こんにちは、023 しーです。
娘にかつて読んでいた、思い出いっぱいの絵本たち
「娘のために」という名目で私が楽しんでいた読み聞かせですが、娘が小学生になり、絵本を読む機会はほとんどなくなってしまいました。
でも、絵本の話がしたい!
そんな私の読み聞かせ記録です。
今回のテーマは、子どもの世界
子どものときには、大人とは違う考えや見えていたもの、いつの間にか忘れてたりしませんか。
そんな、子どもの世界を少しだけ思い出せるような2冊です。
子どもの”やってみたい”の力
作 ふくざわゆみこ
ぎょうれつのできるレストラン

両親が木の上でレストランを営む、フクロウの子どもポーとその木の下に住むモグラさんのお話です。
ポーの料理をしたい気持ちを起点にして、モグラさんとモグラさんのおいも、そして他の最終的には他の動物たちの力を借りて、”ぎょうれつのできるレストラン”が完成していきます。
ポーの両親もはじめはポーに料理はまだ早いと言うのですが、
子どもの力ってみくびられがちですよね。
私も子どもの頃、あなたには無理って言われた経験があります。
なんで?って思うけれど、言い返す術もなくて無理なんだろうな、と考えたり。
ポーは、そんな大人の言葉を跳ね返す力を持っていて、モグラさんはじめ、森の動物たちの協力を得ながら、夢を実現していきます。
子どもって、純粋に自分の力を信じることが大得意。
大人になると、なぜかその自信を失ってしまうけれどあの頃の自信を少し取り戻したいな、
そして、娘の力も信じてあげたい、なんて考えた絵本でした。
また、ふくざわさんの描く料理は、絵本を読んでいるだけでヨダレが出そうな美味しそう。
動物たちの愛らしさも魅力です。
子どもにだけ訪れる日常
作:エルサ・ベスコフ 訳:いしいとしこ
おりこうなアニカ

娘が図書館で何度も何度も借りるので、最終的に購入を決めた絵本です。
アニカが「こんないい子は現実にいない!」と言いたくなるほどいい子。
そんないい子の彼女の内面に反して、仕草や行動に子どもらしい可愛さがあって、私も大好きな1冊です。
普通の女の子、アニカの日常を描くストーリーなのですが、唯一、非日常として小人が登場します。
素人の私なら、小人の話をメインに描いちゃうと思いますが、この絵本の面白いところは、小人の登場ページが決して多くはないこと。
かといって、それまでの出来事が小人登場へ繋がっているか、と言われるとそうでもない。
小人が去ってからも、特別なことは起きないのです。
その小人がアニカの日常に溶け込んでいて、現実味があるから不思議です。
子どもの世界って、現実と想像がまぜこぜになるような楽しさがあったよな、と思える絵本です。
秋の夜長に読み聞かせ
寝る前に、絵本を読みかせられた時代は、本当に幸せだったな、と思います。
今夜は無理矢理、読み聞かせちゃおうかな。
ではー。
023 しー
023 - しー
主婦 / 奈良県 / LEE100人隊
43歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/山も谷もない人生ですので、日々の何気ない出来事、自分の好き(読書、コーヒー、植物など)を綴っています。大好きな布小物作りについてや下手なりに作る料理もたまに。趣味でもあるお出かけは、美術館・博物館巡りなどの文化系が多めです。非日常の旅行もたくさんアップしていきたいです。ファッションは、低身長・40代のおしゃれを鋭意勉強中!LEEを通して、成長していきたいです。
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