【フィンランド旅】深夜便を利用してヘルシンキへ行ってきました【1日目】
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002 みなっこ
2025.08.16 更新日:2025.09.26
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勤続20周年でリフレッシュ休暇をいただきました。就職して、まるっと20年過ぎると『リフレッシュ休暇が5日間取れますよ』の案内が配布されます。今まで家族や同僚のおかげで、なんとかここまでやってこれたことに感謝しつつ、時の流れの速さに驚愕する…。21年目もお世話になります。できれば元気で働きたいものです。
サラリーウーマンの休暇取得作戦
勤続20年。なかなか長いこと勤めております。就職した頃は、20年も働くということが想像できなくて。仕事を継続するために得たもの、捨てたもの、与えられたもの、こぼれ落ちたもの、ぜ~んぶひっくるめての私の20年。沢山の人の協力なくしては継続できなかった20年です。
さて、3年前から20年目のリフレッシュ休暇が取れることを見据えて、手帳に行ってみたい場所、休暇が取れそうな月、家族の予定などを書きこんでおりました。
虎視眈々と狙う私。何事も作戦は大事です。
娘の夏休み期間、夫も忙しくなる仕事と仕事の谷間であり、私も月の上旬は仕事が落ち着いているときだと見越して8月上旬に休みを取ることにしました。3か月前から上司に8月上旬に休暇を取りたい旨を打診し、1か月前に休暇の本申請! 1週間分の引継書を作成して…。快く送り出してくれた職場の同僚に感謝です。

ミャクミャクさんも行ってらっしゃいの浮かれた私の後ろ姿。ワンピースを着ることでリラックスして機内食を楽しむ気満々! これが後々、作戦負けすることはまだ知らず…。
ワンピース:ハンドメイド リュック(肩紐のねじれは私の肩紐のかけ方誤りです。ねじれに気付かず、すいません。):エルベシャプリエ 靴:コンバース
フィンランドの首都ヘルシンキへの旅
母も元気だし(他の家族や親戚も元気でいるって心置きなく旅ができる条件ではないかなと思ったりします)、さらに自分の体力と気力があるうちに海外へ。国内よりエネルギーを使いますしね。いくつかの候補地の中から最終的にフィンランドに行くことに決めました。直感です。
行先をフィンランドに決めた後に知ったことですが、水道水が飲める、チップ文化がないため渡すタイミングや金額を考えてオロオロしなくても良い、カードでほぼ完結するため両替の必要がないといったところで、とっても快適でした。
時は円安、ユーロ高! 高!! 高っ!!!(何回も言うほど高い)
1ユーロ=約170円
ネットの旅行会社にて飛行機とホテルのみを予約した完全個人旅。それでも夏休み価格でしたけど(汗)。「良いのだ、このために働いているのだ。」…と言い聞かせる…。
気になる語学力
フィンランドの公用語はフィンランド語、次にデンマーク語。ただ、英語も通じるとのこと。
私の英語力は中学生以下でございます。一応、英検2級取得者(←ほんまかよ、と思われるでしょうが…。取得した時期が10代で、ほんまいつの話やねん状態でしてね…)。ここ20年間は大阪弁のみを活用しているため、自分の英語力に全く期待できず。
中学生の文法をさら~っと横目で復習し、とりあえず、お礼の言葉だけは現地語で!と思っているので、フィンランド語の『Kiitos キートス(ありがとう)』を多用する作戦に出ることに。
ただ、英語はかろうじて読めること(日本の教育の成果がここに!)、夫も英語は読めること、そして新しいことを取り入れることに貪欲なため、交通アプリを活用して案内をしてくれました。
英語力では私たち夫婦と比較してリスニング力の強化世代の娘は…というと、親がアタフタしているのを観察することに決めた様子でした。娘が「お母さんが適当に返事してた、あれ、〇〇って言ってたよ。」とか後々で言ってくるの、もうちょっと早めに言ってくれませんかね。

浮かれすぎて免税店の存在を忘れていた。出発時にしか現れないハイブランド店。次回の備忘録として載せておこう。出発前にお買い物されている方もいらっしゃいました。ここで気が大きくなり散財…というか旅の資金をすべて失いそうになるのをグッと我慢です。
飛行機の揺れが苦手です
私、飛行機の揺れが苦手なのですよ。初めて乗った幼少期から今もなお、飛行機が揺れるとドキドキ、ハラハラする。できれば雲を避けて飛んでほしい(無理難題)。搭乗前のパイロットへの「ほんま頼んだで~。」の念送りも毎回しています(完全に私の勝手なルーティンで、すみません)。時にはコックピットに手を振りながら「頼んだで~(圧!)」、お忙しい中、手を振り返してくれるパイロットさん、ありがとうございます。
ちなみに某航空会社に勤める大学時代の同期も揺れが苦手と言ってましたが、日本での整備力はほんとに高く、整備への信頼は厚いとのこと。沢山の方の不断の努力により安全に旅行ができることに感謝です。
ということで、深夜便にて長旅に出たのであります。
大阪の関西国際空港から直行便のフィンエアーにてヘルシンキまでは13時間の旅。関空からは22:30発。4泊6日の旅です。
ドキドキ、揺れませんように…。
お待ちかねの機内食

なんのフリか、揺れるよね。離陸して1時間半後に食事が配られたとたんに揺れる揺れる。必死でフィンエアー推しのブルーベリージュースのカップを右手で持ち、左手で機内食の箱を持つ。食い意地は張っているので機内食を必死で食べている間に揺れはおさまりました。

(冷たいお料理)クリーミーなマカロニサラダ、アイスバーグレタス、赤キャベツ添え
(温かいお料理)豚挽き肉のタイのバジルソース炒め、ごはんとブロッコリーを添えて
フィンエアーの案内より記載 チキンのパテも選べました。チョコレートバーとあったものはブラックサンダーでした。
そして、機内がやたら寒い…。ここでワンピースを着ていることを後悔する。機内食は美味しく頂いたものの、カーディガンを羽織って上からブランケットを巻き巻きして寒さを凌ぐ。旅慣れしている人は薄手のダウンジャケットを着てました。夏でもダウンジャケットは機内の必須アイテムですな。
北極点を通過するルート

座席のモニターより飛行状況をチェック! そりゃ寒いはずよ。いったん太平洋に出て北上し、北極点を通過するルート。

フライト情報はいつでも見れる機内。これ、どんな角度からでも見られるんですよ。すごい。

フライトカメラより流氷が見られました。極寒でしょうな。

通過後は『北極点を通りましたよカード』を頂きました。機内でのナプキンはマリメッコデザインです。
今度こそ、朝の機内食までしばらく眠ることにしました。
続く…のかな…。 002 みなっこ
002 - みなっこ
事務職 / 大阪府 / LEE100人隊
44歳/夫・娘(16歳)/手づくり部・料理部・美容部/LEE100人隊3年目、フルタイム勤務のサラリーウーマン。趣味はソーイングと布をめぐる旅。日々のストレスは夜な夜なミシンを踏み踏み、布に縫い込んで発散しています。3年目の目標はLEE100人隊の活動を通して自分の好きなことを新たな場所に繋げることです。ご一緒に最高の自己分析してみませんか。拙い文章ですがお付き合いいただけると幸いです。
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