タイトルのとおり、朝ドラ「あんぱん」にハマっています。アンパンマンの生みの親「やなせたかし」の奥様になる「のぶ」をモデルに物語が進みます。
北村匠海くん演じるちょっと冴えない嵩、今田美桜ちゃん演じる猪突猛進系のぶ。
朝ドラではのぶちゃんの方にスポットが当たるのですが、私はこの冴えない崇に超愛着が!
家庭環境や時代背景、いろいろな要因がそんな性格を作ったのだろうけど、やさしさゆえにひ弱に見えてしまう彼を応援したくなっちゃうんです。
やなせたかしってどんな人?
ドラマは史実通りではないとのことでフィクション部分も多いのだと思いますが、いったいほんとはどんな人なのか興味が出てきたやなせ先生本人のこと。
私が思い出せるのは、アンパンマン映画の試写会か発表会で急に歌(音頭?)を歌い出すちょっと突飛な人、のイメージなんです。多分なんかの情報番組で見て、そのインパクトが強烈すぎて。
ますます興味深い。。。笑
というわけで、図書館で借りてきました。
生きているってふしぎだな / もうひとつのアンパンマン物語 人生は、よろこばせごっこ

「生きているってふしぎだな」は詩集です。
ドラマの崇っぽさ全開の、やさしさ溢れる詩が多いです。つくづく平和主義で、ゆえところどころ見せる哀しみもあり。
と思ったら「ハゲ」を連発する詩もあったりして、、、
私はやなせたかしさんご本人というよりドラマの崇のイメージが先行しちゃっているので、そのイメージのまま読み進められました。
からの「もうひとつのアンパンマン物語 人生は、よろこばせごっこ」。こちらは短編コラム集です。
あんぱん視聴者さまなら「人生はよろこばせごっこ」にピンとくるよね、寛先生ーーーー! ←竹野内豊さん演じる崇の叔父さんの台詞でした
ただ、著書によるとこのセリフは実際は叔父さんの言葉ではなく、ご本人の言葉のようです。
「人を喜ばせたい。そうすることが嬉しい。」
アンパンマンがヒットしたのはご本人が70過ぎてから。けして早くから売れっ子だったわけじゃない、遅咲きで自称新人のやなせさん。
それまで構成作家や詩人、編集者としても活動されてきたんですって。漫画家だけじゃないのね。
ボランティアでも低いお給料でもご自身に正直に、漫画や文学・カルチャーに対して盛り立てようとする姿がこの本を通じてよく伝わってきます。
この本は伝記と違って生い立ちなどが書かれているわけではないのですが、意外とのぶちゃんよりも野心と度胸あるんじゃないの…?と感じるエピソードも多くてびっくり。
「たっすいがーの崇」のイメージとはちょっと違った、やり手でユニークな一面が見えて面白いです。
でも、勝手にリサイタル開いて勝手に歌手を引退した話もあったので、私の記憶にある、試写会で突然歌い出した話にも繋がるのかしら。。。
今後のドラマのネタバレになるかがわからないので伏せますが、あぁなるほど!と思う繋がりもあったりして。
今度はそれこそ伝記も読んでみたいと思いました。
ちなみに広告費を踏み倒そうとする取引先にのぶちゃんがカバンぶん投げるエピソードはホンモノのようです 笑。
余談。
そうそう。
先ほど、詩集「生きているってふしぎだな」を紹介させていただきましたが、童謡「手のひらを太陽に」ってやなせたかしさん作詞って知ってました?
わたし、本を読むまで全然知らなくってびっくりしたんですよ、え、これ有名な話なの?!
TB - ゆかり
主婦 / 岐阜県 / LEE100人隊トップブロガー
45歳/夫・娘(9歳)/手づくり部・料理部・美容部/音楽大好きYUKI部・紙モノ大好き文通クラブもマイペースに活動中。わたわたしている日常の中で、ブログは大切な休憩場所。私なりのスキ・タノシイ・カワイイを目いっぱい綴りたいと思っています。ラストイヤー、ぜひお付き合いいただけたら!普段から割とにやにやしています。声は低め。猫を飼うのが夢。
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