【奈良】奈良国立博物館で世界探検！ゾクゾクするほど面白い、世界各地の宝物

こんにちは、023 しーです。

国宝展で行った、奈良博物館にこんなに早く再訪するとは思ってもみませんでした。

でも、世界探検できる、なんて聞いたら行きたくなるってもんです。

今回の展示は全て写真撮影OK、ネットへの掲載もOKとのこと。

寛大〜！と思いつつ、これは生で見た方がいいよ、という展示品への自信が垣間見えます。

見に行けば納得するその自信！

世界探検の旅　美と脅威の遺産

ざっくりいうと、世界各地の文化を中心とした展示でした。

それぞれの文化には素晴らしい個性があり、異なる文化圏の造形物が隣り合って並んでいるからこそ見えてくる違いが面白かったです。

それらがシルクロードが誕生したことで、影響しあっていく様子も感じ取ることができ、文化の融合の面白さも感じました。

現代のように別の土地について知る機会がなかった時代、外国から来る交易品を見て人々が感動した様子が伝わってくるような、私の心まで動くような展示が並んでいました。

日本の重要文化財である仏像も展示されていましたが、

これらも他国の仏像を見て真似て作ったもの。

これだけの手間と時間をかけて作ってしまうほど、感動したんだな、と感じてしまいます。

そして、今回の目玉にもなっている、演劇や儀式で使われる人形や仮面といった作品。

インドネシアの影絵芝居で使われるのワヤンクリットの人形は、繊細な模様が美しく

パプワニューギニアの儀礼舞踏で使われる精霊の仮面は、力強くも親しみがって、

一見、可愛く見える造形でも、毒気のある意味を持っていたりと、知識を持って見るのと、知らずに見るのとは全然違うな、と感じました。

そういった知識を得ながら見られるから、私は博物館・美術館が好きなんですよね。

私たちの感性は何万年も変わってないことを知る。

私たちも普段、目にすることが多いエジプトの展示やネイティブアメリカンの使用していた道具なども実物を見ることができ大変充実していました。

中国の看板たちもとても可愛い。

どの展示にも言えることですが、どの時代もどの国のものも

現代の感覚だけで生きている私でも美しい、可愛い、かっこいいと感じるものばかりだったこと。

そういったものを選んで展示をされているのもあるかもしれませんが、

時代や文化の違いがあっても良いものは良いと感じるのだな、と思いました。

世界中のことがネット上で調べられる現在だからこそ、「世界は知らないことだらけで、面白い」と感じた展示でした。

私たちは、時間が合わなかったのですが、摩訶不思議アワーという特別な演出をする日時もあるようです。

興味のある方は、ぜひ調べてみてください。

子どもも楽しい博物館

今回は、娘も連れて行きましたが、説明文を読んで意味や価値を理解できなくても、展示品そのものにインパクトがあるものも多く、見るだけで楽しめる内容だったのと、

奈良博物館あるある（？）ですが、子ども向けワークシートを用意してくれていたので、楽しんで回ることができました。

ちなみに、このワークシートは大人も結構な確率で取り組んでおります。

ワークシートを完成させると、最後にざんまいずのシールがもらえるご褒美もあります。

中学生以下は入館無料なのも子連れには嬉しいところです。

特別展だけで終わったら、勿体無い！

今回の特別展チケットで入館できる、仏像館は博物館の隣にありますが、

暑い夏の間は、2つの建物をつなぐ地下の道「地下回廊」を通っていくのもおすすめです。

涼しいだけでなく、ミュージアムショップやカフェもあり、ちえひろばという小さなスペースではちょっとした展示がされています。

今回は、仏像に使われる数種類の木や触っても良い仏像が置いてありました。

ボランティアスタッフの方もいて、丁寧に説明してくれました。

お土産には、精霊お守りステッカーを購入しました〜！

ご興味ある方の参考になれば嬉しいです。

ではー。

023 しー