おでかけ部

【三重】伊勢現代美術館へ -アート散歩-

  • 097 バマ

2025.06.13

  • 2

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湿り気を帯びた空気の日、
美しい入り江に佇む伊勢現代美術館へ伺いました。

久しぶりにホームページを拝見したら、
“【2025年6月30日】をもちまして、閉館いたします。”
の文字がとびこんできて…

以前足を運んだのは、10年以上前。
もっともっとこの空間を感じに伺えば良かった。

閉館まで残り半月ほどですが、
こちらの空間を皆さまにお伝えしたい。

※撮影・掲載の許可をいただきまして、ありがとうございます☻

伊勢現代美術館

うしろにせまる緑がつややか。
可愛らしい白い建物(地元にこんな小学校の校舎があったなぁ)
この字体に惹かれれる

2003年に開館した伊勢現代美術館。
これまで約450回もの展覧会を行ってこられたそうです。
アーティストのパワーで溢れた場所なんだろうなぁとしみじみ。

行くまでは、ショートトリップのような道のり。
車の運転は好きなので、推しの音楽♩をお供に…
建物が見えたときのわくわく感よ。

鈴木幸永展 光 の 部 屋

鈴木幸永さんは81歳。
多くの動物を表現されてきた方だそう。

今回はインスタレーション。
鈴木さんの表現された空間に身を置いてきました。

動物との「場」を共有して欲しいという鈴木さんのおもい。

動物たちの視線に「生」を感じ、視線の先をしばし見つめました。
あたたかい気持ちになったなぁ。

​栗原光 展 Order

絵の中でそれぞれ色の動きが違う。
一つ一つ夢中になって拝見しました。

“絵画が他の表現手段の道具とならないよう”
“「絵」そのものと向き合うことを心がけています。”

という栗原さんの言葉に、はっとしました。

“絵”と”窓からの景色”の並びが、目に飛び込んできて、
しばらくうっとりと立ち尽くしました。

私の写真では伝わらないかもしれませんが、
水色に黄色が重ねられています。
こちらの絵が好きでした。

帰ってきて改めて写真を見返すと、
写真を通してと、実際の目を通してでは、
感じ方が全く違うなと思いました。



彫刻館 宇空(うくう)

手前は鈴木幸永さんの作品。
奥の屋外には様々の方の彫刻作品が並んでいます。
彫刻の背後は緑。
この日は空気がしっとりしていて、緑が濃かったです。

美術館から徒歩1分ほどのところにあるのですが、
向かう途中で、ウグイスの鳴き声が響き渡っていました。
この季節にウグイスかー。山が近いからかな?
エコーがきいているかのような響きに耳が喜ぶ。

五ヶ所湾を望みながら、コーヒータイム

素晴らしい景色を目の前に、しばし休憩。
甘味もありましたが、お昼前だったのでコーヒーのみいただくことに。
染みわたりました。
ごちそうさまでした♡

五ヶ所湾は、外洋の影響を受けにくいリアス式海岸だそう。
穏やかな水面の動きは、ずっと見ていられるなぁ。

こんな感じで私も見ていました。
見とれていたら、ぱらぱらと雨。また違う表情を見せてくれました。

閉館してしまうのはとても切ないですが、
閉館前に、景色を記憶に刻むことができて良かったです。

ありがとうございます。
お邪魔しました。

読んでくださり、ありがとうございます。

097 バマ

097 - バマ

自営業 / 三重県 / LEE100人隊

41歳/夫・子ども(10歳・8歳)/手づくり部・料理部・美容部/食(お酒も!)が好き。自然や、映画・アートで心をリフレッシュするのも好きです。40代に入り、体力UP・体メンテナンスにも興味津々なお年頃。このような機会をいただけたことに感謝し、みなさまと「なんかいいなー」を共有できたらと思います♡どうぞよろしくお願いいたします。

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