こんにちは、023 しーです。
あっという間に梅雨が終わり、長くて暑い夏に突入していますが、夏は家にこもりがち。
読書といえば秋ですが、私にとって、おうち時間が長くなる夏こそ読書の季節になりつつあります。
LEE8・9月合併号、LEE100人隊の夏の推し本アワード
もう読まれましたか?
100人隊の、実際に読んで面白かった本が紹介されています。
好きな作家さんや大きな賞をとった作品以外で、自分が面白いと思える新しい本との出会いって難しいですよね。
だからこそ、誰かのおすすめ本は、とても参考になります。
新しい本との出会いを探している方は、ぜひ、目を通してみてください。
『香君』上橋菜穂子
この記事の中に実は、私のおすすめも入れていただきました!
1つ目は、上橋菜穂子さんの『香君』

そもそも上橋さんの作品のファンです。
LEEの今月号の表紙、綾瀬はるかさんが主演でドラマ化もした『守り人』シリーズ、
アニメ化もしている『獣の奏者』『鹿の王』などが有名で、どれも面白くておすすめですが、
1つ選ぶとしたら、私は『香君』かな、と。
上橋さんの作品に共通しているのが、作り込まれた世界観。
ファンタジーというと、子どもが読むもの、というイメージもありますが、
上橋さんの作品は、そういう歴史が、そういう国が本当にあるかのようなリアルさで物語がすすむので、大人も違和感なく本の世界に没入できるのです。
特に『香君』は物語の中の問題が、現実の世界とリンクすることも多く、現実の問題について考えるきっかけにもなりました。
昔、ファンタジーが大好きだった、という大人にぜひ読んでもらいたい作品です。
『地獄の解剖図鑑』著:大角修 編集・構成:地人館 イラスト:ほしのちなみ
2つ目は、こちら。

これもある意味ファンタジーですね。…いや、現実なのかもしれない。
誰も知らないはずの、死後の世界にある地獄。
仏教世界の地獄を中心として、日本の神話・説話や妖怪、幽霊などについても言及されています。
いや、まさに地獄。
絶対に行きたくない恐ろしい世界が広がっています。
地獄にいる鬼たちの姿形も、バラエティ豊かな地獄の種類も、仏様たちの世界との落差も、全てが興味深い。
科学という概念がほとんどなかった時代の人たちが、その分、想像力(創造力)を思う存分使って、作り上げた世界は自分の凝り固まった思考を揉みほぐしてくれます。

解剖図鑑シリーズは、地獄以外にもたくさん出ているので、自分の興味に合わせて読むことをおすすめします。
気になる本がきっと見つかる!
100人隊の人たちが、他にも魅力的な本をたくさん紹介している、推し本アワード。
きっと、自分に合った本が見つかるはずです。
LEE8・9月合併号、ぜひ覗いてみてください。
私も気になる本をメモして、本屋さんに行きたいと思います。
この夏は読書を楽しむぞー!
ではー。
023 しー
023 - しー
主婦 / 奈良県 / LEE100人隊
43歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/山も谷もない人生ですので、日々の何気ない出来事、自分の好き(読書、コーヒー、植物など)を綴っています。大好きな布小物作りについてや下手なりに作る料理もたまに。趣味でもあるお出かけは、美術館・博物館巡りなどの文化系が多めです。非日常の旅行もたくさんアップしていきたいです。ファッションは、低身長・40代のおしゃれを鋭意勉強中!LEEを通して、成長していきたいです。
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