こんにちは！076そのぴです。
先日、箱根ポーラ美術館で開催中の「ゴッホ・インパクトー生成する情熱」を観に行きました。
(※館内及び撮影可能作品のLEEweb掲載許可を頂いております。ありがとうございます。)
大人のひとり時間
【神奈川県・箱根】ポーラ美術館へ！
家族で訪れた箱根旅行の先で、ポーラ美術館へ足を運びました。お目当ては「ゴッホ・インパクトー生成する情熱」！ゴッホの展覧会です。
あまりアートに興味のない夫&息子チームはゴルフの打ちっぱなし施設へ。私だけ、ここで1時間半ほどひとり時間を過ごしました。
シンと静まり返った空間で一つ目のアートに触れた瞬間、ブワーっと夏の疲れが吹き飛び心身がリフレッシュされていくのを感じました。
「そうだー！そう言えば私ってアートが好きだったんだー！」と改めて思い出した瞬間でした。こういう時間、もっともっと大切にしていかないとですね。
自然とアートの共生
こちらはポーラ美術館の入り口前。木々に囲まれた自然豊かな場所です。 素敵ですよね〜。
この日の箱根は木陰にいると時折涼しさを感じるほど快適でした。
今回は時間が足りず回れなかったのですが、森の中にも彫刻作品などが点在しています。
館内に入り、ロビーを抜けると大きな吹き抜けが現れます。明るく光が差し込む窓の向こう側には、青い空と箱根の美しい山々が！
身を置くだけで自然とリラックスできる空間です。
ポーラ美術館は中高所属していた美術部の夏合宿で訪れて以来、約20年ぶりでした。 またいつか訪れたいと思っていた場所だったので今回足を運ぶ事が出来て感無量でした。
見どころ①
37年の激動の生涯と共にゴッホの作品を振り返る
簡単にですが、私が感じた見どころをご紹介します！
まずはなんと言ってもゴッホ作品を激動の37年間の人生と共に振り返る事ができるという点です！
南仏アルルで描かれた作品《ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋》
アルルを訪れてすぐの作品だそうです。自らがユートピアとみなしたアルルの土地で精力的に制作に励んでいた時代の作品という事もあり、鮮やかな色遣いと生き生きとした筆遣いが特徴的ですよね。
ゴッホが亡くなるおよそ1ヵ月前に制作された《アザミの花》
自らの胸にピストルを発砲し命を絶つ直前に描かれていた作品という事を知ると、また感じ方も変わってきますよね。 精神を病みながらも描く手を止めなかったゴッホの力強さと生命力を感じます。
その他、同時期に活躍した画家の作品や、ゴッホの影響を強く受けた日本人画家の作品もたくさん観る事が出来ました。日本におけるゴッホ・ブームとそのインパクトを丁寧に紐解いた展示内容が興味深かったです。
ゴッホの作品や生き様が、時代や国を超えて人々に大きなインパクトを与え続けている事を改めて実感しました。
見どころ②
【ゴッホ×現代】それぞれの時代に相応しい新たな情熱
今回、展覧会を訪れるまでは「私はゴッホの作品を観たいのであって、ゴッホから影響を受けた現代アーティストの作品を観たいわけじゃないんだよなぁ」なんて事を思っていました。
ですが、美術館を去る頃には頭から離れなくなるほど心を撃ち抜かれていました。今回の展覧会でこれらの作品やアーティストに出会えた事に本当に感謝です！
福田美蘭氏《冬－供花》。ゴッホの《薔薇》を翻案した作品だそうです。
よく見ると、パズルのピースのように花々の絵が重なり合って一つの作品が形作られています。この作品には、東日本大震災による犠牲者への哀悼の意も込められているそうです。
自らのなかに架空の画家を設定し、「その画家に描かせる」という方法で絵画制作をはじめた桑久保徹氏の作品。
美術史における巨匠の想像上のアトリエを描き出した〈カレンダーシリーズ〉のなかのひとつである《フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホのスタジオ》。
数々のゴッホ作品が河畔に散りばめられてます。隅々までいつまでも眺めていたい…そんな作品でした。
他の作品もどれも素敵でした。またいつかどこかで必ずお目に掛かりたい！今後も注目していきいアーティストです。
見どころ③
ゴッホの言葉に想いを馳せる
個人的に、展覧会の中で随所に現れるゴッホの言葉も好きでした。思わず写真をパシャリ。
仕事、お金、恋愛、結婚、対人関係…壁にぶち当たっては砕け散り、「生きづらさ」と常に並走していたゴッホ。私はそこに自分を重ね合わせて見ています。
そんなゴッホのバックグラウンドも込みでゴッホの作品に惹かれている人は少なくないはず！
ゴッホの生涯についてもっと深く知りたいと今回の展覧会を通して感じました。
美術館の楽しみと言えば・・
ミュージアムショップに立ち寄る事
美術鑑賞のお楽しみと言えば、最後にミュージアムショップに立ち寄る事！ですよね。
この日、心に残った作品にまつわるグッズやポストカードを購入して帰ります。
今回は、ポーラ美術館のトートバッグ、福田美蘭氏の《冬－供花》のマグネット、《アザミの花》のポストカードを購入しました。
箱根旅行の思い出に、素敵なお土産を持ち帰ることが出来て大満足です。
会期は11/30まで！芸術の秋を堪能してみては？
箱根ポーラ美術館で開催中の「ゴッホ・インパクトー生成する情熱」の会期は11/30まで。まだまだチャンスがありますのでご興味のある方は是非！
因みに、こちらは箱根仙石原の名所「すすき草原」の風景です。ポーラ美術館から車で約10分弱の場所にあります。
今は青々としていますが、秋になると一面黄金色に変わりまた違った絶景が楽しめるそうですよ。
暑い日が続きますが、もうすぐ季節は秋！ 芸術の秋に神奈川県の箱根で自然とアートを堪能してみてはいかがでしょうか。 お出かけの参考になれば幸いです。
因みに…2025年～2026年の日本の美術界は「ゴッホ・イヤー」と呼ばれるほど、ゴッホの展覧会が目白押しなのだとか。箱根だけでなく、大阪でもゴッホ展が現在開催中（大阪は8/31迄。その後、東京→名古屋と巡回。行きたい！）。LEE100人隊のお二方のレポートを貼っておきます！▼
TB - そのぴ
専業主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー
36歳／夫・息子（9歳・5歳）／料理部・美容部／30代後半ママの等身大ファッションを中心に、心がはずむお気に入りのモノや、神奈川県内のおすすめグルメ、スポットなどを、私なりの視点でお届けできたらと思っています。「飾らないけれど、ちょっと気分が上がる」をテーマに、無理せず穏やかに暮らす日々の中で見つけた小さなときめきを、皆さんとシェアできたらうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。身長154cm。
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TB そのぴ