雪の知らせと、秋の香り。カナダで松茸祭り。
日本でも「初雪」の便りが聞こえてくる季節。
我が故郷、札幌でも雪が降ったと聞きました。

ここカナダの街でも、ちらちらと雪が舞った10月のある日——
今年も、松茸祭りを開催しました。
昨年は大豊作。友人が松茸狩りでたっぷり収穫して、お裾分けしてくれた秋のごちそう。
今年も密かに期待していたのですが……
今年の山は、ちょっと静かめだったようで。
「残念ながら、おこぼれはなし」とのこと(涙)。
でも、「やっぱり松茸は食べたいよね」の気持ちは全員一致。
食いしん坊仲間5人でアメリカ産松茸を2パック購入し、『手に入れたからには盛大に!』と、今年も恒例の松茸祭りを決行しました。
気になるお値段は…
1パック 29.99カナダドル。
レートにもよりますが、日本円でおよそ3,300円前後(※1ドル=109円換算)。
2パック買って、5人で割れば 1人あたり約12ドル。

しかも、1人1本ずつ余った松茸をお土産に持ち帰れたので、
「これはなかなか悪くない投資だったかも?」と全員満足顔でした(笑)。

私の松茸メニューは、こちらの4品。
- 香りがたまらない 松茸ご飯
- ほっとする味の 松茸のお吸い物
- シンプルが一番! 松茸の酒蒸し
- こってりジューシーな 松茸の豚肉巻き
どれも「切って、火を入れるだけ」レベルの簡単メニューですが、素材が良いとそれだけで立派な一品に。




友人たちの持ち寄りも、秋色のごちそうづくし。
- カリッと香ばしい いかげその揚げ物
- 香り豊かな ぬか漬け
- じゅわっと美味しい 揚げ豆腐ステーキ
- ほっこりやさしい ひじきの煮物
- まろやかで甘みのある かぼちゃのスープ
- とろ〜りあつあつ かぼちゃのグラタン


そして、デザートもあるのです。

テーブルの上は、すっかり『カナダで味わう日本の秋』モードに。
食卓の色合いまでもが、どこか温かくて、どこか懐かしい気持ちにさせてくれました。
翌日も、松茸の余韻を楽しむ。
何が楽しみって、次の日も残ったもので1人松茸祭りの余韻を楽しめること。

食べきれなかったお吸い物にオートミールと卵を加えて、やさしいお雑炊に。
松茸の香りがしっかり染み出したスープは、身体にしみわたるような美味しさ。
そして、余った松茸は
・にんにく&バターで炒めた 松茸パスタ

・贅沢に投入した 松茸すき焼き

と、最後の最後までしっかり堪能しました。
おいしいものを囲んで笑い合える時間は、やっぱり最高のごちそう。
また来年も、こんなふうに季節の恵みを分かち合えますように。
016 - Umi
教育系 / カナダ / LEE100人隊
48歳/夫(ポーランド人)・娘(12歳)/手づくり部・料理部・美容部/気づけば、カナダ暮らしも20年。3年目のLEEラストイヤーは、心豊かに、彩りゆたかに。旅やネイル、ワークアウト、発酵生活やおいしいものを通して、海外にいても心の余白を大切に。「丁寧に」、そして「笑顔で」。少しの冒険心とユーモアを添えて、多面的に進化していけたらと思います。読む人の心に、ぽっと灯りがともるような瞬間を届けられますように。パーソナルカラー:イエベ秋 顔タイプ:エレガント 骨格:ナチュラル。
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