なる和食派
オット＝ポーランド朝ごはん派
ムスメ＝パンに卵焼き、ヨーグルト、フルーツ、スムージー

平日の朝食は、大体みんな自由にバラバラのものを食べています笑。

次回は、ポーランドのスープを紹介予定

次の記事では、我が家でよく登場する義母直伝のポーランド伝統スープや、私が大好きなポーランドのスープ各種について書いてみたいと思っています。

ではでは、また♪