1年の折り返し。無病息災を願って。

6月16日は和菓子の日でしたね。最近うちのちびすけ達は、上生菓子などの和菓子を作る動画にハマっております。私は今日、新生姜と格闘予定です。
020やまやんです。

今日は撮っただけの映えてない写真で、申し訳ない…本当に美味しかったんです！

今だけの味。残り半年を元気に過ごせるように

こちらは【水無月】という和菓子。
“夏越の祓”という今日までの穢れを払い、後半半年の無病息災を願う神事で食べられるものです。

氷を模した形に、邪気を払う小豆が乗っています。

だいたいの場合で下がういろうなのかな？もちっとした食感で、暑さがツライこの時期でも爽やかにいただけます。

いろんな季節のお菓子がある中で、この水無月は本当に短い期間しかお見かけできないと思います。
恥ずかしながら私は今まで「この時期のお菓子にしては地味な見た目だな…」と思っており、水無月の存在は知っていたものの毎年食べる機会を逃し、食べる意味なども知りませんでした。

例えば無病息災を願う行事や食べ物はおせち料理に始まり、七草がゆ、菖蒲湯など多くあり、時代や環境が変わっても人々の願いは変わらないのかなと感じます。他にも日本らしい季節を感じる行事や食べ物はたくさんあり、いわれや由来を知って季節を感じることで、子ども達にも心豊かに過ごしてほしいなと日々思っています。
なので水無月のことも子ども達にぜひ知ってほしいなと、食べてみることにしました。

いろんな水無月がある

今回私が食べたのは長野県東御市に本店がある『御菓子処 花岡』さんの水無月。
こちらはあんずが乗った水無月で、甘酸っぱさが暑さを吹き飛ばしてくれるようでした。

世の中には他にも、抹茶や黒糖などいろんな味の水無月があるようです。どれも涼やかでジメジメ暑いこの時期に食べて、夏バテせず元気に残り半年が過ごせそう。

ちなみに東御市はくるみの一大産地。『御菓子処 花岡』ではくるみ菓子を中心に、お餅や上生菓子などの和菓子・ケーキやチョコレートといった洋菓子・クッキーなどの焼き菓子と、お菓子なら何でもあるのでは？と思うほど、いろんなお菓子を作っています。(そしてどのお菓子を食べても間違いないと思います！)長野県の中でも東北信エリアに何店舗か出店しており、100人隊でファンも多いご当地スーパーのツルヤさんに併設されている店舗も！軽井沢のツルヤにも花岡がありますので、ぜひ寄ってみてほしいです。(どのお菓子も美味しいけど私のオススメは信州檸檬ケーキ)

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この時期、あゆの形を模した“わかあゆ”も和菓子屋などでは見かけますよね！季節の動植物と和菓子と文化って、深い繋がりがあって本当に素敵だぁと感じます。

Merci～♪
020 やまやん