2025年7月のお題

【北國花火2025】金沢大会(復興支援大会)に行きました。

  • 001 ミミ

2025.07.28

  • 5

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年に一度の市内花火大会

7/26は金沢市内で【北國花火2025】が行われました。

毎年、金沢市ってこんなに人が住んでたんだ…

と思うような、人の集まりぶりです。

例年参加はせず、想像の域を出ませんでしたが、

去年から近くの場所まで行って見ています。

犀川という金沢市を流れる川があるのですが、

その河川敷、大豆田大橋という橋の近くで行われます。

どうでも良い予備知識ですが、

「おおまめだおおはし」ではなく

「まめだおおはし」と読むそうです。

無音のアッシュみたいな!😂

様々な場所で鑑賞可能、真下付近にも行ける

北國花火 2025 金沢大会

この大豆田大橋の立地的に

東西南北、どこからでも花火鑑賞ができるので

1カ所に人が集まりすぎることなく分散するためか、

ギチギチになって花火を見るというより、

和気あいあいと、様々な場所で

「みんなで見る花火」のような印象があります。

そして、この北國花火大会の良いところは、

花火が上がる場所のほぼ直下まで歩いて行けることです。

大豆田大橋周辺は交通規制&歩道も一方通行になっており

そこで立ち止まる事はできないのですが、

人の流れに身をまかせて、ゆっくり歩きながらでも、

自分のほぼ真上方向に、大輪の花火が上がるのは

見ていてとても迫力があり、

胸に響くドーンという大きな音は

心を打たれるものがあります。

花火にまつわる昔の記憶

北國花火 2025 金沢大会

私の母親の実家は新潟で、

弥彦山という山に打ち上げられる夏の花火を

小さい頃、親に連れられ見たことがあるのですが、

その時の記憶を思い出しました。

ドーン、ドーンと、体に大きな振動が来て、

自分の心拍数と別の場所で別の鼓動が鳴り響いている。

幼心ながら、すごい!と感動した覚えがあります。

うちの子どもたちはみたらし団子買ってくれだの

スムージー飲みたいだの、

完全に花より団子状態でしたが🍡😅

無心で眺めているつもりが

花火を見ながら、3つのことが思い浮かびました。

そちらでは、元気にしてますか?

北國花火 2025 金沢大会
撮影成功した、♥️型の花火

1つ目は、能登の震災で亡くなった友人のこと。

このことは、後で調べて分かったのですが、

去年から、金沢の大会は

「復興支援大会」と位置付け開催されています。

「亡くなられた方への鎮魂と

被災地の復興を願う皆様の思いを花火に託して打ち上げます。」

とホームページにも記載がありました。

調べてみると、

ヨーロッパでは花火はお祝いの意味で

日本では鎮魂や慰霊の意味で上げられることが多いのだとか。

確かに、他の地域の花火大会を見ていても、

震災だけでなく、戦争の空襲で無くなった方や

追悼、慰霊の意を込めた主旨であるものが

意外に多く見受けられました。

ぼーっと眺めながら、ふと

空の上からはる香さんや優香たちも

きっとこの花火を見ているんだろうなーと

久しぶりに、彼女たちのことを思い出しました。

空を見る度に泣いていた1年前に比べたら、

思い出す頻度はかなり減りました。

それでも、私の心にはいつまでも

彼女たちの記憶は残り続けています。

下から見る花火がこんなに綺麗なんだから、

上から見る花火も、きっと格別に綺麗だろうな。



黒いキャンバスから作る芸術

北國花火 2025 金沢大会
打ち上がったあと枝垂れる軌跡を描く花火。素敵でした。

2つ目は日本人の美学について。

私は絵を描くことはほとんどないのですが、

白いキャンバスに何か色を足していくと言う概念しか

描くと言う事からは連想出来ないです。

けれど、この真っ暗な夜空に緑や青や赤や黄色、

枝垂れ模様や渦巻き模様、様々な色や図形を

「黒いキャンバスに描く」と言う概念が

何百年も前からあったのかと思うと

そしてそれが長い歴史を経て進化し

日本中で文化として親しまれている事を思うと

自分は花火師ではありませんが、

日本人であることに

なぜか誇りを持てるような気がしました。

花火で想起した【鬼滅の刃 無限城編】

北國花火 2025 金沢大会

3番目は鬼滅の刃の映画のことです。

映画だけで記事を書くには短くなりすぎると思ったので、

ここで少し触れます。ネタバレなしです。

鬼滅の刃は大正時代を舞台にしたストーリーですが

大昔の人たちも今と変わらず、

こうして夜空に上がる花火を見て感動したり、

昔の記憶を呼び起こすことがあったり、

自分の中の芸術(戦闘力?)に練り上げたり、

いつの世も、花火が人を感動させたり

想い起こすきっかけになったりすることは

変わらないんだなあと思ったりもしました。

無心のはずが、色々考えさせられた花火

ただ空に打ち上がる花火を見ていただけなのですが、

この大きな爆発音と夜空に描かれる花模様からは、

思いのほかたくさんのことを想起させるものだなと

しみじみ感じました。

来年も、家族で花火を見に行けたらいいな。

子どもたちには、

この胸に響く大きな音と夜空に咲く花の記憶を

父と母と、手をつないで観に行った記憶を

大きくなっても忘れないでいて欲しいな。

そう思った今日この頃でした。

001 ミミ

001 - ミミ

専門職 / 石川県 / LEE100人隊

41歳/夫・娘(13歳)・息子(5歳・2歳)/料理部・美容部/旅、インテリア、ガーデニングなどが好きです。おいしいものも大好き。3人の育児と仕事で目が回りそうな毎日ですが、LEE100人隊の活動は自分の中の「好き」を再発見できる大切な場所です。気づけば2年目!いろんなことにチャレンジしながら、日々を楽しく過ごしていきたいです。

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