こんばんは、009 ぴの です。
読書の秋ですね。
隙間時間に本が読みたいと思いながらも、その隙間時間にもなかなか読むことができないので、最近はお昼休憩に読んでいます。
お昼休憩は目を休めた方がいいのかな?とも思いますが、本を読むことで、その世界観に浸り、結果その時間は現実(仕事)から離れることができるので…気持ちのリフレッシュになっているようにも感じられます。
恩田陸 著「七月に流れる花/八月は冷たい城」

「七月に流れる花」という話と、「八月は冷たい城」というの2つの物語が1冊にまとめられています。
この2つの物語。主人公などの登場人物は異なりますが、舞台は同じ。なので続けて読まれた方が面白いかと思います。
とにかく美しい装丁

見てください、この装丁。すごく綺麗~♡。
北見隆さんという方がカバー装画・デザインされています。
装画を見ただけで、どんな話なんだろう?とワクワク♪
恩田陸さんの人気作品「理瀬シリーズ」でも北見隆さんの装画がまた美しいんです。恩田陸さんのミステリアスな作品の魅力を更に引き出している…そんな気がします。

↑ちなみに理瀬シリーズはこのような装画です。こちらのシリーズの世界観はまた美しくミステリアスです。この理瀬シリーズについてもいつかご紹介できればなぁと思っております。
ザ!恩田ワールドな世界
恩田陸さんの小説を読まれた方はお分かりいただけるかと思いますが、今回読み終えた「七月に流れる花/八月は冷たい城」の物語も恩田ワールド全開の作品でした。
恩田陸さんの本は、「夜のピクニック」や「蜜蜂と遠雷」などの青春系も人気ですよね。それらももちろん魅力的な本ですが、わたしはミステリアスやファンタジー要素のある今回の「七月~」の本だったり、先ほど紹介した理瀬シリーズ等の世界観の小説も大好きです。
怖い感覚や物悲しい気持ちの中にも人のあたたかさを感じたり、ファンタジーのようだけどリアルさもあるんです…(読んでいただけたら分かっていただけるかと…)
「七月に流れる花」と「八月は冷たい城」。この2つの物語、それぞれ1冊でも発刊されているようです。もしそれぞれの2冊の本を読まれる場合は、「七月に流れる花」から先に読まれるほうがいいかと思います。
それぞれのお話も長くないこともあるのですが、何よりこの不思議な世界感に惹きこまれますので、思ってたより短い時間で読み終わることができました。
タイトル通り、七月と八月が舞台の話です。読み終えたのは先月九月だったのですが、どこかの遠い世界でこのような出来事があったのかもなぁ…としみじみ感じました。
まだまだ読みたい本がたくさんあります。一度読み終えた本もまた読みたくなったり、読んだことのない作家さんで気になる作品も多いです。時間が足りない…!!
今年はあと何冊読めるかな~?素敵な本に出合えたらまた紹介させてくださいね。
全て個人の感想です。どなたかの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
009 - ぴの
会社員・お菓子屋手伝い / 鹿児島県 / LEE100人隊
44歳/息子(15歳)/手づくり部・料理部・美容部/時間があればおいしい店、おしゃれなカフェめぐりに行きます。ちょっとした難病持ち。病気をきっかけに自分の身体と心を大切に思えるようになりました。趣味は他にバスケ鑑賞、読書、ドライブなどなど。プチプラコーデ多め。2年目もよろしくお願いいたします♡身長155cm。
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