パワーが有り余っていた20代。失敗と挫折ばかりだった30代。そして気づけば、心に少し“余白”という名の余裕を持てるようになった、40代の真ん中に立っています。これからも、背伸びせず、自分の身の丈に合った暮らしを、静かに楽しんでいけたらいいな。そんな暮らしの中で、好きなことのひとつが「手仕事」です。
すだちの季節ですね

思いがけず、フレッシュなすだちが届きました。直接言葉を交わしていなくても、やさしさがちゃん詰っている。そんな繋がりが、ただただうれしい。
すだちで何つくった?
「夏野菜のすだち南蛮漬け」

届いたすだちをたっぷり使って、南蛮だれを作りました。素揚げしたなす、ししとう、パプリカを漬け込んで、しっかり冷やしておきます。酸味と香りがしみ込んだ野菜たちは、夏の終わりにぴったりのごちそうです。
「すだちのちらし寿司」

すだちをたっぷり搾った、すし酢を作りました。

具は、大葉、みょうが、厚焼き玉子に、甘く煮た椎茸。さっと湯通ししたエビ。さらっとシンプルに作るつもりだったのに、あっという間に具が増えてしまいました。

イクラで彩りを添えて整えてから、最後にすだちの皮を散らして仕上げました。

口に運ぶたび、すだちの香りがほどよく鼻に抜けて、「あー美味し♡」と自画自賛してしまう。季節の移ろいを感じる、小さなおとなの贅沢です。
「すだちのはりはり大根」

しゃっきりとした食感と爽やかな香りが広がる「すだちのはりはり大根」を作りました。
お気に入り!沖縄の赤土で育った大根から作られた「赤土切り干し大根」

本当は、あんまり教えたくない一品。でも、このブログを読んでくださっている方だけに、ちょっと出血大サービスの情報を(…なんて、大げさですね)。甘みがあって、香りが立って、硬さもちょうどよい。ほんとうにおいしいんです。友人にすすめられて一度使ってみたら、その味にすっかり惚れ込んでいます。

使う前に、10分ほど水につけて戻します。それ以上長くつけ置きすると、旨みが抜けているような味がするので、短めにしています。

漬けダレは結構適当なのですが、しょうゆ、みりん、きび糖、お酢を軽く煮立てたもの。

粗熱が取れた漬けだれに、水気をしっかり絞った切り干し大根、すだちの果汁と輪切り、昆布、赤唐がらしを加え、数時間冷蔵庫で寝かせれば出来上がりです。味見の段階ですでに美味しくて、つまみ食いが止まらなくて自制が大変な仕上がりでした( ´艸`)ナンテネー
旬と暮らす

季節の恵みを大切にして、その時々の味や香りを楽しむ暮らし方は、今の自分のリズムでゆっくりと歩む毎日とリンクしていて、その先に見えてくるのが、わたしの小さな幸せかな。
すだち、今年もありがとう。
TB - icoco
会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
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