「からまる毎日のほぐし方」で30代母が私らしい生き方を考える|LEE8・9月号レビュー
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069 おなつ
2025.09.04
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こんにちは、069おなつです。
今年に入ってから読書をする時間を意識的に作ろうとしています。
というのも、仕事と育児の毎日で人と話す時間がなく、このままいくと私の中身がなくなっちゃうぞ!と危機感を覚えたんです。笑
その中で手に取った一冊。
「LEE100人隊夏の推し本アワード」で025リエちゃんが紹介されています。
女性ならではのモヤモヤした悩み、LEE世代にグサッと刺さるはずです。
尾石晴さん「からまる毎日のほぐし方」

この本は仕事・育児・お金など色々な要素が複雑にからまるミドルエイジ(30代半ば~50代くらいまで)に向けた本。
そう、まさに私も30代半ば。
出産を経て働き方も変わり、家での役割と仕事の両立の難しさを感じ、これからの人生どう生きていこうか?と思い悩む頃なのです。
毎日幸せだけれど何か物足りないなと感じたり、なんだかモヤモヤするなと気が付いたり、でもだって…と出来ない理由を並べたり。
そんなモヤモヤを”からまる”と表現され(ネガティブに感じない素敵な表現!)、からまる毎日を私らしい日々に変えていくヒントが詰まった一冊です。
ミドルエイジが思わず頷いた6つのからまり
この本は6章で編成されており、どれも自分ごとな内容。
- からだのこと
- 仕事のこと
- お金のこと
- 子どものこと、夫婦のこと、親のこと
- 人づき合いのこと
- これからの私のこと
どの章も私の頭の中を覗かれているのかと思うほど、わかるわかる!と強く頷いてしまいました。
そして同じ世代の女性たちは同じように悩んでいるんだな~と心強く感じた面も。
複雑に絡まった糸は、時間をかけて一本ずつほどいていくしかないんですよね。
それっぽい理由をつけてその場をやり過ごしたとしても、先送りしているだけで根本は解決していないことって山ほどあって。
でもからまりをほどいていかなければ、またいつか同じ悩み・モヤモヤに出会ってしまう。(同じような悩みでもさらに複雑化していたり…)
この本を読んでいると悩んで立ち止まることは悪いことじゃない、未来の自分の生き方をよりよくするための時間なんだとポジティブに変換することができました。
わたしの人生はわたしが作る

ここ数年自分が何をしたいのか?何が不満なのか?これからどんな生き方をしたいのか?ずっとモヤモヤしています。
色んな理由が相まって気軽に動けなくなったり、年齢とともに選択肢が少なくなっている現実をみたり。興味をもったことに挑戦して、でも形にならなくて落ち込んで。
そんな人生もがきまくっている私に、グサッと刺さりました。
それは「周りの環境は必ず変わり、現状は続かない。取れる範囲のリスクを取って、できることをやり続けるしかない」「小さな一歩が積み重なったときに、今だ!というチャンスに気が付ける」といった内容。
「今頑張っていることは無駄にならない、大丈夫まちがってないよ」と背中を押された気分です。
今の努力が点から線になる日を信じて、いつかくるその時を逃さないように今は頑張ってみよう!と、うまくいっていない自分も肯定的にとらえることができました。
***
自己啓発本のようにも見えますが、尾石さんの経験談からなるエッセイなのでとても読みやすいです。
最近ちょっと疲れているな~という日の読書にもぴったり。読み終わったあとは、気持ちが少し軽くなるかもしれません♩
心をシンプルにしたいとき、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。
069おなつ
069 - おなつ
会社員 / 東京都 / LEE100人隊
37歳/夫・娘(5歳)・息子(3歳)/料理部・美容部/隊員3年目・身長168㎝。長く愛用できる定番アイテムを軸に、プチプラでトレンドアイテムを探すのが好き。スニーカーラバーで靴箱は常にいっぱい!シンプルでも素敵に見えるおしゃれを研究中です。ファンデなし生活を目指しスキンケアにも興味あり。ワーママの働き方に悩みつつも、大好きな海外旅行のために慌ただしい毎日を全力で過ごしています。今年は体調管理のためにピラティスを再開するのが目標。ラストイヤーもみなさまと「これ気になる!」を共有できるのが楽しみです♪
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