喜寿のお祝いどうしましょ?
少し前の話になりますが、
父の喜寿のお祝いで両親と旅行に行きました。
未だに反抗期な私ですが
ちょいちょい親と一緒に旅行はしていて、
いつもは両親を大阪へ呼んで
関西圏の温泉旅館に泊まったり
周辺を車で観光したりしています。
でも今回はお祝いということもあり
いつもとちょっと気分を変えて
私が実家の熊本へ帰省したついでに
その周辺のホテルでお祝いすることにしました。
九州にもいいお宿はたくさんあるんですけど
帰省できる日数は限られる・・・
実家からわりとサクッと行けて、
でも近すぎずトリップ感がちゃんとあって、
せかせかせずのんびりできて・・・
そんなホテルないかなーと探してみることに。
*以下ホテル内、全て撮影許可いただいております。
星野リゾート 界 雲仙へ
そして、あれこれ調べて最終的に
長崎県、雲仙にある
「星野リゾート 界 雲仙」に決定。
えっと、
単に私が泊まりたかっただけです。笑
星野リゾートさん、みなさんご存知の通り
色んなシリーズのホテルを展開されていて
その中でも「界」は温泉を楽しむ大人の宿。
実家のある熊本から雲仙へは
フェリーで島原半島へ渡り
車をちょっと走らせるとわりとすぐ着きます。
距離的にめちゃくちゃ遠いわけではないですが
フェリーに乗るからなのか
ちゃんと旅行してる気分が味わえちゃうんですよねー♡

5月の連休でしたが雲仙は涼しい~
着いた日はちょっと雨も降っていたので
むしろ寒いくらいでした。
ホテルの周りは雲仙地獄めぐりの湯けむりがもくもく。
硫黄の香りも相俟って
あー、温泉地に来たなーっていう感じがします。

ロビーからの眺めも綺麗です♡

では、チェックインして部屋へ向かいまーす。
異国情緒を感じる客室
ゴールデンウィーク中の宿泊だったので
私が予約しようとした時点でほぼ満室。
家族で泊まれる広めの客室、
部屋に露店風呂がついた客室、
露天風呂なしの客室、
の3部屋しか空いてませんでした!
家族で宿泊できる客室は
絶対夫が気を遣うので(笑)、
露天風呂付の客室と、付いてない客室
それぞれを予約。
両親に「客室付き露天風呂」に宿泊してもらうことにしました。
ここで「ん?」と思った方、鋭い!!
露天風呂に加え、湯上りに寛げるスペースを配した客室のことを
界 雲仙では「露天風呂付き客室」ではなく
敢えて「客室付き露天風呂」と呼んでいるそうなのです。
おもしろいですよね。笑
扉を開けると、まぁ素敵♡

カラフルなステンドグラスに
テンション上がります(´ω`)

大きな窓にソファ、テレビ。
スタイリッシュでモダンなんですけど
どこか懐かしさを感じる設えが素敵なんです。

ウェルカムスイーツ?ていうのかな、
それが福砂屋さんのカステラ。
パッケージもかわいくないですか??

ルームキーについているのは
ステンドグラスのキーチェーン。

一緒に置いてある人形も
愛嬌あってとっても可愛いし♡
郷土玩具だと思うんですが名前分からず・・
洗面エリアも広々。

お風呂もスタイリッシュでした。
(温泉利用したのでこちらは使用してませんが)
客室の露天風呂はどんな感じ?
こんな感じです。

いいですねーー♡
足だけちょっと浸けてみましたけど
外の冷たい風とあわさって良い感じ。

父が気に入ったようで滞在中何度も入っていたとか。笑
あと、露天風呂付き・・じゃなかった、
「客室付き露天風呂」の天井には・・・

ガラス工芸品のビードロ♡

どちらの客室も
形で言うと普通のなーんてない長方形なんですが
仕切り方、使う家具や飾りの配置の仕方で
こんなに広々としたお洒落な部屋になるんだなーと。
さすが星野リゾートさんですねぇ◎
\\ これはかわいい!//
コレクションしたくなるアメニティ
ちょっと良いホテルに泊まる時って
アメニティも楽しみだったりしませんか?
備え付けの化粧水なども
和漢生薬成分を用いたものらしく
こだわっているのですが・・・
「界」といえばコレ!

オリジナルの風呂敷です。
全国にある「界」によって風呂敷の色が違うようで
コレクションされている方もいるとか。
かわいいですよねー♡
自宅に帰ってからも使い道が色々あるのって嬉しいし
おしゃれでサスティナブルって最高(ΦωΦ)
温泉を楽しむ
温泉は、客室棟から少し歩いた”離れ”にあります。

さすがに中は撮影できないので手前まで。
中にもステンドグラスがあって
外の光がガラスを通って温泉がキラキラ。
幻想的でとっても綺麗!
大規模なホテルではないので
宿泊客の数も限られているからなのか
連休中なのに混雑することもなく
のーーーーーんびり過ごせました。
そうそう。
ここ、アイスが食べ放題なんですよ。笑

フルーツ味のさっぱりしたアイスキャンディー。
風呂あがりの1本・・いや、2本!
最高です♡

それから、お気づきかもしれませんが
この時持っているのが先ほどの風呂敷。
大判サイズで生地もしっかりしているので
バッグとして使うととっても可愛い♡

この時、アイス3本目っていう写真を
インスタのストーリーズにあげたんですが
チラっと写った風呂敷を見て
100人隊卒業生のみさへいちゃんが
「界??」って速攻メールくれて。笑
この風呂敷見て気づくなんて
さすが、みさへいちゃんなのでした( *´艸`)
夜は長崎卓袱料理を堪能する
夜は一階の食事会場で長崎の郷土料理をいただきます。
会場といっても仕切って半個室になっているので
家族水入らずで楽しめるようになっています。
この仕切りがね、これまた素敵なんですよ!
波佐見焼・・ですよね?
並べ方もおしゃれでかわいい♡

これはデルフトタイルですかね?
やっぱりオランダの影響受けてますからねー。

これは中国の瓦だそう。
ぎっしり重なるとかっこいい!!

料理は、中国や西洋の料理を日本らしくアレンジした
長崎の宴会料理、「卓袱料理」。

こちらは温泉煎餅なんですが・・・

木槌で鬼のイラストを叩いて
砕けた煎餅を中のペースト?(語彙力よ・・)
と一緒に食べます。

写真はほんの一部。
そのほかのお料理も地元の食材を使ってあって
お上品な見た目で美味しかったです。

デザートは私の大好きな「かんざらし」。

水の綺麗な島原の名物で、
夏に冷えたかんざらし食べるの最高なんですよねー♡
「界」のものは少しアレンジが加えられていて
ちょっと洒落た味がしました♡
ご当地の味が楽しめるって旅の醍醐味ですよね。
\\ 朝から豪華!//
島原の郷土料理で1日をスタート
朝は希望者が参加できるアクティビティもあるんですが
時間の都合で参加できなかったので
温泉で早朝からまったり。
もちろんアイスキャンディーもいただきつつ・・
普段朝は、弁当作った残りつまむ程度なのに
不思議ですねー、
旅先だと朝でもめっちゃお腹空く(´_ゝ`)
朝食も豪華!

島原の郷土料理、「具雑煮」がついてました。
優しい味で美味しい!

\\ 何して過ごす?//
館内の楽しみ方いろいろ
温泉以外にも楽しみ方いろいろの館内。
①トラベルライブラリー

ホテルのロビーの奥の小さなライブラリーには
歴史や文化、工芸にまつわる本などが置いてあって
セルフサービスのドリンクを飲みながら
ソファに座って読むことができます。

夜はまた雰囲気いいんですよねー。
柚木さんの本もありました。
②活版印刷体験

長崎って活版印刷の始まりの地だそうです。
昔ながらの方法で文字を入れ、
自分だけのカードを作ることができます。

作ったカードは父に渡したので手元になく
写真がないのですが
ちゃんとケースにも入れてくれて
旅の記念になると思いますよ◎
手動の活版印刷機がレトロでかわいいんですよね。
普段PCで打った整った文字に慣れてしまっているので
活版印刷のちょっとした文字の間隔のズレ?
そういうのさえ愛おしく感じます。笑
他にも星野リゾートさんらしい
面白いアクティビティがあるので
予約して参加するのもいいですね◎
とにかく色々ちょうど良い
ホテルの外観は温泉地の大規模なホテル!
って感じは全くないんですけど
不思議なんですよね、
中に入ると想像以上に広々感じられるっていう。

間取りとか無駄のないように
計算されてるんだろうなーって思いました。
温泉のある離れも客室内も館内も
広すぎず狭すぎずで
必要なものは全て目の届く範囲にあり
分かりやすくてちょうどいい。
スタッフの方もいい意味で距離を保って下さっていて
つかず離れずでちょうどいい。
(もちろん困ったことがあれば対応してくださいます)
一般的な温泉旅館みたいな大きな売店はなく
厳選された洒落たお土産たちが
ギャラリーみたいにスッキリ並べられていて
無駄がないんですよね、ほんとに。
まあ、なんでここにこんな物が??
なんて突っ込みながら買い物するのも私は好きですけど。
変なキーホルダーとか謎な貯金箱とか・・ね。笑
もしかしたら親世代には
老舗旅館のような至れり尽くせりな感じの方が
好まれるかもしれませんが
うちの両親は快適に過ごせたようで
帰宅してからもしばらくご機嫌でございました◎
繁忙期で満室にもかかわらず
ロビーも温泉も人で溢れ返っていなかったのも
たまたまだったのか
チェックアウトが12時で(←これ最高)
みなさん心に余裕があっただけなのか・・・
はたまた知らないうちに
ホテル側にコントロールされていたのか。笑
うーん、さすがは星野リゾートブランド。
とにかく色々ちょうどいい「界 雲仙」なのでした。
あ、連休真っ只中で
お値段だけはちょうどよくなかったかなー!爆
周辺観光&お土産編へつづく。

TB - こばん
翻訳 / 大阪府 / LEE100人隊トップブロガー
44歳/夫/手づくり部・料理部・美容部/熊本のド田舎生まれ、ド田舎育ち。基本のんびりアナログ派の細かいことは気にしないゆる~い人間です。猫と旅を愛する元バックパッカー。イギリスとヴィンテージという響きに弱く、背景に物語を感じる古いものに惹かれます。趣味はピアノと落書き。流行りに関係なく好きなものをアップします。身長162cm、ブルーベース、ウィンター。
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