【LEEレシピ】いぶさない「自家製ベーコン」今井真実さん/我が家の保存食です TB icoco
-

TB icoco
2025.07.13
- 0

沖縄といえば豚肉!
沖縄に住んでいると、「豚肉ってこんなにバリエーションがあるんだ!」と驚くことがよくあります。沖縄料理に欠かせないのが、なんといっても“豚”。地元では「鳴き声以外は全部食べる」と言われるほど、豚は暮らしに根付いた食材です。私のお気に入りは、ベーコンに似た「スーチカー」。「塩(スー)」と「漬ける(チカー)」を合わせた言葉で、名前だけではピンとこない方もいるかもしれませんが、これは豚肉を塩で漬け込んだ、とてもシンプルな料理。スーチカーはベーコンと違って燻製をしない分、スモーキーさはありませんが、そのぶん豚肉本来の旨みがダイレクトに感じられる一品です。そんなスーチカーを作ったことがあると、ベーコン作りも意外と身近なものと感じています。きっかけは料理家・今井真実さんのいぶさない「自家製ベーコン」レシピを参考にしながら、自家製ベーコンを楽しんでいます。
材料の準備

豚バラブロック肉、塩、こしょう、そしてスパイス。
スパイスをもっと身近に自由に使いたい

今井さんも「スパイスや茶葉は、家にちょっとずつ余っているものを自由に合わせて」とおっしゃっているので、決まった概念にとらわれず、自由に作れるところが自家製ベーコンレシピの好きなところです。今回、以前スパイスのワークショップに参加したときに、木から摘み取って分けていただいたオールスパイスリーフとセイロンシナモンリーフを、自宅で乾燥させていたのでベーコン用にパウダーにしてみました。
下準備

スーチカーやベーコンを作るときは、スーパーで値下げされた豚バラブロックを見つけたらすかさず買うようにしているので、そのまま仕込むと水っぽくなってしまいます。お肉から出るドリップはキッチンペーパーでしっかり拭き取るのがポイント。

豚肉全体に塩、スパイス、白こしょうをまぶします。

この日は作業時間がとれなかったため、保存袋に入れた状態で一日冷蔵庫に置いておきました。
焼きかた

翌日、下味がついた豚肉を常温に近い温度に戻したあと、鉄板の上にアルミホイルを敷いて茶葉(今回はルーボスティー)をのせ、網を重ねた上にのせました。何度か作ってわたしはこの方法に落ち着きましたが、今井さんは厚手の鍋を使って調理されています。

予熱なしで120℃に設定し、90分焼いて粗熱が取れるまで庫内で冷ましたものがこちら。なかなかいい感じに焼けました。

ナイフで食べやすいサイズに切って保存容器に入れて食べるまで冷蔵庫に入れています。
ベーコンにはやっぱり卵でしょう!

今日の一皿は、自家製ベーコンエッグプレート!みんな大好き、朝ごはんにもぴったりの定番メニューです。
スパイスのこぼれ話

下味に使ったスパイスは全部パウダーにできなかったので、茶こしでこして粗めになったものだけを取り除いていました。
余ったスパイスでチリコンカン

残り物をかき集めて作った一期一会のチリコンカンができあがりました。でも、お豆は大好きな宮古島産の黒小豆をたっぷり使い、お肉は豚の小間切れを荒く叩いて歯ごたえ良くして、チェリートマトは畑から直送の新鮮なものを使っているので自然の恵みをたっぷり感じられる一品です。ごちそうさまでした。
TB - icoco
会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
















