こんにちは、057しょこみです。
最近刺さった本のご紹介です。
「限りある時間の使い方」
著書は、イギリスの全国紙ガーディアンの記者として、外国人記者クラブの若手ジャーナリスト賞などを受賞した気鋭のライター。
この本、タイムマネジメントやライフハック系ではありません。
むしろ、そういった本がしっくりこない方(わたし)にこそおすすめ。
本質的に広い視点から“時間”を見つめ直すことができました。
そもそも時間とは人間が作り出したものにすぎない
時間がなかった頃、時計がなかった頃、人間は今とはまったく違う軸で生きていました。
時間というものを作り出して以降、あらゆる面で社会も個も変化しました。
そしていつしか時間は手段や道具となり、“使いこなす”ものになってきています。

…でも、本当にそうなの?
それって社会や人生を豊かにするの?
そんな問いを一度でも持ったことのある方(わたし)には、とにかく読んでほしい!
未来のための今にしない
とにかく構えすぎず自然体で今を生きる。
目の前の一歩、小さな積み重ね、それしかないんだよね。
「いつか」「〇〇になったら」と考えている“今”まさに、人生は尽きかけていっている。
人生80年として、それはたったの4000週間。
それももう半分近く過ぎた。80年生きるかどうかも分からないけど。

未来も大事だけど、そのための今、になってしまっていないか?
効率化や時間管理でやれることを増やすのではなく、絞ること。
他の可能性を捨てるからこそ、自分が選んだ道に価値が生まれるのだ!
流行りに乗らなくていい。自分を信じる。
あまのじゃくなわたしは、昨今の時間系の本や流行は受け入れがたい点が多々ありましたが、この本はその疑問や違和感に応えてくれるものでした。
翻訳実用書にありがちな、抽象的でよく分からん〜みたいなところも少なくて個人的には読みやすかったです。
今の自分の状況や思考との相性もあり、とても大きな意味を持つ一冊となりました。
2022年とコロナ禍以降の新しい本。あの閉塞感が人々の“時間”への感じ方をどう変えたか、みたいなところもおもしろかったです。
【057しょこみ】
TB - しょこみ
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー
39歳/夫・息子(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/国内外問わず旅が大好き。特に北欧をはじめヨーロッパ贔屓で、目下の夢は息子とフィンランドを訪ねること。その土地ならではの手仕事や食文化に惹かれます。“衣食住すべてお気に入りに囲まれて暮らすこと”をテーマに、日々試行錯誤の等身大クリップを書いています。子ども服づくりが新たな趣味。顔タイプソフトエレガント、骨格ウェーブ。TB1年目、どうぞよろしくお願いします。身長164cm。
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