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【群馬・館林】館林美術館でシロクマの彫刻と対面してきました

  • 031 accha

2025.08.18

  • 6

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こんにちは。031 acchaです。

夏休み、埼玉の義実家に帰省し、
そのついでに、遂に、ずっと行きたかった
群馬県立館林美術館へ行ってきました。

館林美術館とフランソア・ポンポンとの出会い

一番の目的は、フランソワ・ポンポンという
彫刻家の作品を観に行くことでした。

その彫刻との出会いは、
以前とあるイベントにて、
全国のミュージアムショップを紹介する
ブースを訪れたときのこと。

その中の館林美術館のコーナーで、
同美術館の代表作品、
フランソワ・ポンポンのシロクマの
彫刻レプリカや図録を見て、
そのシンプルで愛嬌のある佇まいに
目を奪われました。

レプリカを購入して帰り、以降は
我が家のリビングに飾っていて、
いつか本物を見に行きたい。
そう思っていました。

クマの置き物 シロクマ オブジェ
我が家のリビングにあるレプリカ。
次女の作った粘土細工のシロクマと共に飾っています。

さらに、この夏の企画展が
ガチャガチャでも有名な、
木彫りの動物彫刻家、
はしもとみおさんの彫刻展というのも魅力的で。

トドメには、
100人隊ayuさんのクリップを見て、
やっぱり今行くしかない!と、
この夏行くことを決意しました。

とても詳しく、その魅力がたっぷりと書かれています^^

群馬県立館林美術館に到着

美しい曲線のアプローチを歩くのも気分が上がります。
帰省スタイルは、シワにならず雨で濡れても乾きやすい素材のジョガーパンツに、ブラウンのボーダートップス+バーガンディのカーデを合わせました。小物はベージュ・ブラウン系で。

建物へのアプローチは弧を描いていて
周辺の緑と建物が徐々に一体となるような
感覚をおぼえます。

この日は雨模様でしたが、
アプローチ手前にある池の蓮の葉に
雨の滴が浮かんで、美しく幻想的な光景でした。

はしもとみお木彫展〜いきものたちとの旅〜

彫刻家、はしもとみおさんが
23歳の時に親友に送った絵日記、
「明日幸せになれますように」の原画と
木彫作品により、
これまでにめぐり合ってきた生き物たちが
暮らす様々な風景で構成される展覧会です。

こちらの企画展は一部を除いて
撮影可能となっていて、
実際に手を触れられる作品もありました。

目はまるでガラス玉が埋め込まれているかのような、生命力・温もりを感じます。

木彫りの彫刻というと、
もっと素朴な印象を持っていましたが、
毛並み・ポーズ、何よりも表情の繊細さに引き込まれます。

今にも動き出しそうな、
温もりや息づかいまでも感じられそうな、いきものたちの姿。

はしもとさんが動物をスケッチする様子の
動画も見ることができましたが、
目で見たものを立体で360度彫って、
このように命を吹き込むことができるなんて。

一番気に入った、宇宙をテーマとした展示空間の作品たち。
幻想的な展示のなかで、そらに想いを馳せているような動物たちの愛らしい表情に見入ってしまいました。

木の質感、それから、はしもとさんの
動物への眼差しを感じることができ、
心があたたかくなる空間でした。

宇宙をテーマとした空間の作品たちその2。
月に向かってジャンプしている猫の躍動感・生き生きした姿に引き込まれます。

その他、前述のayuさんの紹介されている、
ソビエト連邦が史上初めて宇宙に送った犬、
クドリャフカ(ライカ犬)の彫刻も必見です。



フランソア・ポンポンのシロクマと念願の対面

常設展であるポンポンの作品は
撮影不可のため、リーフレットの写真を。

ポンポンのシロクマは様々な素材で制作されたそうですが、大理石でできたシロクマは世界で13体。
そのうちの貴重な1体がこちら。
残りは、フランスのディジョン美術館や、ニューヨークのメトロポリタン美術館などに所蔵されているそう。

フランソワ・ポンポンの作品は、
毛並みを細かく再現するような写実的表現が
主流だった動物彫刻において、
細部を削ぎ落とした、滑らかで洗練されたフォルムの美を
生み出しており、動物彫刻の歴史に
大きな革新をもたらしたと言われているとのこと。

無駄のない滑らかな曲線で
シンプルながらも、生命力を感じさせられる
リアルさもあわせ持ちます。

どの角度から見てもシルエットが美しく、
見る者を飽きさせません。

また、大理石独特の白色が
まるでふわっと発光しているようで、
その優しい質感に引き込まれます。

本物と対面することができて感動でした…!

ちなみに、フランソア・ポンポンのシロクマ、
もっと大きな、まるで原寸大のような大きさの
彫刻がパリ・オルセー美術館にあるそう。
(こちらは石膏製で、大理石の彫刻より先に制作された)

いつかこちらも観に行ってみたいなぁ。

帰りには、ミュージアムショップに寄り、
レプリカのシロクマの置物を見て、
うんうん、我が家のと同じだとニンマリし、
近くのパティスリーとコラボレーションした
ビスコッティを購入。
(写真を撮り忘れる失態…)

フランソワ・ポンポン シロクマ レプリカ
図録とレプリカ。こちらは以前のイベントで撮影したもの。(撮影許可いただきました)
本当によく再現されているなぁと感心です。

ショップ内にあった、はしもとみおさんの
彫刻のガチャガチャもやりたかったのですが、
長蛇の列で、時間が足りなくなり、断念。

今度、街で見かけたらチャレンジしたいと思います。

ayuさんはペン画文集を購入されたそう。
こちらの原画の展示もとても素敵で、私も買うか迷いました!

    

館林美術館、建築に鑑賞にお買い物に、
大人も子どもも満喫できるかと思います。

企画展は9月下旬まで開催されているようですので、
ぜひ行ってみてくださいね。

031 accha

031 - accha

カラーコーディネーター / 東京都 / LEE100人隊

41歳/夫・娘(13歳・11歳)/手づくり部・料理部・美容部/福岡出身。ファッション、雑誌を読むこと、読書、インテリア、お茶……日々の暮らしを彩るモノやコト、そして暮らしを快適にすることが大好きです。156cmの身長、ベーシックとトレンド、差し色、バランスのよいファッションができたらと心がけています。日々のストレスは野球観戦とバイオリンで発散。。子どもたちの手が少しずつ離れはじめた今、「丁寧な暮らし」に近づくため、時間・モノと上手に付き合いたい隊員2年目です。

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