こんにちは、082ひでみんです。
マルタ滞在中、10歳の息子がバレッタのおもちゃ屋さんで手に取ったのは、「潜水艦のプラモデル」。
最近どハマりしている潜水艦に、滞在中でも触れたいらしい。
「家で作りたい」と言い出し、気合いは十分!
でもここは海外。そう、工具が、ない。
【1】街の金物屋で、工具探しの冒険スタート

ニッパーもピンセットも日本に置いてきた私たち。
どこで買えるのか見当もつかないまま、ふと立ち寄ったコンビニにいた警察官の方に聞いてみたら、なんと親切に金物屋さんの場所を教えてくれました。
言われたとおりに向かった街の金物屋さん。

少し大きめだけど、無事にニッパーをゲット。
さらに「ピンセットは…?」と尋ねると、店内にいたお客さんが即座に「薬局にあるよ!」と、場所を教えてくれたんです。マルタの人、ほんとあったかい…!
金物屋のおじさんには、「どこから来たの?英語の勉強?」と声をかけられ、帰り際にはなんと手を握られて「若いんだから、これからなんでもできるよ。グッドラック!」と手の甲にキスまで!(なんと情熱的な!笑)
【2】ピンセットは薬局で?笑いとやさしさのマルタ時間

教えてもらった薬局でピンセットを探すと、レジのお姉さんがニヤッと笑って「これ、20ユーロよ?」と冗談をかまされました(本当は3ユーロちょっと!笑)。
どう見ても化粧用のピンセットでしたが、早く作りたい息子のため、妥協して購入……!!
帰宅後、「あ、紙やすり忘れた」と息子…。
でもそこは柔軟な10歳、持ってきた爪切りのやすり部分で代用していました。
ないものはないで、工夫すればなんとかなるものですね。
私も渡航直後、まだ揃い切らない限られた調味料で即席料理を工夫していたな…と考えながら、「おもちゃがなければ自分で考えて作っていた」という、自分が生まれるずっと前の「昭和」の暮らしに想いを馳せていました。
【3】不便もまた、心に残る“親子留学の宝物”

コンビニでの偶然の出会い、金物屋のおじさんからの思いがけないエール、薬局でのちょっとしたからかい。
ただの工具探しが、一日を彩るちいさな物語になった日。
きっとこの「マルタでのニッパーとピンセット探し」は、記憶に確かに残ったはず。
今日も、ちいさな発見に出会えるような一日になりますように。
082ひでみん
続報:今度は穴を開ける工具が必要とのことで、日本で製作を続ける運びとなりました(笑)。
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082 - ひでみん
WEBライター / 静岡県 / LEE100人隊
39歳/夫・息子(10歳)/手づくり部・料理部・美容部/隊員3年目。猫のような息子と犬っぽい夫とともに暮らす主婦。“海外への憧れ”が昔から強く、いつか出張に行ったり、住んだりしてみたいと心の奥底で夢見ています……♡好きな色はホワイト。ドラマをこよなく愛して約30年が経ちました(笑)。お料理、ファッション、メイク、エンタメまで幅広く興味があるので、LEE100人隊の活動を通してみなさんとたくさん情報交換させていただきたいです!どうぞよろしくお願いいたします♪身長159cm。
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