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【2days】手軽&簡単!金継ぎワークショップへ!│ 金継ぎの柳屋@萬駄屋マルシェ/寺家ふるさと村 ─大人の習い事vol.1─

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2025.10.20

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Workshop

割れた器を自分の手で蘇らせる、現代風1day金継ぎ

「金継ぎの柳屋」さんのワークショップ@里のengawa

都心から電車で25分ほどの距離にありながら、昔ながらの田園風景が広がる、大好きな寺家ふるさと村。「里のengawa」は、そんな寺家ふるさと村の中にあります。

里のengawaの萬駄屋マルシェの様子。2025年6月開催時の写真1

古民家をリノベーションして「御縁の繋がる場であるように」という願いを込めて作られたシェアスペースであり、横浜市青葉区を拠点に活動するローカルメディア「萬駄屋」の運営母体「スパイスアップ」の活動拠点だそうです。「里のengawa」では、毎月「萬駄屋マルシェ」が開催されています。

里のengawaの萬駄屋マルシェの様子。2025年6月開催時の写真2

今年の6月と今月(10月)に、柳澤綾佳さん主宰の「金継ぎの柳屋」が行う、予約不要のお手軽簡単な金継ぎのワークショップに参加して来ました。使用するのは「新漆(しんうるし)」。従来の本漆の質感に近く、手が荒れず、ムロも不要。植物由来樹脂で、万が一微量が体内に入っても健康に害はないそうです。参加費3,500円で、10:30~14:00の間なら予約不要(←書くの2回目…笑)という気軽さ・お手軽さも有り難かったです…!!本漆は乾かすのに何週間もかかるのに比べ、新漆はどんなに時間がかかっても2日あれば乾くという時短具合も魅力的なのです…!

里のengawaの萬駄屋マルシェの様子。2025年6月開催時の写真3。金継ぎのワークショップの看板。

【Day.1】

初めて参加する金継ぎワークショップ

初参加の6月は、佐藤尚理さん作陶の大皿を持って行きました。そうなんです…。こちらの大皿、今年の春に買ったばかりなのに、こんなことに…。Chat GPTに相談したところ、「金継ぎで直せますよ」と提案され、渡りに船でこのワークショップを見つけ、予約不要&ちょうどタイミングがバッチリ合って、駆け込みました…!

How to repair?

新漆による金継ぎの工程─接着・パテ埋め─

まずは【①接着】

元の形に戻すために接着剤を使って、パズルのようにパーツを組み合わせます。接着剤がはみ出した部分は丁寧に拭き取ります。

金継ぎ工程その1。接着。マスキングテープを使用している。
接着剤はそこまで強力なものではないため、マスキングテープで補強しながらパーツを組み立てます。

【②パテ埋め】

エポキシパテで傷やヒビ、欠けた部分を埋めて行きます。先の尖ったウッドスティックがあると、細かい部分が作業しやすいそうです。(ウッドスティックは用意してくださっていました)

金継ぎ工程その2。パテ埋め。お皿の裏側。
パテ埋めは、お皿の表側からも裏側からも施します。

パテ埋めした後は、ヤスリに少量の水をつけて、パテ埋めの部分が凸凹にならないよう、ヤスリをかけて行きます。

How to repair?

新漆による金継ぎ─新漆の調合・塗布・乾燥─

【③新漆の調合】【④新漆の塗布】を行います。

専用の薄め液を使って、新漆を調合します。手荒れせず、質感は本漆に近いのが嬉しいポイント。漆の色は、金色、銀色、黒、白を選ぶことができ、私は白の漆をセレクト。

【⑤乾燥】

最後は2日間乾かして完成です!従来の本漆による金継ぎと比べると、短時間で仕上がるのも魅力です…!



【Day.2】

参加2回目のワークショップ

6月に1度参加したものの、その後キットを使って自宅で取り組もうにも…、細かい部分は色々と忘れてしまっていて(涙)、今月の萬駄屋マルシェ開催のタイミングで再度ワークショップに参加して来ました。今回は「里のengawaハナレ」のスペースで、畳のお部屋でのワークショップでした!

金継ぎのワークショップ、里のengawaハナレで開催されている様子。2025年10月撮影。

今回持参した器は、2点。またもや、佐藤尚理さん作陶の器です…。今回はボウル。

金継ぎ前の壊れたボウル

そして、取っ手の部分が取れてしまった、石岡信之さん作陶のスープボウルも持参しました。

金継ぎ前のスープボウル

お気に入りの器なのに、壊れてしまって…。その悲しみは深いですが、こうしてまた自分の手で蘇らせることが出来る喜びは、一度味わうとクセになります…!!

佐藤尚理さんのボウル、内側の写真
まずは【①接着】。
佐藤尚理さん作陶のボウル、外側の写真
裏も表もマスキングテープで補強。

パテ埋めと、ヤスリ掛けの工程。

新漆を塗布し終わった後の達成感たるや…!

器を接着して、ヒビや欠けの部分をパテ埋めして、新漆を塗布すれば、後は自宅で乾かせば完成です。乾かす前から、既にちゃんとくっついているので、この時点で喜びはひとしお。

石岡信之さん作陶のスープボウル、金継ぎ後。

↓スープボウルの取っ手部分も、この通り。今回も白色の新漆を使ったので、ヒビが目立たないのが個人的に気に入っています。

石岡信之さん作陶のスープボウル、金継ぎ後の写真2

今回も、新漆の調合は柳屋さんが担ってくださいました。

↓新漆を塗布しているところを、写真に撮ってくださいました。

金継ぎの、新漆を塗布する工程。
塗布の線がガタガタしているのは、ご愛嬌ということでスルー願います…( ̄∇ ̄)

後は乾かすだけ!!ほぼ完成です…!

割れた器を自分で直せる喜びは格別です…!しかも2日乾かせば完成するお手軽さ、新漆を使った簡単金継ぎは、忙しい日常でも挑戦しやすく感動モノでした。器の欠けをそのままにせず、自分の手で蘇らせることができた、本当に嬉しい体験でした。里のengawaも、金継ぎの柳屋さんも、公式Instagramにてワークショップやイベント情報など最新情報を発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 / はな

TB - はな

主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー

42歳/夫・息子(14歳・12歳)・娘(9歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナ ペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロ、無印良品など。ファッション・インテリア・お料理などLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。17年間専業主婦→パートを経てフルタイムで働き始めました。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。

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