家計管理歴はそれなりに長い私。
予算を立て、固定費をチェックし、家計簿もつける——。
それでも、最近の物価高で予算オーバーが続き心がざわつくばかり。
「もうどこを削ればいいの?」「この先大丈夫なのかな…」と、焦りと不安が膨らんでいました。
悩んだときはとにかく本を読む!
そんなときに手に取ったのが 麻衣子さんと学ぶ正しい家計管理。
正直、最初は「初心者向けかな?」と思っていたのですが、
読み終えたときには、長年家計を管理してきた私の心にも深く響く言葉がたくさん残っていました。
「お金は、やりたいことに使うためのもの」
予算=我慢して守る、となりがちですが、本来、予算とは“我慢”ではなく、「叶えたい暮らしのため」に組むもの。この視点に立ち返った瞬間、肩に力が入りすぎていた家計管理が、ふっと軽やかになったのを感じました。
「予算は数字じゃない、家族の夢が詰まっている計画表」
この一言が、私には一番響いたかもしれません。家計管理を長く続けていると、いつの間にか数字にばかり目がいってしまいがち。でも本来、予算は「家族がどんな未来を描きたいか」の縮図なんですよね。
外食も、旅行も、習いごとも。
それぞれの支出の裏には、家族の“楽しみ”や“小さな夢”がある。
そう思うと、家計を整えることが少しワクワクするものに変わりました。そして改めて家族で、「どんなことをしているときが幸せ?」「どんなことにお金を使いたい?」と話し合い、改めて家族の今の幸せを知り、方向性が見えました。
具体的なステップで「焦り」が「行動」に変わる
この本が素晴らしいのは、気持ちを前向きにするだけではなく、
初心者でもベテランでもすぐ実践できるステップがしっかり描かれていることです。
- 固定費と変動費を整理
- 支出を“見える化”
- 予算は「削る」ではなく「配分する」
物語のように話が進んでいき、主人公は家計管理に悩む主婦なので共感するポイントも多く、自然と「やってみよう」という気持ちになれると思います。
わが家の実践:「貯蓄をちょっと“緩める”」という選択
今、わが家はちょうど教育費がかかる時期。
これまでは「貯蓄ありき」で予算を組んでいましたが、
本を読んでからは、思いきって貯蓄目標を少し“緩める”ことにしました。
将来の安心も大事。でも「成長期はしっかりたくさん食べてほしい」「家族4人で過ごす時間があとわずか」という思いもあって「家族の今」も同じくらい大事。
そのための柔軟な予算の組み方を、前向きに考えられるようになったのは、この本のおかげです。
家計に悩む初心者の方にも、ちょっと疲れてしまったベテランさんにも、心からおすすめしたい一冊です!
TB - あお
会社員 / 埼玉県 / LEE100人隊トップブロガー
39歳/夫・息子(14歳・8歳)/フルタイムの会社員、ワーママ歴は13年目に突入。39歳でリモートワーク中心の会社に転職しました。平日はとにかく質素に疲れないように過ごし、土日は子ども達の試合を見に行ったり、カフェに行ったりアクティブに過ごしてます。趣味は読書、料理、インテリア。特技は家計管理。日々、自分の心と身体を整えるために、ジャーナリング、読書、ヨガ、ウォーキングや筋トレに勤しんでいます。骨格ストレート、イエベ秋。身長153cm。
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