暮らし発見

ル・シャ・ノワールを玄関に|スタンラン アール・ヌーヴォー

  • TB サナ

2025.08.11

  • 0

この記事をクリップする

ゴッホな玄関にコレクションを追加

そしてもうひとつ、我が家に新たな“ゴッホな仲間”が加わりました。それが「ル・シャ・ノワール」のポスター。

このポスターは、19世紀末のパリ・モンマルトルでロドルフ・サリスが開いたキャバレー「ル・シャ・ノワール」の宣伝用。1886〜88年にゴッホ兄弟が暮らしていた場所の近くにあったお店で、店内ではアルコールを楽しみながらステージ上のバラエティショーを観賞できたそうです。

とはいえ、「ル・シャ・ノワール」は広義にはキャバレーに分類されるものの、実際は“ゴゲット”という居酒屋の一種。仕事を終えた労働者が集って歌ったり詩を朗読したりして、仲間同士の絆を確認しあう場だったようです。社会や政治について議論される場でもあり、ゴッホ兄弟だけでなく、多くの芸術家や文人が集まる文化の交差点でした。

そんな背景を知ると、ただのポスターがぐっと意味を持ってきて、おすすめされるままに…「玄関に飾りたい!」と思わず持ち帰ってしまいました。

実は、玄関入口の左側に置いてあるのが、ゴッホ(風)の椅子。これは、趣味で椅子を作っていらっしゃる方の作品を、以前に購入させていただいたものです。素朴で温かみがあり、ゴッホがアルルで描いた「自分の椅子」を思わせる佇まいでグッときたものです。

さらに、正面右側には、彼のアルル時代の作品である「ひまわり」と、「グラスに入れた花咲くアーモンドの枝」の絵を飾っています。どちらも、ゴッホの色彩感覚と生命へのまなざしが感じられる、優しい絵です。

ちなみに、玄関の向こうにはレモンの木やアーモンドの木が育っています。

好きなものに囲まれた玄関って、とても心地よい。

季節によって葉の色が変わり、小さな実が顔を出すたびに、まるでゴッホの絵の中に入り込んだような気分になります。黄色い果実、淡い花、そしてアートに囲まれた空間。好きなものに囲まれた玄関って、とても心地いい◎

自己満足かもしれません。でも、毎日この空間を通るたびに、少しだけ心が豊かになる気がして、気に入っています。

TB - サナ

会社員 / 岐阜県 / LEE100人隊トップブロガー

37歳/夫・息子(12歳)・猫/手づくり部・料理部・美容部/心も身体も「柔軟だけど芯のある人」を目指しています。シンプルなものやことに惹かれます。趣味はヨガ(RYT500)や登山でお菓子作りも好きです。なるべく衣食住バランス良く暮らしたいなと思っていますが、日々は……。LEE100人隊の活動では、素敵なみなさんに暮らしを楽しむヒントをいいただいてます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

Category

  • 今日のお買い物
  • 今日なに着てる?
  • 美容部
  • 手づくり部
  • 料理部
  • おでかけ部
  • 暮らし発見
  • 今月のお題
  • まとめNEWS

LEE100人隊の広告に関するお問い合わせはこちら

お問い合わせ

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる