隠岐島の旅。楽しみにしていたことの一つが、海士町の泊まれる拠点施設・Entô(エントウ)での滞在でした。
Entôは泊まれるジオパーク拠点施設とも呼ばれていて、目の前に広がる自然を楽しみながら過ごすことができるホテルと、ジオパークとして隠岐島の自然や文化を知ることができる展示部門が融合した複合型施設です。

自然に溶け込むように佇む建物を船から発見。
先輩から教えていただいてからとても楽しみにしていた滞在。ついに来たぞ〜と、わくわく。
泊まれるジオパーク拠点施設「Entô」
Entôはフェリーが到着する菱浦港からすぐそば、徒歩3分のところにあります。

必要以上に装飾されていない、シンプルで存在感のある外観や内装がとても印象的。

エントランスから見える景色にため息がこぼれます。

ずっとここに座っていられそう。
お部屋へ
2021年に新築された別館・Entô Anenex NESTと、これまでの歴史を受け継ぐ本館・Entô Baseの2つの塔から構成されている客室。今回は別館のEntô Anenex NESTのほうに宿泊しました。
入って驚いたのが、窓の大きさ。風景をそのまま取り込んだような空間で、窓がとにかく広いのです。

室内だけど自然の中にいるような、ゆったりとした隠岐島の自然と共に過ごせる素敵な空間。

もう何もいらない!笑

お部屋の鍵や館内ガイドも素敵です。

オリジナルの珈琲や海士町のお菓子など、ここでの時間をゆっくり楽しみたくなる、おもてなしが嬉しかったです。
そしてお部屋だけでなく、隠岐島の自然や歴史について知ることができる空間もしっかりと堪能しました。
ジオラウンジ

窓一面に広がる風景にゆったりとくつろげるソファーやテーブル、恐竜などの化石が展示されたジオスペース。

歴史や地形について好きな方だけでなく、インテリア好きにもたまらない空間。

時間を忘れてしまうくらい、静かでゆったりとした時間が流れる空間でした。
ジオルーム・ディスカバー

そしてここは隠岐島の歴史や成り立ち、Entôのある海士町をはじめとする島前について学ぶための展示などがされている、博物館のような場所。

個人的には西ノ島の名所に連れて行ってくださった、タクシーの運転手さんからの隠岐島の歴史や地形の成り立ちなどのお話をここでじっくりと復習することができました。笑

ちなみに展示や空間だけでなく、ホテルや島のことを紹介してくれる日替わりのツアーやレンタサイクル、船釣りやナイトクルーズなど、いろいろとあるアクティビティもとても興味深くて。
今回は時間の関係で参加できなかったのですが、ここを拠点にいろいろな楽しみ方ができそうだなと感じました。
ダイニング
そして翌朝、ダイニングで朝食を。

食事をいただきながら、ここでもたっぷりと景色を眺めることができます。

海士町の郷土料理がたくさんの島の朝ごはん、美味しくいただきました。
隠岐島への旅で感じたこと
今回の隠岐島への旅。移動時間も含め、自然や時間の流れに身を任せてゆったりとした時間を過ごすことができたことが何よりも代え難い経験になりました。
時間を気にしながら次はあれ、その次はこれと、どうしてもやらなければいけないことに目を向けがちになる日々の中で、短い時間ではあったけれどそういうことを全て一旦置いて旅に出たことで、ここに来なければ見れなかった風景や感じることができなかった空気の流れ、大きな大きな自然の中に身を置いたことで自分が本当に大切にしたいことを冷静に捉えられた気がします。
効率よりも大事なこと、あるものや目の前にあるものを大切にすること、時間をかけるからこそ得られるものがあるのだと気づかせてくれた隠岐島の自然やお会いした方、ご一緒してくださった方々に、そしてまた訪れたいと心から思えた場所との出会いに感謝したいです。
そしてこれからも心を豊かにする旅へ、もっともっと出ていきたいと思いました。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
※写真撮影、ブログへの掲載については許可をいただいています。ありがとうございます。
【070.おーたむ】
070 - おーたむ
自営業 / 徳島県 / LEE100人隊
43歳/夫・娘(11歳)・息子(9歳)/料理部・手づくり部・美容部/趣味は読書と散歩。素朴で美味しいもの、自然の中で過ごす時間が大好きです。自宅は古いビルのワンフロアをリノベーション。身近にあるわくわくを見つけながら地方暮らしを楽しんでいます。視野を広げつつ自分に正直に、あそびを大切に。心が動いたことをシェアしながらLEE100人隊3年目も歩んでいきます。
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