こんにちは。
099 aimiです♩
藤野千夜さんの『団地のふたり』を読んで、他のお話しも読んでみたくなりました。
藤野千夜 じい散歩

第6回宮崎本大賞を受賞した「じい散歩」
※宮本大賞は宮崎県内の書店員や図書館員の方々がイチオシの一冊を投票で選ぶ賞
続編『じい散歩 妻の反乱』とあわせて累計20万部超のベストセラーとなったこちらの本を読んでみました。
あらすじ
明石家は夫婦あわせて、もうすぐ180歳。
主人公の新平は散歩が趣味の89歳。妻は軽い認知症で、夫の浮気をしつこく疑っている88歳。
中年となった3人の息子は全員独身で親の介護には無関心。
長男は高校中退後、ずっと引きこもり。次男は自称・長女のしっかり者。末っ子は事業に失敗して借金まみれで出戻り。
これだけの情報を読むと、様々な問題を抱えており、タイトルは打って変わって、なんだか重そうな…心配になるような物語です。
ん〜これが人生だよね

団地のふたりの主人公は50代でしたが、じい散歩の主人公は89歳。
夢物語やキラキラした感じは一切なく、社会問題と密接に関わりながらも、老いへの前向きな姿勢が描かれています。
物語で描かれている日常や問題って、現代日本の家族で実際にたくさんあることなんだろうなぁ…。
うん。これが現実だよなぁ…って妙に納得しました。
散歩シーンで気分転換

90歳近い主人公が毎朝の日課としている散歩シーンが面白い。
実在する建造物を巡る散歩が多いので、気になってスマホで調べながら読み進めました。
この散歩を主人公がすごく楽しんでいるので、物語を重く感じさせず、温かみがあり、肩の力が抜けたような優しいユーモアがあって、面白かったです。
続編の『じい散歩 妻の反乱』も読んでみたいと思います。
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パート / 千葉県 / LEE100人隊トップブロガー
38歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/美容が好きで、日々いろいろなアイテムを試している元エステティシャンです。「心を豊かに過ごす」をテーマに、季節の移ろいを感じながら日々を楽しんでいます。子育ての合間のほっと一息時間や、美味しいもの、美容・ファッション、旅先での出会いや思い出など、日々の中で感じた“ちょっといいな”を綴っていけたらと思います。イエベ春。骨格ナチュラル。身長162cm。
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