【沖縄】まぼろしのお芋「みやななご」を食べた日 TB icoco
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2025.11.01 更新日:2025.11.11
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なぜこんなに食に興味があるのか、自分でも謎なんですが見たことない食材を発見すると、「不味いかも?」と考えないようにして、“とりあえず食べてみようか精神”が勝手にスイッチが入ります。このご時世、上がらない給料にエンゲル係数だけ上げてどうするの!と嘆きたくなりますが、本日もまた、珍しいブツ(さつまいも)を確保いたしましたので、日本を代表するファッション誌「LEE」の世界観にたぶん1ミリも寄り添っていないであろう、ほくほく(芋だけに)なお話をしたいと思います。
「みやななご」とは

戦後の食糧難の時代、宮古島で栽培され、沖縄の食卓を支えていた在来種「みやななご」。ところが、その後どんどん新しい品種が出回ったことで栽培されなくなり、いつしか“幻の芋”になってしまったそうです。ところがどっこい。竹富町・黒島の、とある民家の畑の片すみで、ひっそり自生していた1株が発見され、そこからまさかの復活。まるでドラマの伏線回収みたいな奇跡の芋ではありませんか。しかも、専門機関じゃなくて、民間レベルで細く長〜くつながれてきたという事実。これ、けっこう胸アツ(個人の感想です)。
「みやななご」どう調理した?

以前買った「宇宙芋」という珍しい芋を盛大に手こずり、だいぶ失敗した苦い思い出があるので、今回は安全パイを取りにいき、まずは「蒸し」で様子見。ひとまず第一関門は無事突破。

次戦は、片栗粉をサッとまとわせて型崩れガード。いよいよ本格戦に突入です。

そして最後は、どうやっても美味しくなる最終兵器・素揚げへ。無事ゴールイン!くぅー!
気になるお味は?

素揚げの“最終兵器”のおかげで、初対面とは思えないほど距離が一気に縮まりました。外はカリッ、中はほろっと優しい甘みが広がって、「え、これ本当に在来種!?」と二度見したくなる美味しさ。クセがないのに、しっかり個性はあって、ちょっと上品な田舎の子って感じ(伝わる?)。またどこかで出会えますように。ごちそうさまでした。
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会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
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