大阪・関西万博、行けるのかどうか悩んでいるうちに秋になり、気がつけばあと一週間で閉幕というこの時期にきてしまいました…。
建築には全く詳しくないものの、観るのは好き。大屋根リングだけでも観たかった!というのが心残りです。
藤本壮介の建築:原初・未来・森
万博には行かれなかったけど、六本木ヒルズの森美術館では、万博の会場デザインプロデューサーを務め、大屋根リングを設計した建築家・藤本壮介さん初の大規模個展「藤本壮介の建築:原初・未来・森」を開催中。
先日、小3・次男と2人で行ってきました。

六本木ヒルズ森タワーにある森美術館。52Fまではエレベーターで、エスカレーターで53Fへ登ります。
入館料が中学生以下は無料!平日(振替休日でした)でも、思っていたより親子で訪れている方も多かったです。一般もオンラインの方が、当日窓口より少しお安いので事前購入がおすすめです。
模型がずらり『思考の森』
入場して最初のエリア、『思考の森』。天井の高い広い部屋には、世界各地でのプロジェクト約30年分の模型が100以上!

大屋根リングでぐっと注目度が上がった藤本さんですが、手がけてきたプロジェクトは個人邸宅に図書館、商業施設、と多岐に渡り、ひとつひとつ見ているだけでわくわくします。

レゴやマインクラフトが大・大好きな次男!

「これすごいねー!」とか「こんなお家住んでみたいねー」とか、2人で話しながら、想像が色々と膨らんで楽しい。この部屋だけでかなりの時間を費やしました。


身近なところでは、横浜にあるUNIQLO PARKも手がけられています。




絶景も観られる『あわいの図書室』

白い椅子が並ぶこの部屋は、藤本さんの建築に関係するテーマの本が置かれたブックラウンジ。53Fからの絶景も眺めることができます。
最近来るのは昼間ばかりだけれど、六本木ヒルズから見える夜景は本当に美しく、特にここから見る東京タワーが好き。

大きな大屋根リング『開かれた円環』
そして、万博のシンボル・大屋根リングの5分の1サイズの大型模型!このスケールでも大きい!!ので本物はきっと、想像を超えるものなのだと思います。



大屋根リングの建設に使われている「貫」の紹介も。柱に穴を開け、そこに木材を通して、くさびで固定するという伝統工法で、こちらのくさびの模型は実物大だそうです。

壁一面にたくさんのスケッチや図面も飾られてありました。


ちなみにこのミャクミャク、次男のお友だちからの万博土産。何だか変わったキャラクター!と思っていたのに、だんだん可愛く見えてきたので不思議です。
建築がおしゃべり♪『ぬいぐるみたちの森のざわめき』

さらに面白かったのは、藤本さんの代表作がぬいぐるみになっておしゃべりする展示!ふかふかのぬいぐるみたちは建物の特徴を捉えていて、動きもまた可愛い。建築物同士、お互いについて話し合うトークの内容が面白く、その建築についてもっと知りたくなりました。



『未来の森 原初の森』
最後のエリアは、未来都市の提案。住居や学校などが収まる球体が集まり、コミュニティを形成。まるで映画の中の世界のようです。



小さい頃からレゴばかり、最近はマイクラで色々な建築物をつくることに夢中な次男。建築の世界に触れて、何か興味が広がればいいな、という期待もほんの少しあったので、展示に純粋に興味を持ち、刺激になった様子に、来て良かったなと思いました。
遊びスポットも好きだけど、博物館や美術館も大好き。子どもたちが生まれて、一緒に訪れる楽しみが増えました♪

『藤本壮介の建築:原初・未来・森』は11月9日(日)まで。
ところで大屋根リング、一部保存が決定したそうで、“リング”の状態ではなくともいつか観に行きたいです♪
*撮影・掲載の許可をいただきました。
私が行きたいところを一緒に楽しんでくれる次男はいちばんの遊び相手♡
010 アイコ
010 - アイコ
教育系 / 東京都 / LEE100人隊
47歳/夫・息子(15歳・9歳)/手づくり部・料理部・美容部/男子2人に振り回されながらも、それがけっこう楽しい毎日。インテリアはシンプル派、ファッションはモノトーンメイン。“好き”のある暮らしを大切に。子どもとのお出かけ、日々の素敵な発見や心動く出会いを、みなさんと共有できれば嬉しいです。LEE100人隊2年目もよろしくお願いします。NY育ち・身長156cm。
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