旅行のお土産と万博の土産話【父×息子の大阪2人旅】～土産話編

夫と息子の大阪2人旅、前回の「お土産編」に引き続き、今回は「土産話編」をお送りします。

旅行から帰って来た息子は、いつもより少し高揚している様子。「話を聞くなら今日中がいい！」と直感し、お風呂上がりのところを捕まえて、「旅行の写真見せてくれる？」とインタビューを決行しました。

一番楽しかったのは、やはりガンダムのパビリオン。概要は、息子が話してくれた内容をそのまま載せさせていただきます。

映像系のパビリオンで、アナザーストーリーっていうか、ここでしか見られないオリジナルストーリーなんだ（感じ入っている表情）。戦争が終わった後に、モビルスーツ（ガンダムなどの人型兵器）を軍事利用じゃなくて、他の用途で使用してる。それが新しい時代の平和を象徴してる感じで…あんまりネタバレしちゃいけないから（楽しみにしている人たちがいるから）、これくらいで。

その場を新鮮な気持ちで楽しみたいと、出展のバンダイナムコ公式の予告動画もあえて見ず、前知識ゼロで出かけて行った息子ですが、その期待に大いに応えてくれる充実のパビリオンだったようです。夫もこちらが一番良かったそうで、「万博の展示後もそのままテーマパークに持っていけるようなクオリティだった！」と感動していました。

ガンダムのパビリオンの他も、いろいろ楽しく見学してきたそうです。

カーボンニュートラルを実現する、現代の自動車のように人々の生活に欠かせない存在となることを目指して考えられた次世代モビリティ、「空飛ぶクルマ」。

息子「もはや自動車の面影はなかったよ。」

まさに未来都市の乗り物のイメージです。

高校の授業の調べ学習のテーマだったことでマレーシアに興味を持っていたので、入ってみたそう。マレーシアの伝統や経済について、そして、それが未来にはどうなっていくのかという展望まで知れたのが良かったそうです。マレーシアに行ったことがある夫は、会場が「マレーシアの匂いだった」のが印象的だったそう。

私「これ、きれいなモニュメントだね！」
息子「その金細工がメインのパビリオンじゃないよ。その建物の中にいろいろあるから」
私「はあ…」
（少年は、ミーハーな合いの手に厳しい。）

こちらのモニュメントですが、廃棄のPCや携帯電話から取り出した100％リサイクルの金を、金沢市の伝統工芸士の手技によって金箔にされたものが貼られているそうで、そのエピソードにも惹かれます。

とても興味深かったのは、シグネチャーパビリオン Better Co-Beingの作品。太陽の光を反射して輝く無数のクリスタル。ここに人工的に降らせた雨と来場者の動きが加わり、条件が揃うと虹ができるという参加型のアート作品だそう。2人も小さな虹を見つけられたみたいです。

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「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマのEXPO 2025。お土産話からも、これからの社会に期待を持てるような展示の数々だったことが伝わってきました。