【読み聞かせ記録】いろんな夏休みを擬似体験【絵本】

こんにちは、023 しーです。

娘にかつて読んでいた、思い出いっぱいの絵本たち

「娘のために」という名目で私が楽しんでいた読み聞かせですが、娘が小学生になり、絵本を読む機会はほとんどなくなってしまいました。

でも、絵本の話がしたい！

そんな私の絵本の読み聞かせ記録です。

今回のテーマは、夏休み

いよいよ子どもたちは、夏休みが始まりました。

”夏休み”というワードを聞くと、ウキウキした気持ちになりますよね。

大人になってもその気持ち忘れたくないな、と思って今回の2冊を選びました。

地獄にもお休みが！？

文：富安陽子　　絵：大島妙子

オニのサラリーマン　じごくの盆やすみ

オニのサラリーマンシリーズはファンの人も多いのではないでしょうか。

我が家も例外なく大好きです。

題名だけ読むと、恐ろしいお盆休みを想像してしまいますが、ご安心ください。

富安さんが書く、軽快な関西弁のセリフとコミカルな地獄の世界観、

大島さんが描く、いい感じに力が抜けた親しみと愛くるしさのある絵。

文と絵の相性が最高の、笑える絵本です。

”地獄のお盆休み”という発想の豊かさに驚き、オニたちの適当と真面目が入り混じった仕事ぶりに共感できて、クスッと笑える絵本です。

「地獄って楽しそう！」と迂闊にも思ってしまうので、そこだけは要注意です！

子ども時代の自分と重ねてしまう

作：村山桂子　絵：堀内誠一

たろうのおでかけ

まみちゃんの誕生日のお祝いのために、おでかけするたろうのウキウキする気持ちが自分の子ども時代を思い出させてくれる、そんな絵本です。

うれしい気持ちがおさえ切れない、たろうの様子と、

周りの大人に注意されると、ちゃんとルールを守ろうとする素直さが本当に可愛らしい！

まみちゃんの家まで続く道もワクワクするし、こんな家に住んでみたい、なんて思ったり。

お土産で持って行ったアイスクリームを2人で食べる様子を想像したり。

夏休みにした、小さな冒険を想起させてくれる作品です。

以上、7月の読み聞かせ２選でした。

本当は、外で思い切り遊べたらいいのだけれど、最近の夏は、長時間遊べる気温じゃないですよね。

夏休みの長い自由時間に、子どもと一緒に本の中のいろんな世界に出かけて、夏休みを楽しみたいです。

ではー。

023 しー