こんにちは!
053 ブルーです♪
2025年最大のイベント、大阪・関西万博が閉幕して早1ヶ月ほど。
今でも、世界各国の希望が詰まったキラキラした場所だったな…と楽しかった思い出が蘇ります。
今よりももっと万博ロス感が強かった先月、出張で東京に来ていた、100人隊の万博通と名高い065 もえちゃんと100人隊デートをすることに♡
「せっかくなら何か展覧会に行きたいね」という話になり、もえちゃんが提案してくれた
2025/11/9まで六本木ヒルズの森美術館で開催していた(※現在は終了)「藤本壮介の建築 原初・未来・森」展に行くことになりました!

※お店・展覧会の写真撮影・ブログ掲載についてはそれぞれ許可をいただいています。
まずは六本木ヒルズの「リゴレット」でイタリアンランチ♪

日比谷線の六本木駅で待ち合わせ、約11か月ぶりの再会を喜びながらまず向かったのは、
六本木ヒルズ内にあるイタリアン「リゴレット」。
イタリアン・スパニッシュ・メキシカン・和食など多彩なジャンルで展開している、おいしくてオシャレな料理・場所を提供してくれるHUGEグループのお店には、厚い信頼を寄せています!(勝手に)

東京タワーが一望できる席に案内してくれたのですが、この日はあいにくのお天気で、東京の空はどんより…。
けれど!太陽のようなもえちゃんの明るさがいてくれれば曇天もなんのその◎
万博の話、最近何してる?話、お互いのお土産交換…おいしい料理をいただきながら、全く久々感なく楽しいランチタイムを過ごすことができました♪


リゴレットでたくさん話して、お腹も心も満たされたところで…六本木ヒルズ内の森美術館に移動!
万博リングを設計した建築家、藤本壮介さんの展覧会へ
万博の象徴ともいえる「大屋根リング」。
私も実物をこの目で見て、大屋根リング下の柱と柱の間を歩き、リング上にのぼり、そこから見える景色や万博のスケールに感動したことを、今もはっきりと覚えています。

藤本壮介さんは、大阪・関西万博の大屋根リングを設計した建築家です。
「藤本壮介の建築」展は、藤本さんの設計された数々の建物の模型や、
縮小された大屋根リングの模型、また貴重な大屋根リングの作成過程を目にすることができる展覧会でした。
建築には疎い私ですが、もえちゃんに万博エピソードを色々聞きながら、もう行けない万博の雰囲気を一緒に感じたい!と楽しみに会場に向かいました♪

白い模型の森に迷い込んだ?距離の近い展示に驚き
会場に足を踏み入れると、藤本さんのデザインした建築物の模型が所せましと展示されていました。

約1200(!)もの展示物は、大きさ・高さの異なる台の上に置かれているだけでなく、天井から吊るされている作品もあり、色んな角度から観賞できます。

ルートは決まっておらず、まるで森の中をさまようように展示物を観て回りました。
展示物にはもちろん接触禁止ですが、枠などは設置されていないので、かなり近づいて鑑賞が可能。
とても細かいところまで作りこまれているので、目が乾燥するくらいまじまじと見つめてしまいます。

解放感溢れる建築物が多く、もえちゃんと「向こう側が見える建築物が多いね~!」と話していました。
モダンでありながら自然に溶け込む作品たちにはところどころに遊び心もあり、「ここに人がいる!家具も置いてある!」と見つけては2人でプチはしゃぎ♪
シルバニアファミリーやお人形遊びが好きだった人なら、建築に関する知識がなくとも(まさしく私)夢中になりそう展示です。

中には知っている建築物もあり、「これも藤本さんの設計!?」と驚きながら、もえちゃんと展示を見て回りました。
1/5でも十分大きい!大屋根リングに感動!
次のゾーンに入ると、木の香りが漂ってきました。
ということは…やって来ました!大屋根リング!(の模型)

本物の大屋根リングの5分の1縮尺の模型ですが、その迫力は十分!
実際にその下に入ることができるので、まさに「万博再び!」状態。
興味深かったのが、大屋根リング完成までの構想が書かれたスケッチの展示。
パビリオンとの兼ね合いを考慮しながら大屋根リングが海にせり出した姿に行きつく過程を知ることができ、なんだか万博の裏側をのぞけたようで得した気持ちになれました♪

施工会社によって異なるという、貫接合のモックアップも2種類展示されていました。
モックアップが異なることはニュース番組を通して知っていたので、夏に大阪万博に行く際は「実物を見たら違いが分かるかな~」と少しワクワクしていましたが、実際万博会場に着くと暑いし広いしで、すっかり確認し忘れていたことをこの展示を見て思い出しました。笑

「原初」から一つ一つ重ね続け、壮大な「未来」へ
藤本さんが大学時代から設計を書き溜めてきたスケッチブックの数々を、「若い時からこんなにずっと頭働かせられる…!?」とただただ驚きながら眺めたり

藤本さんの代表的な建築物を模したクッションが擬人化し、トークを繰り広げていくコーナーでは、
壮大な建築物がなんだかかわいらしく見え一気に親近感がわいたり♪

2031年竣工予定の仙台市複合施設の模型を見てその画期的なデザインに圧倒され

もえちゃんとひたすら「すごいね」「ほんまにすごいな」と連呼しながら観賞していました。
最後に、「共鳴都市」という固定観念を打ち砕かれる球体の建築物の模型が出現!

中に学校、オフィス、お店などが備わる未来都市のあり方として、藤本さんと、コメンテーターとしてもおなじみの慶應義塾大学教授の宮田裕章さんが考案したものだそうです。
パッと見た時、その先進性に何百?年も先の建築のように感じましたが、
おそらく藤本さんの中では「見えないくらい遠い」未来ではなく、先になったとしても本気で「実現の可能性が感じられる」未来。
空想ではなく本当にこういった建物ができる未来が訪れるかもしれないと想像すると、なんだかワクワクしました!そしてこのワクワクした瞬間、万博の空気感がふっとよみがえりました。
未来は「こうありたい」「こうしたい」と思う方向に動いていく。
自分も流されるのではなく、思い描いた未来に向かって毎日少しずつでも進んでいきたいな、と明るい気持ちになって、会場を後にしました。
もえちゃんのおかげで、展覧会デートの醍醐味を実感♪
展覧会後は、スタバでお茶をしながら感想を言い合ったり、近況報告の続き。
そうしているとあっという間に時間は過ぎてしまい、名残惜しくもまた日比谷線六本木駅でおわかれしました。
「藤本壮介の建築 原初・未来・森」展は、展示内容の面白さもさることながら、今回もえちゃんと一緒に行けたことで2025年トップレベルに私の心に残る展覧会になりました♪
普段展覧会は1人で行くことが多いのですが、
「すごいね!」「これ面白いよ!」と人と感動を共有したり、万博に詳しいもえちゃんならではの視点の感想を聞きながらの観賞は、作品に感銘を受けるだけでなく「展覧会に行った」体験自体が大切な思い出の1つになるんだなぁとしみじみ感じました。

また展示内容についても、タイトルにあるように「原初・未来・森」を全て肌でビシバシと感じられる展覧会だったと改めて納得。
建築について全く知識のない私にとっても大変面白く、建築物が私たちの生活、そして未来を変える可能性に満ちていることを実感しました。
日本、そして世界中のいたるところに藤本さん設計の建物があることを知ったので、今度からは行く先々で「おもしろいな」「素敵だな」と思った建物があったら、建築家のお名前も調べてみようと思います♪
もえちゃん♡楽しい時間をありがとね~!!!

053 - ブルー
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊
38歳/夫・息子(9歳)・娘(5歳)/料理部・美容部/岡山県出身・神奈川県在住。パン屋さんめぐり、旅行&お土産を買うこと、美術鑑賞(特にゴッホの作品)が趣味。きれいめカジュアルを軸に「自分にとって心地いいファッション」を模索中。子どもたちとのお出かけ&旅行、おいしいもの、ファッション、自分の心が動いた出来事。丁寧な生活とはほど遠いバタバタな毎日の中で見つけた「あ、これいいな」と感じたものを、皆さんと共有したいと思います。3年目もどうぞよろしくお願いします!身長156cm&イエベ秋。
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053 ブルー