集英社 日本の歴史で学び感じたこと

こんにちは。ゆめい です。

現在中３の長女の期末考査が近づいてきてドキドキドキ……。（住んでいる地域では、中３の１、２学期の定期考査が内申の基準となるのです～）

とっくにわたしの学力レベルを追い越している娘ですが、どうやら最近歴史につまづいているもよう。

ちょうど期末考査の範囲が戦争時代ということで、ひさしぶりに集英社の学習まんが 日本の歴史を引っ張り出してきました。

購入したのは長女が小学校低学年の頃。実際は中学に入ってから読むことが増えたような気がします。

特に歴史好きというわけではない娘なので、国や人名や条約云々が１ページに盛り盛り書かれていると頭がパンクしてしまうそう。

もちろん最終的には暗記も必要なのですが、こちらで１回流れを掴んでおくとその後の単語の吸収力が全然違うみたいです。

普段は勉強に関してノータッチなわたし、今は寄り添うことが必要な気がして夜な夜な一緒に読み進めています。

登場人物が多すぎて最初はちんぷんかんぷんでも何周かしてくると自分のなかでだんだんドラマ仕立てになってくるんですよね～。不思議。

わたしの場合、暗記しようとして読んでいるわけではないので細かい単語まではなかなか覚えられないのですが（年のせいかも？）流れを掴んでくると面白い。

今は１４〜１９巻の戦争時代を中心に読んでいます。

そうそう、描かれている漫画家さんたちも秀逸！東村アキコ先生が描いた１５巻カバーイラストが特にお気に入り♡

娘と一緒にまんがを共有していることで問題の出し合いっこをしたり、新たなコミュニケーションツールとしても役立っています。

祖父は戦争時代、海軍士官でした。

今回、日本の歴史を読むにあたり祖父の文書を引っ張り出し、祖父との思い出が一気に蘇ってきたのと同時に戦争時代の様子を再確認するはこびとなりました。

今期の朝ドラ「あんぱん」でも上下関係の厳しい軍人たちが殴る蹴る等の暴行をするシーンがありますが、わたしが幼い頃、祖父が話してくれた戦時中のシチュエーションと全く同じ……。そのような暴行が日常茶飯事で行われていたこと、お国のために人生をかけていたこと、原爆が投下された日のこと・・・こども心にも「こ、こわい……泣」と感じ、いつしか戦争の話から目を背けていたように思います。

ですが、今の平和な恵まれた生活からみれば、多くの戦争に見舞われ暗くて惨めな青春時代だったように思われるかもしれないけれど、祖父は青春のエネルギーを一点に集中させて真剣に生きた唯一の時期だったとも書き記しています。

「今の平和と自由は当たり前のものではない」

ともよく言っていました。

だいぶ話は逸れてしまいましたが、「日本の歴史」を通じて今また祖父に会って話を聞きたいなぁという気持ちが募った夜でした。