夏休みが始まり、先日、渋谷で開催中のレオ・レオーニの絵本づくり展へ小3・次男と行ってきました。
我が家でレオーニさんの作品といえば、小学2年生の教科書にも載っていた「スイミー」のほか、「フレデリック」や「じぶんだけのいろ(原題:A Color of His Own)」は子どもたちが小さい頃読み聞かせをしていました。

渋谷ヒカリエへ
会場は駅から直結が涼しくて嬉しい、渋谷ヒカリエ9Fのヒカリエホール。再開発工事中の渋谷が見渡せます。奥にはスクランブル交差点も。

渋谷にやって来たよ〜!
次男からのリクエストで写真をパシャリ。

原画で学ぶ、感じる、絵本作りの技法
第1章では、絵本の原画が、技法の紹介とともに展示されていました。あの美しく、愛らしい絵はこうやって作られたのか!を知ることができて親子で感動しきり。

ねずみたちは、紙を手でちぎることによって、ふわふわ感にこだわって表現。後のコーナーで、実際の制作手順を映像で観ることができました。

ねずみはいつでも作れるようにパーツをストックしていたそう。

僕の原画もあるよ〜!
原画で観ると、一層可愛いフレデリック。

所々にコメントがあり、どこに注目したら良いか、子どもにも分かりやすい工夫が。

紙を貼り合わせたコラージュのほか、スタンピングや、こすって模様を写し取るフロッタージュなどの技法の使い分け、水彩、油彩、色鉛筆など画材による表現の違いなどが、説明とともに展示されていて、次男も興味津々。色々な技法を真似して何か作品を作ってみたくなりました。

知りませんでしたが、「スイミー」の絵本原画は行方不明になっているそうで、本展では、再制作の際に描かれたものと推測されている習作を展示。これも貴重。
レオーニさんの紹介映像の上映もありました。アメリカの小学校での授業のために作られたものだそうで、子どもにも分かりやすい内容に。「スイミー」や「フレデリック」のストーリーがどう生まれたのか、キャラクターや技法についての話はとっても興味深かったです。キャラクターの中では、レオーニさん自身はフレデリックに似ているそう!

第2章では「6わのからす」を原画とともに読める、贅沢な展示になっていました。レオーニ作品のどれもそうですが、すごく大切なメッセージが込められていて、改めて色々と考えさせられるストーリー。

レオーニさんの絵本が時系列にずらり。

こんなところに…!
絵本の世界を体験

第3章は、レオーニさんの作品の世界を体験できるエリアに。


触れたり、体を動かすことによって絵が動くインタラクティブな展示には、大はしゃぎ。


近づいていくと.…!!

レオーニ作品に登場する様々な植物や石などを、標本のように並べた展示もユニーク。

いちばん感動したのは、「スイミー」の世界に入り込める展示。絵は少し動くようになっていて、ずっと眺めていたいほど、美しさに圧倒されました。


レオーニさんが使っていた技法のひとつである、フロッタージュを体験できるコーナーもあったので2人でトライ。好きな形の紙を選んだら、クレヨンで模様をこすって写し取ります。作品は会場に掲示しても、持ち帰ることもできたので、私たちは記念にお持ち帰り。

最後はショップでお土産選び
いつもはあまり長居はしないショップですが、可愛いものが多すぎて迷いました〜!

自分用には「スイミー」のタオルとポストカードを。次男が選んだ「フレドリック」のチャームは、フレドリックのイラストと自分の名前が入ったスタンプになっています。
レオーニさんの世界観を体感し、作品に込められた思いや背景、制作のこだわりをより深く知ることができて、充実の企画展。学びになり、クリエイティブにも刺激され、夏休みのお出かけ、親子で素敵な時間を過ごせました♪
レオ・レオーニの絵本作り展の開催は8月27日(水)まで。
▽066 canaさんも行かれています♪

夏休み、旅行は楽しみだけど荷造りが大変で、なかなか重い腰が上がりません…
010 - アイコ
教育系 / 東京都 / LEE100人隊
47歳/夫・息子(15歳・9歳)/手づくり部・料理部・美容部/男子2人に振り回されながらも、それがけっこう楽しい毎日。インテリアはシンプル派、ファッションはモノトーンメイン。“好き”のある暮らしを大切に。子どもとのお出かけ、日々の素敵な発見や心動く出会いを、みなさんと共有できれば嬉しいです。LEE100人隊2年目もよろしくお願いします。NY育ち・身長156cm。
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