札幌3世代旅、2日目。
この日は、この旅の目的でもある、モエレ沼公園に行きました。
Sapporo
park
モエレ沼公園

モエレ沼公園は、世界的に著名な彫刻家、イサム・ノグチが基本設計を手がけた公園。
公園全体がひとつの彫刻となっていて、イサム・ノグチ最大、そして最後の作品です。

父は昔からイサム・ノグチのファンで、モエレ沼公園ももちろん何度も訪れているのだけれど(今回で7回目)、「いつか孫たちと一緒に行くのが夢」と度々話していました。それは、この公園はイサム・ノグチが子どもの遊び場として構想していた場所だから。孫たちに観せたいし、遊んでいる姿を観たい。
というわけで、父の夢を叶えるべく、今回の旅です。
朝いちばん、ホテルからはタクシーで向かいました。30分程して、9:00に公園到着。9:30のレンタサイクル受付開始とともに自転車を借りて、まずは公園を一周。

この日はやや曇多めでしたが、涼しくて、自然の中でのサイクリング、気持ちいい!

ちなみに、私と夫、弟夫婦は2回目、子どもたちは初めてのモエレ沼です。
頂上までの緩やかな斜面を駆け登って行く子どもたち、元気〜!

小学生の2人はともかく、中高生男子3人が公園で一日過ごすイメージがあまりなかったけれど、意外にも自転車に乗ったり、遊具で遊んだりはしゃいでいました。

北海道の広々とした自然。どこを切り取っても、絵になります。

実は、サッカー部の長男、この日朝から膝が痛み、急遽整形外科受診のため、遅れて合流しました。「モエレ山」だけは11人全員揃って!と242段の階段、何とか頑張って登りきりました。

頂上からは公園全体、そして札幌市内を一望!

大きな「海の噴水」では一日数回、ショーを実施。噴き上がる大量の水は圧巻です。

公園内の遊具も全てイサム・ノグチがデザインしたもの。開園から20年たち、老朽化しているものもありましたが、楽しそうに遊ぶ子どもたちを見て、「きっとイサム・ノグチが思い描いていた通りだ」と父はとても嬉しそうでした。


緑も移り行く空も一体となってアート。
公園のシンボルでもある「ガラスのピラミッド」。内部には、イサム・ノグチとモエレ沼の建設について紹介するギャラリーもありました。
余談ですが、父は一度、当時私たちが暮らしていたニューヨークでイサム・ノグチにお会いする機会があったそうです。その年、ノグチ氏は初めて札幌を訪れ、しかしその9か月後、モエレ沼の完成を見ることなく急逝…

朝から遊び尽くし、公園を後にしたのは16時過ぎ。帰りはのんびり、バスで市内に戻りました。
「いつか」ではなく「行ける時に」
「いつか行こう」「いつでも行ける」と思っていても行けないことがあるから「行ける時に行ったほうがいい」、コロナがあってより一層強く思うようになりました。子どもたちが大きくなりそれぞれ忙しくなって、両親も高齢になってきているので、このタイミングに全員で訪れることができて、本当に良かった!
充実感とともに、何だか感慨深い一日でもありました。
札幌3世代旅、3日目は北海道の新名所へ…♪
\ vol.1 /
この日は雲り空で涼しく、油断していたらこの夏いちばん、石垣島よりも日焼けしてしまいました…
010アイコ
010 - アイコ
教育系 / 東京都 / LEE100人隊
47歳/夫・息子(15歳・9歳)/手づくり部・料理部・美容部/男子2人に振り回されながらも、それがけっこう楽しい毎日。インテリアはシンプル派、ファッションはモノトーンメイン。“好き”のある暮らしを大切に。子どもとのお出かけ、日々の素敵な発見や心動く出会いを、みなさんと共有できれば嬉しいです。LEE100人隊2年目もよろしくお願いします。NY育ち・身長156cm。
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