暮らし発見

読んで、しゃべって、また思考する。【LEE8月・9月合併号】「夏の読書クラブ」参加レポ!

  • 017 みもざ

2025.08.05

  • 6

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只今発売中のLEE8月・9月合併号の特集、「100人隊の夏の”推し本”アワード」。
その中の「夏の読書クラブ」に参加させて頂きました。

発売日から間をおかず、すでに 058 フジコちゃんが

099 aimiさんも、その時の様子をアップしてくださっています。

ふたりのクリップを読みながら、「ほんま、それ!」、「わかるー!」、「そうそうそう!」と首を縦に振り、膝をたたきまくっていましたが、
「私も参加させてもらってたやん!」ということで、この時の様子や感じたこと、今もフッと思い出すことを綴っていこうと思います。

どうしよう。薄っぺらい感想しか持ち合わせていない。

事前に各自「ここはすべての夜明けまえ」と「ゆるストイック」を読んでからの読書会。

まず読み始めた一冊目、「ここはすべての夜明けまえ」。
私にはとても難しく、正直この本の読書クリップを書けるほどの感想を持ち合わせていない。せっかく読書会に呼んでもらっているのに、どどどどどどどど、どうしよう。という状態でした。

先にネットでレビューを見てしまって、それなりの感想を作っていこうかしら。なんて邪な考えが浮かぶほど。
いいや、この機会、感想を作っていくのはもったいなすぎる。
取り繕うことなく、「なんかずっと不思議でよくわからなかった。」という自分でいくしかない。そう思って挑んだ(?)読書会。

語れるほどの感想を持ち合わせていない私でも、
「この部分はおもしろくて、急にぐいぐい読み進められた。」とか、
「この部分のこの人の思ってることは、めっちゃわかる。」

という箇所はあったので、そこの話をすると、他のメンバーから共感してもらったり、「私はここはこう理解したよ。」と新しい視点をもらったり。
そして、読んだ本の話をしに行っているはずなのに、不思議なことに、どんどんどんどん、自分自身の話をしているのです。

帰りの電車で思考する。

頭フル回転で、しゃべって・聞いて だったので、帰り道、心地いい疲労感と興奮もなかなか抜けず、でもやっぱり疲労感が優って放心状態で電車に揺られていました。
早くノートに今日のことを記したい。ひと言も漏らしたくない。その思いから、みんなで話したことを最初から頭の中でできるだけ忠実に再現。
そうすると、「うーん、ここはもう少し考えたいな。」とか、メンバーから投げかけられた意見に、「確かに、そうやなぁ。」とまた考え出す。

最寄り駅に着き、こどもが帰ってくる時間まで30分あるかないかだったので、駅の近くのコーヒーショップに入り、とにかく印象に残ったことをノートに記す。

このクールダウンの時間が取れて、ほんとによかった!と、そこから猛スピードで帰宅しました。

いつブログにアップするか。それが問題だ。

二冊目「ゆるストイック」、こちらは私が選書させていただきました。
私はこの本を、LEE100人隊の主となる活動、「自分で書いた文章と写真をブログにアップする。」ことに照らし合わせて読みました。

「私、この本に書かれてあること、なかなかいい線いってるんじゃないかと思うんですよねー。この本で言うところの『需要』は『いつ、そのブログをアップするか』と解釈したんです。」

「そうすると、あの隊員さんのあのクリップは、出すタイミングが秀逸!私に足りてないのは、これ!」と、あれだけ、「あとはブログを出すタイミング!」と言っておいて、この合併号発売日にブログをアップするどころか、まだ一文字も書けていなかった私。

発売日の一週間前くらいから、「あ、ムリやな。」という予感しかなかった。
と、同時に「aimiさん、フジコちゃんはきっと書いている。」とも思っていた!
そしてその予感は的中!

ほんと、合併号でよかったー。
で、どうして今日このブログをアップしたかというと、次号の発売まであと一ヶ月。
今、8・9月号を購入しても、まだまだ一ヶ月楽しめますよ!
ということで、このブログのリミットは「8月5日」。
まとまっていても、いなくても、この日にアップしよう。と決めて書きました。



なんか、不思議な体験だったな。

本の話をしに行ったはずなのに、座談会でしゃべって・聞いて、をしているうちに、本の内容を自分の経験に落とし込み、それぞれが自分の話をしていたこと。
そのことにより、また自分なりに解釈し、より深く内容を理解し、また考える。

そして今も、日常のふとした場面で、この読書会で私にかけてくれくれた言葉を思い出したり、「彼女だったら、ここは絶対行動するだろうな。」とか、aimiさん・フジコちゃんの視点を思い返したりしていること。

ひとりで本を読んだだけでは到底辿り着けないような深いところへ。
そして今もかすかに続く余韻みたいなものに、不思議な体験をしているかのような気持ちでいます。

読書会から合併号の発売まで時間があり、そして発売から今までにも一ヶ月が過ぎたのですが、今になり、リミットも設定したことで、やっと文字にするところまで落ち着いた。というのが正直なところです。

そしてこの読書会、LEE編集部の副編プーすけさん、たかみーさんと、まさに聞くプロ!に進行してもらったことが、深く・長く心に残る、「読書会」として、とってもスペシャルな会だったんじゃないかと思っています。

貴重な機会を頂き、ありがとうございました。
私の「 2025年 夏」 の思い出です。

017 みもざ

017 - みもざ

主婦 / 埼玉県 / LEE100人隊

43歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大阪生まれ・大阪育ち、埼玉に引っ越してきて約10年。関西弁は抜けずとも、「マクドナルド」を「マック」とナチュラルに言っている自分に驚きます。秋が好き。チャイが好き。おうちでひとり、こっそり食べる おやつが好き。今年もここで書けることを喜びに。2026年度もよろしくお願いします。身長155㎝。

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