【大阪】Louis Vuitton「ビジョナリー・ジャーニー」展/中之島美術館 へ行ってきました
-

hashimo
2025.07.21
- 2

みなさんこんにちは、TB hashimoです。
7/15日から始まった話題の展示、Louis Vuitton「ビジョナリー・ジャーニー」展へ行ってきました。
暑い中で京都から中之島美術館までの移動に少し怯んだのですが、行ってみて本当に良かった!
レポートさせてください。
※撮影、掲載の許可頂いています、ありがとうございます。
Louis Vuitton「ビジョナリー・ジャーニー」展とは

ルイ・ヴィトン創業170周年と2025年大阪・関西万博(日本国際博覧会)を記念して、大阪中之島美術館にて2025年7月15日〜9月17日の期間開催されることになったのがこの、「ビジョナリー・ジャーニー」展。
タイ・バンコク、上海に続いて日本初の美術館開催だそうで、ブランドの歴史性と日本との文化的対話をより深く体感できる内容になっています 。

中之島美術館は2022年にオープン。
安藤忠雄さんがデザインに関わっておられるということで、この館自体も開館時から非常に話題になっていました。
8月に関西を離れるので、それまでに1度来たいなと考えていたところに今回の面白そうな展示があり、足を運びました。
展覧会の見どころ

こちらの展覧会は12のテーマごとに構成され、メゾンの成り立ちから卓越した匠の技、創造性、そしてイノベーションにインスパイアされた没入型の旅がテーマ。
メゾンの原点から最新クリエーションまでの軌跡を見ることができる貴重な機会になっています。

チケット確認後には美しいリーフレットと、会場限定のオリジナルステッカーが頂けます。
入場時に希望すると、自分のスマホQRコードを読み込んで音声ガイドをつけることができます。
音声ガイドはなんと、ルイ・ヴィトンのアンバサダーを務める歌舞伎俳優の十三代目市川團十郎白猿さん、広瀬すずさん、Number_iの平野紫耀さんの3名がご担当されているという超豪華っぷり。
12ある展示空間のそれぞれの解説や、メゾンと3人の関係が垣間見えるエピソードも聞けてとても興味深かったです。
メゾンの歴史と本気を体感できる展示に大感動
会場の雰囲気を少しご紹介したいと思います。

アトリウム(入口空間)
モノグラム柄の和紙を使った巨大なトランクタワーと、138個のトランクで構成された半球の「トランクスケープ」が圧巻 でした!

原点(Origins)
初期から作ってきた製品や参考文献、当時の写真などを見ることができました。
衣類用、調理器具、オーディオ、馬具など本当に多種多様なものを”スマートに運ぶ”ために考え尽くされたバッグやトランクが並びます。
使い込まれたものも多く展示されていて、傷や革の経年変化も歴史を物語っていてカッコよかった。
顧客に尽くし、一つ一つのオーダーに創意工夫を凝らしてきたこと、新しいものを作るたびに見つけた小さな発見を積み重ねてより良いものを作れるようにしてきたんだなぁと感じられました
世界有数のラグジュアリーブランドも元をたどれば、こうした地道な努力や人と人の繋がりから広がって行った歴史があるんですね。(そしてそのスピリットは今もメゾンの根幹に在り続けてるんだということがこの続きの展示でひしひしと伝わってくるのも胸を打たれます)

冒険(Expeditions)
こちらの部屋は全体が気球型になっていて、BGMとしてシューーっと気球に空気を送り込む音がしているという世界観の作りこみっぷり!空間に没入するための仕掛けや工夫がすごいんです。
展示の棚は実際に空気を入れて作ったビニール製とのことにもビックリしました。
(会場のスタッフの方が丁寧に解説下さりました、ありがとうございます!)

この空間の中心には三つの箱と馬車があったのですが、これは海外に馬車を持って行きたいと顧客から相談を受けた際に作ったものだそう。
バラバラにしてこの三つの箱に収納して目的地まで行き、馬車が必要なシーンで組み立てて使えるようになっています。
難しいリクエストにこんなにもエレガント且つ実用的な形で応えるルイヴィトン。かっこいい。


ルイ・ヴィトンと日本
ジャポニスムに着想を得た2代目ジョルジュのモノグラムと家紋の類似性に関する資料展示、黒田家ゆかりの徳川家斉のトランク、着物や友禅染との融合なども展示がありました。
このセクションの解説は市川團十郎白猿さんがご担当なさっていて、ご自身がメゾンに作ってもらったトランクのお話もされておられたのが興味深かったです。


素材・クラフツマンシップ、耐久テスト
様々な素材を使ったバッグやアパレルに挑戦し続けていること。
よりよいもの、より新しいものを生み出すために素材にこだわっていることが紹介されていました。
また、バッグの開閉や擦れの耐久テストを見ることができる部屋や、トランクに絵付けや鋲を打っておられる職人さんの作業も見ることができました。繊細な作業でとても驚きましたし、生で作業を見ることができるのは貴重な機会で嬉しかったです。

コラボレーション空間
草間彌生さん、村上隆さん、Supremeなどとの壮大なコラボ作品が万華鏡のような幻想的空間で展示されていました。話題になったコレクションを改めてまとめてみることができて面白かったです。
独自の世界観を持つアーティストの強いデザイン×質実剛健なメゾンの物づくりの融合、パワフルな空間でした。

VERDYさんのペイントトランクも素敵でした〜。
会期の前日にルイヴィトンの現ディレクターであるファレルさんと、今季コラボレーションしているNIGOさんがこちらの前で記念撮影されていたこともあり注目の展示です。
✔ 感想とおすすめポイント

トランクをテーマに旅・時間・記憶を巡る構成が巧みで、アトリウムや各部屋の演出が壮大で見ごたえがありました。
メゾンの初期から近年の話題のアイテムまで大満足の内容でした!
ギフトショップ&関連書籍も充実していて、会場の最後には展示限定ノートや書籍、展覧会ブックレットなど記念になるアイテムを販売していました。
会期は2025年7月15日(火)〜9月17日(水)まで。
チケットは、中之島美術館のHPよりアクセスして私は予約しましたよ〜。
皆様も是非、非日常な時間に没入できる「ビジョナリー・ジャーニー」展 行ってみてくださいね。
hashimo
hashimo
会社員 / 千葉県 /
39歳/夫・娘(7歳)/手づくり部・料理部・美容部/ファッションが大好きな働くママです。モード・カジュアル・ちょっとボーイッシュが好み。今一番夢中なのは推し活!旅行や写真、イラストも趣味です。おいしいものとお酒も大好き。今年度もちょっといいことを皆さんとシェアしたいと思います♡ 身長171cm、骨格ナチュラル。
この記事へのコメント( 2 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。

















002 みなっこ