こんにちは。031acchaです。
今年は、5年に一度の、
ショパン国際ピアノコンクール、
通称・ショパンコンクール開催の年。
今、そのYouTube鑑賞にハマっています。
と言っても、私は別に
クラシックに詳しいというわけではないので、
悪しからず。汗
けれど、素人の私でも楽しめる要素が
たくさんあるコンクールなのです。
思いっきり素人目線で恐縮ですが、
(需要あるのだろうかと思いつつ…)
その魅力をシェアさせてください。
きっかけは5年前のコロナ禍と、YouTuberピアニスト角野隼斗さん
5年前、突然に始まったコロナ禍。
ふいに家で過ごす時間が増えた頃です。
その頃、どんどん注目が高まっていた、
YouTuber「かてぃん」さんこと、
ピアニストの角野隼斗さんが好きで、
彼が、かのショパンコンクールに
挑戦する、ということが、
このコンクールに興味を持つきっかけでした。
ショパンの故郷であるポーランドで行われる、
世界三大音楽コンクールの一つ。
第1〜3ステージ、そしてファイナルの段階を経て、
最終的に上位6名の入賞者が決定します。
前回、角野さんは予備予選を通過して、
第一次・第二次と通過。
異色の経歴を持つ角野さんの快進撃は、
大変注目を浴びました。
残念ながら3次予選で落選となったのですが、
その頃にはすっかりこのコンクールの虜となった私です。
ちなみに、なんと今は、
このステージのファイナルの真っ最中!
同じ曲を、違う演奏者で・ピアノで聴き比べられる。
このコンクール、
素人でも楽しめるポイントは、
①YouTube生配信がある。
②同じ曲をいろんな演奏者が弾くので、演奏者による違いが分かる。
③使用ピアノが5台あり、ピアノ自体の音色の違いも楽しめる。
だと思っています。
素人でも楽しめるポイント①
①YouTube生配信がある。
このYouTube配信、
クオリティがとにかくすごいです。
カメラの台数・アングル・音など、
とにかくクオリティが高くて、
映像としても美しく、
会場の臨場感までが伝わってきて、
配信でも十分に感動します。
残念ながら、時差の関係で、私は
リアルタイムでは追えないのですが、
ちゃんとアーカイブも残されます。
(翌日くらいには演奏者ごとに
視聴ができるように、
編集されてアップされます。)
この同じ条件の映像下で聴き比べられるので
素人の私でも聴き比べができるというわけなのです。
素人でも楽しめるポイント②
②同じ曲をいろんな演奏者が弾くので、演奏者による違いが分かる。
ショパンコンクールはショパンの作品から、
ステージごとにさまざまな条件のもとで
演奏曲を決めるのですが、
曲がかぶることが多いため、
同じ曲の演奏者ごとの違いを鮮明に感じる
ことができます。
演奏曲については、演奏者ごとに
インターネットに掲載されているので、
その中から知っている曲を選んで、
演奏者ごとにそれだけを聴くことも。
同じ曲だけを演奏者ごとに聴くことで、
自分の好みを知ることもできます。
小学生の娘も一緒に、ちょっぴり鑑賞。
短めの曲であれば、
子どもも飽きずに聴いてくれ、
その違いについて、
こっちのピアニストはゆっくり、
とか、柔らかい、とか、
同じ曲について、
自分以外の誰かの感想をシェアできるのも
楽しいです。
(最初から聴くよと言わず、自然に流しておくのがポイントです。笑)
子どもの感性に少し触れられる気がします^^
素人でも楽しめるポイント③
③使用ピアノは5メーカー。ピアノ自体の音色の違いも楽しめる。

なんと舞台の下からピアノが出てきて、歴史あるホールですが、舞台はハイテクなのだとびっくり。
演奏者は事前に5台(5メーカー)の中から
好みのピアノを選ぶ形式となっていて、
演奏者の違いだけでなく、ピアノ自体の
音色や響きの違いも感じることができます。
同じような作りのはずのピアノでも、
メーカーによって、こんなにも音色・
響きの特徴が違うのだと分かるのも
面白いポイントの一つです。
ちなみに、この5メーカーのうち、
日本のメーカーは2つ、カワイとヤマハ。
誇らしいですよね〜!
現在ファイナルの真っ只中!11人のファイナリストのうち、2人の日本人ピアニストが!
さてさて、今現在まさに
ファイナルの真っ只中で、
私が一番好きなのがファイナルです。
11人のファイナリストが、ピアノ協奏曲を
オーケストラと共に演奏します。
3~4人ずつ、3日間に分けて行われます。
課題曲であるピアノ協奏曲は
第一番・第二番のどちらかから選択。
ということは、
合計2種類しかないということで、
とても聴き比べやすいのです。
さらに今年からは、この協奏曲の前に、
独奏で「幻想ポロネーズ」も演奏するルールに。
これはこの一曲指定なので、聴き比べには
もってこいです。
同じ曲でも一人ひとりテンポや音色、
目立つフレーズなども違うから不思議で、
独奏であれば、納得できる気もしますが、
オーケストラでも、全く違うのが驚きです。
演奏者は指揮者と事前に打ち合わせ・
リハーサルを短時間行うらしいのですが、
そのちょっとの時間でも、「こんなにも
ピアニストによってオーケストラの演奏って
変えられるんだ!」という、
ここもお楽しみポイントの一つ。

指揮者やオーケストラの方々は
この緊張感のもと、
何度も同じ曲を演奏するのだから、
本当にすごい。
日本人ファイナリストの2名の演奏も必見!
ファイナリスト11名のうち、日本人は2名。
進藤実優さん、桑原志織さんです。
進藤さんは昨晩演奏済みで、
桑原さんは11番目のトリを飾ります。
今回、進藤さん、桑原さんは共に
ピアノ協奏曲の第一番を選択されているので、
独奏・協奏曲とも全く同じ曲目。
このお二人だけでも聴き比べるのもありです^^
(桑原さんの演奏は明日の未明。
翌日にはyoutubeでアーカイブが残されます。)
純粋な音の響きとこれまでの努力に胸が打たれます。
どの演奏者も今回の演奏のために、
どれだけの時間を費やして練習してきたのだろう。
その気の遠くなりそうな努力が
結晶となって垣間見える瞬間が本当に尊くて
繊細な音色と共に、心が浄化されるような、
力が呼び起こされるような、
そんな気持ちになります。
残り一日。
そして、そのあとの審査結果発表、
エキシビジョン的な入賞者コンサートも
これからいよいよ山場。
引き続き、今年ならではの
芸術の秋を楽しみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
031 - accha
カラーコーディネーター / 東京都 / LEE100人隊
41歳/夫・娘(13歳・11歳)/手づくり部・料理部・美容部/福岡出身。ファッション、雑誌を読むこと、読書、インテリア、お茶……日々の暮らしを彩るモノやコト、そして暮らしを快適にすることが大好きです。156cmの身長、ベーシックとトレンド、差し色、バランスのよいファッションができたらと心がけています。日々のストレスは野球観戦とバイオリンで発散。。子どもたちの手が少しずつ離れはじめた今、「丁寧な暮らし」に近づくため、時間・モノと上手に付き合いたい隊員2年目です。
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031 accha