先週、甲状腺乳頭がんの手術をしました。
現在、自宅療養中です。
LEE100人隊最後の3年目にして
がんを診断され、手術をすることになるとは
これは伝えろということなのかもしれない。
そんな使命感を勝手に抱いて記しています。
腫瘍が発見されたとき
腫瘍の細胞検査の結果が出るまでの通院期間
手術を待つまでの約半年間
不安で仕方なかった
こわいけどネットにある情報を探った
体験記を読んだ
ネットにある情報は
参考に過ぎないとわかっていても
時に恐怖だった
そして、まだ見ぬ未来を体験記を通して
想像することができた
知ることができて
安心材料にもなった。
対処法にもつながった。
だからこそ
まだ見ぬ誰かの未来の参考に
そして不安で押しつぶされそうな誰かの背中を
押すことができたら
そんなことを思い
忘れないうちに
上手に伝えられるかわからないけど
記します。
きっかけは
会社の健康診断
結果を待たずに甲状腺の病院に行って
2024年8月
会社の健康診断を例年通り受けました。
健康診断の問診（先生とお話）で
お部屋に入って座るか座らないかの時に
「甲状腺が腫れてるって言われたことない？」
えっ？
「首触らせてくださいね
うん。出てる。
結果待たなくていいから
甲状腺の専門病院を受診してください」
健康診断を受けてきて
はじめて指摘されました。
甲状腺の血液検査の結果は異状なし
体調の変化もなし
心当たりはなかったわけではありません。
甲状腺の病気じゃないよね？
と疑った出来事が春にありました。
息子の卒園式に撮った写真の目が
異様に出ているような気がして
甲状腺の病気を疑いました。
定期的に通っていた婦人科での血液検査にて
甲状腺の値は問題なし
気のせいか
その後、入学式の家族写真に写る
自分の目は違和感がなかったので
気にするのを辞めていました。
そのおよそ４か月後の健康診断で
甲状腺を指摘されたのは
体が何かを伝えようとしていたのかな？
と思ってしまいました。
結果論ですが…。
2024年10月
甲状腺内科を受診
「確かに腫瘍があります」
それから２か月後
健康診断の結果を持って
近所の甲状腺内科を調べて受診しました。
その日はエコーが出来ず
血液検査と診察のみ
２回目の診察で
「血液検査の甲状腺の値は異常なし
エコーの結果、確かに腫瘍を確認できました。
甲状腺外科で細胞診をしてもらいたい。
紹介状書きます。」
医師が教えてくれる病院リストから
自分で病院を決め
紹介状を書いてもらう。
腫瘍の細胞診をするために
甲状腺の手術までが可能な
大きな病院を受診する
わたしは手術になる事も考慮し
以前から知っていた
都内の専門病院を選び
受診しました。
土曜日も1日外来があるし
仕事をしながらでも通えることも
病院を決めるうえで大きな要因となりました。
■１度目の受診
紹介状を持って行っても
外科には案内されず
内科にて紹介状をもとに診察
血液検査をして
細胞診の検査予約を取って終了。
※わたしは土曜の検査を望んだため
細胞診までは約1か月待ちました。
この時、次回の検査の同意書や説明書
細胞診にて見つかる甲状腺腫瘍について明記された紙を貰って帰ります。
2024年12月
腫瘍が何者かを調べる
「エコー下穿刺吸引細胞診」とは
超音波による画像を見ながら直接その細胞を採って調べる検査。
■検査方法
ベッドに仰向けになり、超音波機器のプローブ（探触子）を頚部にあてながら検査を行う。
採血針と同じ程度の太さの針を使用し、超音波の画像を見ながら針先をすすめ、細胞を採取する。
検査時間は通常5分程度。
まず名前を呼ばれると
検査の説明があり
中待ちで待つ。
前回の検査の説明の際
しこりも動くのでうまく摂取できないこともあると言われる。
上手く採取できることを祈るのみ。
検査室から出てきた高齢の女性が
緊張するから休んでから帰ると言っていた。
その後入室
ベッドに腰かけ上半身だけ倒す。
※うろ覚えだがそうだったと思う。
医師、検査技師、看護師の３人体制だったと記憶している。
一瞬で終わる。
記憶に残る痛みなどはない。
針を刺した部分に
採血後に貼られるようなテープを貼られ
指で押さえて止血して
検査後の説明を受けて終了。
帰宅する電車の中でこの写真を撮った。
細胞診の結果を聞きに
はじめて主人と病院
「乳頭がんです」
診察室に入って腰掛けるよりも早かったのではないでしょうか。
「あまり良くない結果です。乳頭がんです。」
がんの告知
それはあまりに突然
不意にやってくる
わたしたちはドラマを観て変な免疫ができているのだろうか？
令和の時代
がんの告知は
容赦なくされる
あっけにとられる間もなく
受け入れざる得ない現実。
入院手術の予約
次回の転移などを調べる検査の日程
がんを告知された瞬間から
自分はガンなんだと思う時間もないほど
治療計画を立てていく。
診察室を出て
主人と話した。
「がんの告知って意外とあっさりなんだね。」
二人とも気分は沈んでいた。
わたしたち夫婦は
細胞診を受ける際にもらった用紙や
自分たちでネットで調べて
甲状腺腫瘍とはどんなものなのか
甲状腺のがんは９割が乳頭がんだということも。
進行が遅く、極めてよく治るがんだということも。
予習していた。
それでも
ガンを告知された時の衝撃は大きかったと思う。
そっかぁ。
ガンなんだ。
長生きできるかな？
長生きしたいの？
いや、せめてこどもたちが手がかからないくらいに成長するまでは
生きていたいかな。
なんか悪いことしたかな。
大きな病気は２度目だよ。
ここで2024年の通院は終了します。
2025年の通院は次回。
入院前に読んだ
１００人隊うさこちゃんの
《子宮頸がん闘病記》
どうしても伝えたい事があるから。伝えたいと思うあなたに、届きますように。
と記している。
本当にそう。
わたしも伝えたい誰かに
必要なあなたに届いて欲しいと思いながら書いています。
生きていてくれてありがとう。
年１回
必ず受診してください
「健康診断」
大きな病院で検査をしていた不安な時に読み
涙した１００人隊卒業生lovesummerさんの記事
健康診断の大切さを語ってくれています。
友人に話したときに
「健康診断を毎年受けてても見つからないこともある。
見つかって早期に治療ができるということも奇跡だよ。」
皆さん
１年に1回の健康診断
面倒くさがらずに受けてくださいね。
072 かね
TB - かね
派遣社員 / 千葉県 / LEE100人隊トップブロガー
42歳／夫・息子（11歳・8歳）・犬（ヨーキー15歳）／料理部・美容部／2人の男の子を育てる派遣ワーママです。子育て、家事、育児、少年野球ママ経験中。元仮面ライダーゼロワン国宝級イケメン高橋文哉君をゆるく応援しています。面白い人と、面白いことが大好きです。ファッション、インテリア、街ブラ。取り組んでいることは週末の野球飯を含む料理全般（苦手だけど）頑張ります。観葉植物にも興味が出てきて増やしたいと思っています。どんどんおうちにいる時間が好きになっていて自分なりの、家を心地よくすることを常に考えています。みなさんの素敵な生活、日々勉強になります。身長154㎝。
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