40歳、会社を辞めました。

こんにちは。TB hashimoです。

今日は、長くなってしまいますが、、、私の節目の話をさせてください。

19年間お世話になった大切な場所

タイトルの通り、先日、19年間お世話になった会社を退職しました。

新卒で入社し、右も左も分からないままがむしゃらに走って、、、

途中妊娠出産があったり、立場も変わったり。

いろんなことがありましたがとにかく走っていました。気づけば40歳。

人生の半分近くを共にした職場との別れは、正直に言えばまだ実感が湧かないほどです。

私は衣料品のメーカーでずっとデザイナーとして勤務してきました。

”着る”ということ、服そのものやその成り立ちにも興味を持った10代。

その気持ちのままに専門学校でファッションのことを学び、今の会社へ。

数えきれないほどの学びと出会いをもらったこと、、、感謝しかありません。

家族の決断と、たくさんの悩み

この春から、夫が東京勤務になりました。

私は好きな仕事があって、こだわって建てたまだ新しい家があって。

近所には娘が大好きなお友達もいて、私自身も仲良くさせてもらっている方々がいます。

今の環境で私は本当に充分に楽しくやっている。

夫もそのことをよく理解してくれていて、

「関西に残るのも、関東へついてくるのも、どちらでもいい。

自分が一番後悔しない方を選んでほしい」と、判断を私に委ねてくれました。

だからこそ、単身赴任にして京都で母子で頑張るか――

正解はありません。

私と同じ状況ならどちらかと言えば、京都に娘と残る方を選択される方の方が多いんじゃないかな…とも思います。

だけど気になることはやっぱり、パパのことが大好きな娘の気持ち。

どうするのが我が家にとってのベストなのか、本当に悩みました。

この話が持ち上がったのは昨年後半、ちょうどLEEパーティーがあったくらいの時期。

考えても考えても答えが出せずで眠れない日も、、、いっときは体調もメンタルも大きくバランスを崩しました。

人生で初めての大きな引っ越し

家族のこれから、自分のこれからを悩みながらも考え抜き、

「一度、今の環境を手放してみよう」と決心しました。

この夏には、関東に引っ越す予定です。

夫はひとあし先に関東へ移っていますが、関西を出るのは初めてです。

私も人生40年、関西はおろかほとんど京都から出たことがありません。

新卒から20年同じ会社にいて、就活らしいことも新卒以来一度もしたことない、、、

そして小学3年生の娘も、慣れない土地で転校して新しい生活が始まります。

環境をほとんど変えることなく生きてきたので、我ながら思い切った判断だなと思っています。

こだわりを詰め込んで建てた大好きな家は、貸すのか売るのかも大きな判断でした。

不動産屋さんと相談してこれまた悩みに悩んだ末、、、売却に向けて動き出しています。

大好きな職場とのお別れ

職場は人が少なく、忙しい中で穴を開けるのは本当に心苦しかったです。

優しい人に恵まれ、毎日笑って、時には仕事以外の話も聞き合って過ごしてきました。

大好きな仲間と一緒に過ごせた時間は、私の人生の宝です。

やりかけのことも色々あり、去る事を伝えるのはとても辛かったのですが、

事情を話すと、みんな「寂しいけど応援する」と言ってくれました。

「終礼では泣かない」と決めていたのに、

20年近くお世話になった方々が本当にたくさん集まってくださって、、、

長年一番傍で支えてくれていた後輩が肩を震わせ泣いているのが視界に入った瞬間

目の前の景色がにじみました。

抱えきれないほどの花束を受け取り、泣きながら感謝の気持ちを伝えて会社を後にしました。

すすめ、私。運命の6月13日にリスタート。

そして、40代にして人生初の転職活動にもチャレンジ。

これまでの経験を糧に、また新しいフィールドで学び、挑戦していけたら…と考えています。

偶然にも（いや、運命だと信じたい！）、6月末退社と決めて有休消化日をあてはめていったら

最終出社日は私の愛するBTSのデビュー記念日、6月13日になりました。

「自分を愛して、夢を追い続けよう」という彼らのメッセージが、

これから多くのチャレンジをしていく私の背中をそっと押してくれています。

その日の夜は続々と除隊しているBTSのメンバーが駆け付けたライブイベントがオンライン配信されました。

1年半待ちに待っていた推しのjiminさんの姿を見てまた涙。泣いてばかりの6月13日。

彼が入隊した2023年の12月、あまりに1年半が長く感じられ、今すぐに2025年の6月にワープしたい！なんて思っていました。

もしワープしたら、自分がまさかの仕事も辞めてて家も売って関西を出ようとしてる！！なんて

ビックリしてひっくり返ると思います。こんな未来はあの時全く想像していませんでした…

最後に

40代。

辞めること、続けること、始めること、いずれにしても覚悟と勇気がいるなと感じます。

娘が大好きで私もとっても尊敬しているLe SserafimのSAKURAちゃんがいつか言っていました。

正解を選ぶことが重要なのではなくて、選んだことが正解だったと思えるように、選んだ後に努力することが重要なんだと。

胸を張って近況報告できる私でいられるように、涙で送り出してくれた優しい皆さんに恥じぬように。

これからも目の前にあることに力を注いでいきたいと思っています。

長々と失礼致しました。最後まで読んでくださってありがとうございます。ではまた！

hashimo