前回の続きです。
年が明けて
手術に向けて
検査がありました
◾️2025年1月 転移を調べる検査
・血液検査
・超音波検査
・胸部レントゲン
・CT検査
血液検査、レントゲンの後診察
その後CT撮影
土曜日の外来ということもあってか時間がかかった記憶があります。
主人と次男が付き添ってくれて、午後から癌封じの神社に行く予定が
子供の習い事の時間に間に合わず
主人と旦那のみ先に帰宅しました。
子どもに病院をつき合わせてしまい
ごめんねという感じでした。
転移の結果は郵送にてということで
診察室にて返信用封筒を渡され
住所を記載して院内の専用ポストに入れて帰るように案内されます。
結果は画像を何人かの医師で確認するため
約1ヶ月後に自宅へと郵送との案内を受けました。
◾️2025年2月
自宅に結果が届く
怖くて一人では開けられなかったため
主人の帰宅を待って一緒に開封しました。
CT検査にて確認可能なリンパ節展いや、肺転移を疑う所見はありませんでした。
予定通り手術で治療しましょう
の文章に安堵したのを覚えています。
家族がいると
手術や入院も
スケジュール管理が必須です
◾️2025年3月中旬頃
キャンセル待ちをお願いしていたので
入院手術のキャンセルが出たと連絡をもらいました。
1ヶ月ほど早まるとのことで5月下旬の水曜日入院→月曜日退院
術前外来も1ヶ月早まる
予約しているのは6月下旬月曜入院→土曜退院
6月入院は土日を自宅で過ごせる
土曜退院なので迎えに来てもらえる
術前外来や主人の仕事の調整も取ってもらっていたこと
土日を自宅で過ごせることを優先し
職場にも話せていなかったため
予定通りの入院手術をすることに決める。
◾️2025年5月
職場の上司や派遣会社の担当者に話しました。
面談がありました。
仕事の調整をしてもらったり
休みの手続きを取りました。
同月
LEE8、9月号の撮影に家族で参加しました。
集英社に向かう前に新橋の主人が調べてくれていて
1月に行く事ができなかった癌封じの神社に行く事ができました。
首にメスを入れる前の家族写真が
LEE8、9月号P.55に掲載されています。
主人が発売を待ち望んでいて
発売日に買って帰って来てセルチェしていました。
家族の思い出がまたひとつ増えました!
LEE編集部のみなさん、ありがとうございます。
※今、熟読中のためレビュー記事は次回のブログで書きます!
同月
術前検査
家族同伴で来院するよう案内されていたので
半休をいただき、主人と病院で待ち合わせをしました。
血液検査を済ませて、検査結果が出るまでの時間で
ランチを済ませ
主人が欲しいと言っている電動自転車MATE.BIKEを青山のお店に見に行きました。
分刻みの鬼スケジュールでした。
診察と手術の説明がありました。
血液検査の結果問題なし
予定通り手術
同意書の配布
手術診療計画説明書をもとに術式や合併症の説明
合併症の説明が怖かったのを覚えています。
・出血→輸血を伴う場合がある
・反回神経麻痺
・術後高音発声障害
・術後甲状腺ホルモン不足→投薬治療
・術後創部感染、術後頸部違和感の持続、その他予期せぬ合併症
※詳細は省略しています。
甲状腺の模型や図を使い切除する部位などの説明がありました。
一通り説明された後
「これらの確率はどれも10%に満たないです。」と
言われました。
「えっ?本当?」と半信半疑なわたし。
早口で説明され診察室を出た後
表情が浮かなかったのか
次回の案内に来た看護師さんに
「大丈夫?不安なことがあったら何でもいいから聞いてね」
と言われました。
この時、早口で説明されて脅された合併症が10%に満たないということ
わたしが怖いのは輸血と声帯麻痺。そして全身麻酔への恐怖。
輸血は別の書類に詳しく止血剤にフェブリノゲンが使用されるということ。
何故怖いのかというと、わたしは以前カルテからフェブリノゲンを止血剤に使った患者さんを見つける仕事をしていたため
フェブリノゲンという文字に過剰に反応してしまいます。
医療業界に携わっている方はわかっていただけると思います。
また、帝王切開を2度経験しているわたしは
全身麻酔への恐怖がありました。
きっと出産と上半身の手術は意図が違う。
それもわかっているけど全身麻酔への恐怖がありました。
局部麻酔ではだめなのか?
どんな手術や治療にもリスクがあって
たとえ低くても
自分たち(医療機関)を守る為に説明の義務があることを充分に承知のうえでも恐怖でした。
メスを入れる時点で
今までの自分には戻れない
不自由になったらどうしよう
その自分を受け入れることができるのだろうか。
手術までの1ヶ月
考えないようにしても
寝る前に頭の片隅をよぎるのです。
昨年末、告知と入院予約の説明をしてくれた医師が
「進行が緩やかなおとなしいガンだから
治療は大丈夫!
心配なのは手術までのメンタルの問題かな。」
そのメンタルの問題がここにきて爆発するとは…。
入院中のこどもたちのスケジュール管理
両方の親へお願いするヘルプスケジュール
普段ノータッチの学校の準備、送り出し
休日の長男のお弁当
主人に任せられるのかも不安で
1週間を過ぎても
関与ゼロな主人に本当にできるのか当たり散らしていました。
※その後、入院中にお話しした方も
オペを待つ最後の1週間はメンタルボロボロでイライラしていたという話を聞いて
わたしだけではなかったんだ。と胸をなでおろしました。
大人になると
いつの間にか
背負うものが増えています。
仕事もこどもも主人も両方の両親、親戚
全部自分で選択して持つことを決めたものだけど
治療も自分だけの問題ではなく
みんなを巻き込んで計画的に望まなければならないことに
不便さを感じることもありました。
気持ちが不安定になりすぎて
最悪な事を考えてしまうときは
「病気になってごめんね」
と思うこともありました。
続きはいよいよ手術と入院です。
つづく
072 かね
TB - かね
派遣社員 / 千葉県 / LEE100人隊トップブロガー
42歳/夫・息子(11歳・8歳)・犬(ヨーキー15歳)/料理部・美容部/2人の男の子を育てる派遣ワーママです。子育て、家事、育児、少年野球ママ経験中。元仮面ライダーゼロワン国宝級イケメン高橋文哉君をゆるく応援しています。面白い人と、面白いことが大好きです。ファッション、インテリア、街ブラ。取り組んでいることは週末の野球飯を含む料理全般(苦手だけど)頑張ります。観葉植物にも興味が出てきて増やしたいと思っています。どんどんおうちにいる時間が好きになっていて自分なりの、家を心地よくすることを常に考えています。みなさんの素敵な生活、日々勉強になります。身長154㎝。
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