こんにちは、さとさです。
夏休みに入ってからというもの、めいっぱい夏を満喫&いろいろなところに出かけていたため、いよいよ息切れし始めたわたしです。
なんかもう出かけるより家でダラダラしていたい的な・・・(笑)
小学生の息子のように、毎日毎日元気でいられたらいいなぁ、その体力うらやましい。
さて、そんな息子は、今年もサマーキャンプに行って来ました。
その間、夫婦二人時間、約3日間。
まずは、息子がいたら行かないようなカフェや本格タイ料理のお店に行ったり、すみだ北斎美術館に行ったりして1日を過ごしました。
それから、夫が計画してくれた「八ヶ岳登山」に行ってきました。
(だから夏休み後半はもう疲れ果て?)
もともと、夫婦共通の趣味がマラソンや登山だったのですが、わたしが妊娠して以降約8年間、二人で登山に行く機会がなかなかなく・・・(夫はソロハイクで何度かでかけていましたが)
ハイキングなどを除けば、久々の登山ですし、久々の2,000m越え山岳地帯山行となりました。
夫は、登山計画を立てるとともに、山小屋の宿泊予約もしてくれました。
その山小屋とは、北八ヶ岳、憧れの「黒百合ヒュッテ」!!!
「黒百合ヒュッテに宿泊すること」を一番の目的として、ゆったりめの日程を組んで登山を楽しんできました。
(息子がサマーキャンプから帰ってきたときに、元気にお迎えするのが夫婦の最重要ミッション)
【1日目】登りは大雨&強風・ゴアテックスの快適さを改めて実感

予報でわかっていたことなのですが、初日の登りは雨&強風でした。
今回は、麦草峠から高見石小屋を経て黒百合ヒュッテを目指すルート。
麦草峠までマイカーで行って駐車場を利用します。
標高は2,127mからスタートし、ゴールは2400mで、コースタイムは約3時間です。
何せ8年ぶりの登山ですから、装備品の点検をかなり入念に行いました。
幸い、ほとんどのものはまだまだ使えそうで、特に重要な、
・ザック
・登山靴
・レインウェア
は無事でした。
(のちほど、山登りコーデについても書きますね。)
久々に取り出して点検してみたのですが、スタッフサックなど、劣化してベタベタになっていたものも少しあり、そちらは残念ながら処分してきました。
また、雨の日に欠かせないものはもうひとつ、ザックカバーです。

荷物が濡れてしまうと心身ともにダメージが大きいのでしっかり雨対策を。今回は忘れてしまったのですが、ゲイター(足首につけるシューズカバーみたいなもの。砂などが靴の中に入るのを防ぐ)があるとなおよかったです。

9:30頃出発。
このあたりは苔むした森が広がっています。

他の登山者はしばらく見かけず。雨音だけが聞こえる幻想的な世界でした。

風も相当強かったのですが、林に入ってしまうとほとんど風を感じません。
小川のように水が流れている道もあり、足元がずぶぬれになりました。

この日はかなり涼しかったので、休憩はあまりとらず、ちょっと立ち止まって、立ったままで行動食や水を摂取です。

行動食は手を使わずに食べられるよう、ナルゲンボトルにミックスナッツと柿の種を混ぜ入れて。
ちなみに、柿の種は・・・

基本の味と山椒味を一袋ずつ入れて混ぜました。柿の種の塩味とピリ辛、爽やかな山椒味が山行にピッタリでした。溶ける心配がない時期ならば、チョコを入れるのも好きです。
写真はないですが、水は、立ったままチューブをチューチュー吸って補給できるようにプラティパスをザックにセットしています。



林の中を歩いていると気づかないのですが、すっごい強風でした!本当は眺望のよい場所もこの通り真っ白。
ゆったりペースで、旅の目的地である「黒百合ヒュッテ」に向かいました。
憧れの山小屋「黒百合ヒュッテ」昼過ぎには到着してのんびりと

着きました~!黒百合ヒュッテ!今回の旅の目的地です。
到着時刻は13:00くらいだったかな?
16:00までにチェックインすればよいので、かなり余裕を持ってのゴールです。
宿泊客の中では一番最初に到着した感じです。
宿泊のみならず、休憩&食事だけの利用もできます。

休憩のみの場合ですが、トイレや飲み水の利用は別途お金がかかります。
キャッシュレスな昨今ですが、登山に行くときには小銭を多めに持っておいた方がいいことを思い出しました!トイレを使うごとに、●●円と決まった分を支払います。
高山では、水は大変貴重ですし、登山者がトイレを利用できるように維持するのにもかなりの費用がかかります。
さらに、こちらの黒百合ヒュッテはなんと、水洗トイレです!(標高2,400mで水洗はとても珍しいそう)
きまりをしっかり守って利用しないと、と、宿泊ルールをしっかり確認しました。
ちなみに、今回の宿泊予約は事前にネットからしておきました。
もう中に入って休んでいてOKと許可をいただいたので、びしょ濡れの服を着替えて、干して、中を探検&ランチ。(女子更衣室あります)








そんなこんなで、続々とそのほかの宿泊者さんたちも小屋に到着してきました。
この日の利用者は10名くらいかな?
大雨の中、お疲れさまでした~とお互いをたたえたい。
わたしたちは、朝夕の食事付きにしたので、準備が進む食堂にワクワク。(素泊まりもできます)

なんと、食堂の片隅にはピアノ!コンサートをやることもあるって聞いたことがある・・・by夫

17:00を過ぎると、寝室について宿泊者全員への説明会が始まりました。
グループなら代表者1名が聞きにいけばよいとのことで、うちは夫だけ2階の寝室に上がって説明を聞きに。
ちなみに、黒百合ヒュッテでは、個室と大部屋の用意があります。
基本は大部屋になりますが、それすなわち、グループ関係なく、みんなが同じ部屋で就寝します。
言葉を選ばずにいうと、まあ、雑魚寝ですね・・・。(LEEのブログでこのワードを使う日が来るとは!)
知らない人はビックリするかもしれません。
あ、でも、富士山登山とかよくテレビで特集されますし、見たことある方も多いでしょうか。
この日の黒百合ヒュッテは・・・

かなり広さのある大部屋なのと、部屋も布団も清潔で快適でした!
寝る場所も人単位でスタッフさんが決めた上で指定してくれます。きっと、いろいろ配慮して寝る場所を決めてくださっているので、それもありがたい。
2階に上がる階段はワクワクしますし、

ギャラリーみたいで素敵でした。

20:30完全消灯で、上に持ち込めるのは身の回り品のみなので、ザックは下に置いておけるのも手間がなくありがたいです。
評判の夕食、こんな標高の高いところで、用意してくださる気持ちが嬉しい

そんなこんなで、17:30、夕食の時間です。
なんと、このご時世に、ご飯とお味噌汁はお代わり自由です。
歩荷さんという、物資を担いで持ってきてくれる方が来ているのも見かけました。ヘリコプターで運ぶこともあると思うのですがどちらにせよ、しっかり食事を用意してくださることのありがたさ・・・。
ちなみにですが・・・これまでも自分のブログで何度か触れてきましたが、わたしは高校時代3年間、山岳部に所属していました。
山岳部では基本テントで宿泊&自炊だったので、食事付きの山小屋泊に憧れて憧れて・・・。
秋の山を登る時にはさすがに宿泊は山小屋になりましたが(寒いから)それでも食事は自炊だった覚えが。食事付きで山小屋に泊まると「あ~大人になったな~」と実感します。(高校生の時なんてもう20年以上前だけれど・・・)
さ、話を戻しまして。
選べるハンバーグソース、わたしは大根おろしソースに。

美味しいし、野菜がたくさんなのもありがたいです。席も指定はされていますが、基本相席なので、グループ関係なくおしゃべりに華が咲きます。
食堂にはこんなコーナーも。

あと、植村直己さんのサインも発見!!!!!いつのだ!?

そして、スキンケア&歯磨きをして20:30の消灯とともに、あっという間に眠りにつきました。
あ、お風呂ですか?
お風呂はもちろん、シャワーもありません。そんな山小屋の方が多いと思います。
八ヶ岳には、温泉がある山小屋もありますが、それはまれです。
水が貴重ですし、温泉があっても環境保護の観点から石鹸NGなところが多いと思います。
なので、基本は、お風呂の代わりに汗拭きシートなどで、体を拭くくらいですかね。
高校山岳部時代はそれがイヤだった面もありましたが、そんなことはとるにたらないことに思えるくらい、山って素晴らしいって思います。
この日はずっとガスっていましたが、翌日は晴れ予報☆寒暖差に気を付けて、山行を楽しみたいと思います。
と、1日目だけでかなりのボリュームになってしまったので、2日目はまた別のブログにまとめますね。
TB - さとさ
栄養士・パート / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
40歳/夫・息子(8歳)/料理部・美容部/LEE100人隊5年目です。36歳で専門学校に入学して、栄養士の資格を取得し、調理現場で働いています。元デパート社員なので、LEE100人隊の活動を通してファッションについて書けるのも楽しみになっています。埼玉育ちの埼玉LOVE人で、ステイホームが特技ながら、ランニング、キャンプなどのアウトドアも好きです。転勤族の夫のおかげで、結婚してから4回の引っ越しを経験、持ち物やキャリアを見直しつつ、今の気分にフィットする情報を収集する日々です。骨格ストレート。きれいめカジュアルとスポーツミックス、機能性のあるアイテムにときめく性分です。身長154cm。
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