幸い、わたしの場合
出血が少なくドレーンもなかったため
シャワーが1日繰り上がる。(下半身のみからスタート)
投薬も無し
ここからが
日常生活へ戻る為のターン
術後1日目

朝食、昼食は5分粥にとろみのついたおかず頭痛がひどくて気持ち悪くても
「胃と腸を動かして食事を摂ったほうが良い」と言われ、休みながら食べる
→わたしはお粥とあんかけが苦手でほぼ食べる事ができなかった
※わたしの場合は甲状腺全摘手術でなかったため
甲状腺のお薬の処方はなかったが
お薬が処方された患者さんにはこのとろみは
飲みづらいお薬の服用の助けになっていたみたい。
看護師さんに半分も食べられなかったと伝えると
「自動販売機で買って食べてもいいからね」
この言葉、入院中何度言われたかわからない。
だけど、お腹も空かないし
自動販売機でおやつを買うことはなかった。
唯一、暖かいコーヒーが飲みたいと思い
ステックコーヒーやドリップコーヒーを
持参すればよかったと思った。
夕飯のうどんからはなんとか食べる事ができ
うどんが手作りで
※NHK連続ドラマ小説おむすびで病院の管理栄養士の話を思い出した。
患者のことを思って作ってくれている
″食べなきゃ″と思っても
食べる事ができないー
半分以上は食べられた。
※その日の夕飯のうどんは
後日、術後患者さんとの団欒時の話題になるほど
話題性のある献立でした(笑)
術後2日目

常食に戻ってから(術後2日目には戻ります)
食べる事ができた。
手術前、病棟にある小さな談話室で、話す患者さんたちを見て
わたしはあの中に入る事なく、この入院を終えるんだろうなと思っていた。
が、術後より首の傷を確認するなり
術後だと認識され
談話室で外を眺めていたら
話しかけられ
どんどん輪が広がっていった。
先輩が多かったけど
■話題は手術中の話
■手術に至るまでの経緯
■傷口の話題
■退院前に購入する傷口に貼るどちらのテープを購入するか
■いつ退院か
甲状腺の病気になる人の特長など
ガンの場合はストレスとのこと。(確かな情報なのかは不明)
基本、手術を目的とした1週間程度の入院がスタンダード
術前に説明を受けた合併症になり
食事が開始されず
退院の目処も立たないという患者さんもいた。
あぁ、10%に満たないリスクの説明はこのために必要なんだなと
改めて感じました。
自分だったら耐えられるのか
胸が締め付けられるような気持ちになりながら
自分自身の気持ちを飲み込まれないように奮い立たせていく。
普段の生活の中にいると
みんな同じパジャマを着て
同じ目的に向かって過ごす
入院という名の病院生活は異様だと毎回思う。
毎日誰かが手術で
押し潰されそうな思いを抱えて
調理台の魚の役目を終えて帰ってくる。
術後の様子をみて家族が安堵する
様々な家族模様を見ることができた。
みんなにそれぞれの日常がある。
毎日こどもたちの登校の様子と犬の画像を送ってくれる旦那
仕事の出退勤を知らせるグループラインをみて
今日も日常は動いていると実感した。
何か悪いことしたかな?
心当たりはある
旦那を大切にしていなかった。
できてなかった。(と思う。)
目まぐるしい毎日に
少しゆっくり休みたいと思った。
それがこんなカタチで来るなんて。
術後2、3日目の夜は
体調も回復して
首への緊張もあってか眠れず
※術後、上を向くことを控えるよう言われ
ペットボトルもストローを使うよう言われる
日常生活の中で
上を向くことってたくさんあって
うがいもまつ毛の美容液をつけるのも
実は首を伸ばす行為だと気づく
そのことに意識が集中してしまい
動きが鈍くなる
上を向く以外の
首を左右に動かしたり
下を向いたり
肩を回したり
腕の上げ下げをするストレッチは朝、昼、晩と組み込まれている。
術後3日目(退院の前日)
声帯が異常ないかの確認の
経鼻内視鏡をするため
外来に呼ばれる
同室の患者さん4人中3人が、同日受診だったため
仲良く首の傷もあらわのまま外来にパジャマのまま降りて
痛いかな?すぐ終わるかな?と言いながら
みんな問題なしと言われ病室に戻ってきました。
※外来患者さんがまだたくさんいたので不安を煽る行為だったかなと
後悔しました。傷口の見えない上着を羽織っていけばよかった。
経鼻内視鏡では、鼻から内視鏡を入れ声帯を見る。
少し違和感はあるけど
すぐに終わった。
麻酔もなかった。
■医師による回診と術後の外来の案内がある
病院最後の夜も
あまりよく眠れなかった。
退院の日
■首のテープを購入
わたしはレディケアというテープにする。
(キズパワーパッドを厚くして
ヌーブラを薄くしたような感じのもの)

テープ交換の指導
はじめて自分の傷を見た。
昨日同室の方に
一番手術日が早かったわたしは
「いつまでペットボトルをストローで飲むんですかね?」と聞かれ
「わたしはまだストローで飲んでいます」と答えましたが

術後4日目の退院の日の朝
ペットボトルのストローを取られ
「もうストローなしで大丈夫です」と言われる。
急に訪れる。
3週間たって風邪をひき、うがいができないことに限界を感じ、うがい始めました。
薬剤師さんの説明も終わり
退院の日は
土曜日だったので
精算が上がってくるの遅いかなぁと思っていましたが
10時半過ぎには病室を出る事が出来た。
病院関係者さんは皆さんとても親切で優しく
メンタルが過敏な時期を支えてくれました。
お仕事だけど、1人1人の働く姿に支えらた。
ありがとうございます。

最後にこちらのバンドをチョキンとされて
晴れて退院です。
同室の皆さんがあいさつに来てくれて
「お世話になりました。
あと少し皆様も頑張ってくださいね」
とお礼と励ましの言葉を伝える。
過敏なメンタルの中
カーテン一枚で
退院の日を目標に、みんなよく頑張ったな。
わたしの後に順番に3人退院の日が続くので
退院後、3日間は今日は○○さんだな!と思いだした。
これもきっと貴重な体験。
1週間ぶりの外は
暑かったけど
I’m donut? に寄り道と退院後の生活

入院費を持って迎えに来てくれた家族と
ドーナツ屋さんによって
お土産を購入。
退院後、疲れが出て家族が迎えに来てくれた車の中で横になりながら帰宅。
ランチをして帰宅。
と様々な入院体験をブログで予習していたため
疲れて寝込む派だったらどうしよう?
家族に迷惑がかかるな
などと思っていたが
都内の一等地、週末パーキング問題も考慮して
急遽電車で来てもらうことに
電車で帰宅し
帰宅後は持ち帰った洗濯物の洗濯
こどもたちの上履きを洗い
翌日は犬の散歩

とまぁ、のどの痛みと違和感を感じつつも
1週間自宅療養
その後、会社にも復帰して
ゆっくりではありますが、日常を送っている。
あくまでも、わたしのケースは一例であって
個人差があると思う。
おそらく、現段階では、軽く済んだ方なのではないかと思う。
今後、1か月健診など
何かお伝えできれば記していこうと思う。
その前に、術前、術後にやっておいたこと
やっておいた方がいいこと
用意したもの
要らなかったものなど
番外編でお伝え出来たらと思う。
もう少し、お付き合いください。
072 かね
TB - かね
派遣社員 / 千葉県 / LEE100人隊トップブロガー
42歳/夫・息子(11歳・8歳)・犬(ヨーキー15歳)/料理部・美容部/2人の男の子を育てる派遣ワーママです。子育て、家事、育児、少年野球ママ経験中。元仮面ライダーゼロワン国宝級イケメン高橋文哉君をゆるく応援しています。面白い人と、面白いことが大好きです。ファッション、インテリア、街ブラ。取り組んでいることは週末の野球飯を含む料理全般(苦手だけど)頑張ります。観葉植物にも興味が出てきて増やしたいと思っています。どんどんおうちにいる時間が好きになっていて自分なりの、家を心地よくすることを常に考えています。みなさんの素敵な生活、日々勉強になります。身長154㎝。
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