【軽度難聴の30代ママ】補聴器のかわりにAirPods Pro 2を使っています。（後編）

こんにちは、TBふわふわです。

さて、前編の「受診のきっかけや軽度難聴で困っていること」に続いて、

後編「補聴器とAirPods Pro 2の使用感」を書いてみたいと思います。

補聴器を体験してみてどうだった？私の感想

総合病院の耳鼻科で軽度難聴の診断を受けたあと、

同じ病院の補聴器外来を予約し、

再度の聴力検査を経て調整済みの補聴器を受け取り、

１ヶ月間レンタルさせていただきました。

（この聴力検査、学校のとは訳が違うので、大人３人くらいに囲まれて受けるんですよ〜）

１ヶ月補聴器を使用して感じた私の感想を、良い点と困った点に分けて書き連ねてみます。

補聴器の良い点

1. 音がクリアでよく聞こえる
2. 軽いしイヤホンが小さいので、長時間つけても耳への物理的負担が少ない
3. 耳が聞こえづらいのが、何も言わずとも周囲に伝わる

補聴器の困った点

1. 価格！難聴であれば補助が出るそうなのですが、軽度難聴は対象外なので全額自己負担。中価格帯のもので片耳20〜30万程度はするんです。ハイブランドのピアス級です。
2. 定期的なメンテナンス（クリーニングや聞こえの微調整）のために、２ヶ月に一回程度の頻度で指定の店舗に行く必要がある
3. 聞こえる音が増えるので、脳がかなり疲れる。
4. ケースが嵩張るし、まぁまぁ可愛くない

こんな感じです。

困った点の3について太字にしたのは、

AirPods Pro 2と共通で、かつ大半の人がご存知ないから。

それまで聞こえない音に脳が慣れるまでは、本当に疲れます。

でも、慣れるしかないから着けるしかない。

ここは補聴器類を使う際には、超えなければならないハードルです！

（そしてお医者さん曰く、ここで挫折して使わなくなる人がとても多いとのこと）

次は、AirPods Pro 2 の聴力補助機能の感想を書いてみますね。

AirPods Pro 2 の聴力補助機能を使ってみてどうだった？私の感想

そもそも、AirPods Pro 2 と最新の3に聴力補助機能があるのって、

世間での認知率は何%くらいなんでしょうか。

少なくとも私は知らなくて、

お医者さまに「結構いいよ！軽度難聴ならこれでもいけるかも」と勧められた時、

とても驚きました。

細かい設定や説明をすると、１~２記事分のボリュームになってしまうので、

今回はそちらは割愛して、感想だけを書きますね。

AirPods Pro 2の補聴機能の良い点

1. 価格！概ね3万円で手に入る（ただ、最新モデルの3は4万円寄りのご様子、、、）
2. 音質も◎。補聴器にひけを取らないレベルで音が聞こえる
3. 手元のiphoneで、自分のニーズに合わせて聞こえ方をカスタマイズできる
4. ケースが可愛い♡
5. 「iphoneを探す」機能でケースの所在地が分かるので、安心感がある

AirPods Pro 2の補聴機能の困った点

1. 見た目がイヤホンなので、周囲からの印象が気になる。補聴器代わりに使っていることは、まず伝わらない
2. （私個人の問題ですが）補聴器よりやや重く、仕事で数時間つけていると耳が痛くなるときも
3. iphoneとのBluetooth接続ありきなので、スマホと5m以上離れると不安定になる
4. 代用品が見当たらないので、いつまでApple社がこの機能を搭載したイヤホンを発売してくれるのか、うっすらとした不安がある。
5. 聞こえる音が増えるので、脳がかなり疲れる。

AirPods Pro 2の一番の課題は、私の場合は「周囲からの印象」でした。

イヤホンつけた状態で子どもの教室に現れるお母さん、、、？？

イヤホンつけながらPCを叩くアルバイトのおばちゃん、、、？？？

なんか結構ロックな印象では？？皆さんどう思われます　笑？

補聴器かAirPods Pro 2か。どちらを選んだ？

記事のタイトルでバレバレですが、AirPods Pro 2を選びました。

決め手は価格です。身も蓋もない話でごめんなさい　笑

今の所仕事中をメインにつけていて、

家の中やプライベートではそれほどつけていませんが、

仕事が進めやすくなってよかったなと思っています。

「話が聞き取れないかも、、、」と思ってハラハラしながら過ごすのと、

いつもより聞こえる自信を持って過ごすのでは、

仕事の疲れ方が全然違うものなんです。

仕事場でどのように耳のことを伝えたか、

プライベートではなぜまだつけていないのか、といったあたりは

リクエストと機会があればまた別で書こうと思います。

最後に

今回この話を書こうと思ったのは、

もしかして、私以外にも微妙な聞こえづらさに困っている方がいらっしゃるのでは？

と思ったのと、

自分が情報収集したときに、同年代女性の体験記があまりに少なかったことがきっかけでした。

どなたかのお役に立てれば幸いです。

（そして、AirPods Proシリーズの補聴機能が、価格抑えめのまま続いていきますように　笑！）