10月17日は「沖縄そばの日」！崎濱製麺さんに行ってきました TB icoco

今日はちょっとした沖縄トリビアをご紹介。迫る10月17日は「沖縄そばの日」です！沖縄県民にとっては定番のソウルフード「沖縄そば」。県外の人でも、観光で食べてハマったという方は多いんじゃないでしょうか。その由来をたどると、明治時代以降に中国から伝わった「支那そば（しなそば）」の影響があるとされています。また、日本全体で長くて汁に入った麺料理は「そば」というイメージがあったことも理由のひとつだそう。つまり、「そば」という言葉は、料理の形や見た目を表しているだけで、原材料とは関係ないんですね。“そば粉”が入っていないのに「そば」と呼ばれる、ちょっと不思議でおもしろい存在かもしれない、それが「沖縄そば」。

沖縄そばの店「 崎濱製麺 （サキハマセイメン）」

少し前に恩納村にある崎濱製麺さんに行ってきました。

入り口に設置された受付で手書きのセルフ受付を行い、あとは呼ばれるまで待機。

待っている間、しばしお庭を探索。土の温かみを感じるやちむん（沖縄の焼き物）で作られたマカイ（丼）は、沖縄そばやご飯ものを盛る器として日常的に使われています。

店内へ！

名前を呼ばれたらいよいよ入店。この日は、窓際の席に案内されました。やわらかな日差しが入ってきて、落ち着いた雰囲気。

どれもおいしそうで本気で迷う…！

種類が豊富で、それぞれに惹かれるポイントがあって悩みます。てびち（豚足）のトロトロ感も気になるし、三枚肉の定番感も捨てがたい…。

そうそう、本日のおすすめに載っていた「沖縄かまぼこ」、わたしもよくスーパーで買っています。そのままでも美味しいし、炒め物に入れても◎。シンプルだけど、しっかり味があって、冷蔵庫に常備しておくと便利なんですよね〜。

注文は弾けなくても弾かねばならぬ「サンシン」で

沖縄の伝統楽器、三線（さんしん）はお店の空気をぐっと盛り上げる大切な存在です。たとえ初心者でも、お店の方に注文やお知らせを伝えたいときは、この三線を弾いて知らせるんです。あぁ、わたしもいつか「まさとし先輩」（←只今人気沸騰中の沖縄芸人さんの人気キャラクターです）のように、頭に三線を乗っけて弦を見ずに、踊りながら弾いてみたい（笑）。

注文した品を待っている間、ふと店内を見渡すと、どこか懐かしい沖縄の雑貨や小物がさりげなく飾られていました。古き良き沖縄の民家の雰囲気を感じられて、なんだかホッとする空間です。

実家にもたくさんあった琉球人形や泡盛を貯蔵・熟成させるための大きな陶器の壺「カメ」や酒器なども飾ってありました。

いろいろまんべんなく食べたい人にぴったりの「Aセット」

こちらを注文しました～。沖縄そばにジューシー（炊き込みご飯）、さらに小鉢もついて大満足の内容。

沖縄そばは一見シンプルですが、地域やお店ごとに味や具材、麺の太さが違います。自分好みの一杯を見つけるのも醍醐味のひとつですね。ちなみに私は子どものころから、カツオ出汁が効いたシンプルな沖縄そばが好きです。

じゅーしーには、お麩（珍しい！）や刻み昆布、島ニンジンなどが入っていて、独特の味わいがあり、お店のオリジナリティを感じさせてくれました。

小鉢は豆腐（野菜？）ちゃんぷるー。あっという間に全部食べて大満足！おうちで作って食べる沖縄そばも良いけど、専門店で味わうおいしい沖縄そばはまた格別なのです。

明日は「沖縄そばの日」。県内いろんなところでイベントも開催されるみたいですね。スーパーでもいつもより豊富に沖縄そば関連商品が並んで盛り上がっていそうです。我が家も沖縄そばをたっぷり満喫ししようと思います。

お店に行く際は、時間に余裕をもって伺うのがおすすめです◎焦らず、よんなーよんなー（ゆっくりゆっくりね）

*撮影許可頂いています。ありがとうございました！