【読書】育ち盛りの子どもの栄養が気になる「子どものしあわせ栄養学」

LEE世代の皆さんの中には、育ち盛りのお子さんがいるというご家庭が多いと思います。私も小学1年生の男子を育てる母。日々育児に邁進する今日この頃ですが、あんまり料理が得意ではないし「はたして、私の作るご飯でちゃんと必要な栄養を取れているのだろうか？」と不安になることがあります。食物からとる栄養は、体だけでなく心も育てるとのこと。子ども時代はたった一度きり、きちんと成長のための栄養を与えられるかどうかは自分にかかっている！？と思うと、やや重荷にも感じるものです。
そんな不安な親心に寄り添ってくれる本が、管理栄養士でYoutubeチャンネルでも活躍されている あこ さんの本です。

管理栄養士 適食アドバイザー　あこ

強い体とストレスに負けない心を手に入れる！

子どものしあわせ栄養学

最新の栄養学に基づいた情報をYoutubeで惜しみなく発信してくださっているあこさん。Youtubeで最新の動画が上がると、チェックしています。著書はいくつかあるようですが、今年8月に発行された最新の本がこちら。栄養の基本、絶対に押さえたい7大栄養素の他、お悩み相談や簡単に作れるレシピも掲載されています。

栄養に関する知識だけでなく、3歳〜14歳までの年齢別食事量が見える化されていたり、おすすめの冷蔵庫の中身や常備ストック、出すだけでOKな市販品の紹介、お菓子との付き合い方・・・などなど、リアルな子育ての中ですぐに実践できる情報が多いです。そして、抽象的ではなく具体的にどうすればいいのか？が丁寧に書いてあります。あこさん自身が子育て中のママさんだからこそ、寄り添ってくれる言葉もたくさん。

今は小さい子どもも日々成長し、少しずつ手が離れていきます。先輩ママさんからは「そのうちご飯を作ることしか、やってあげられることがなくなる」なんて聞くこともありますが、本当にそうかもなぁ。そして、息子にご飯を作ることもだんだん少なくなっていく。そう思うと、できる範囲だけど自分なりに、自分も楽しんで、日々のごはん作りに励みたいなぁと思うのでした。

092 みちる