暮らし発見

「限りある時間の使い方」オリバー・バークマン【2025年6月読書記録】

  • TB しょこみ

2025.06.20

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こんにちは、057しょこみです。

最近刺さった本のご紹介です。

「限りある時間の使い方」

著書は、イギリスの全国紙ガーディアンの記者として、外国人記者クラブの若手ジャーナリスト賞などを受賞した気鋭のライター。

この本、タイムマネジメントやライフハック系ではありません。

むしろ、そういった本がしっくりこない方(わたし)にこそおすすめ。

本質的に広い視点から“時間”を見つめ直すことができました。

そもそも時間とは人間が作り出したものにすぎない

時間がなかった頃、時計がなかった頃、人間は今とはまったく違う軸で生きていました。

時間というものを作り出して以降、あらゆる面で社会も個も変化しました。

そしていつしか時間は手段や道具となり、“使いこなす”ものになってきています。

…でも、本当にそうなの?

それって社会や人生を豊かにするの?

そんな問いを一度でも持ったことのある方(わたし)には、とにかく読んでほしい!

未来のための今にしない

とにかく構えすぎず自然体で今を生きる。

目の前の一歩、小さな積み重ね、それしかないんだよね。

「いつか」「〇〇になったら」と考えている“今”まさに、人生は尽きかけていっている。

人生80年として、それはたったの4000週間。

それももう半分近く過ぎた。80年生きるかどうかも分からないけど。

未来も大事だけど、そのための今、になってしまっていないか?

効率化や時間管理でやれることを増やすのではなく、絞ること。

他の可能性を捨てるからこそ、自分が選んだ道に価値が生まれるのだ!



流行りに乗らなくていい。自分を信じる。

あまのじゃくなわたしは、昨今の時間系の本や流行は受け入れがたい点が多々ありましたが、この本はその疑問や違和感に応えてくれるものでした。

翻訳実用書にありがちな、抽象的でよく分からん〜みたいなところも少なくて個人的には読みやすかったです。

今の自分の状況や思考との相性もあり、とても大きな意味を持つ一冊となりました。

2022年とコロナ禍以降の新しい本。あの閉塞感が人々の“時間”への感じ方をどう変えたか、みたいなところもおもしろかったです。

【057しょこみ】

TB - しょこみ

主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー

39歳/夫・息子(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/国内外問わず旅が大好き。特に北欧をはじめヨーロッパ贔屓で、目下の夢は息子とフィンランドを訪ねること。その土地ならではの手仕事や食文化に惹かれます。“衣食住すべてお気に入りに囲まれて暮らすこと”をテーマに、日々試行錯誤の等身大クリップを書いています。子ども服づくりが新たな趣味。顔タイプソフトエレガント、骨格ウェーブ。TB1年目、どうぞよろしくお願いします。身長164cm。

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