Salyu：20th Anniversary Tour Dramatic Score@名古屋

透き通ってて、クリアで透明。

男性でも女性でも、お話しするように歌う人が好きです。

おしゃべりの延長で歌っているような、歌うぞ！と気張っていないというか・・・

YUKIが好きなのはしつこく語りまくっていますが（よかったらこちらよりどうぞ）、今回はSalyuについて語らせて。

　

私はSalyuの透明感が昔からとても好きでした。

水、のイメージです。

あと、ネイチャー。ナチュラルじゃなくてネイチャー、ね。これはBank Bandに引っ張られてるかもしれないけれど。

繊細で透き通った声、彼女のビジュアルも含め何なら本人も透明なんじゃないかと思っていました。

　　

今回のツアーに行くきっかけは、ふと「最近Salyuってどんな活動してるのかな」と何気なく調べてみたらチケット発売日直前だったところから。

何、わたしってエスパー？（最近別のアーティストでも同じようなことが何回かあって、あれ、わたしってエスパー？）

というわけで、呼ばれた！と勝手に運命感じてチケットを取ったのでした。

＠THE CONDER HOUSE

ザ・コンダーハウスというゲストハウスにて。旧名古屋銀行本店だそうです。

会場は昔のTV番組「僕らの音楽」を彷彿とさせます。窓からタワーどーん！みたいにはならないけれど。

主に仄暗いライブハウスか興行メインのホールしか勝手がわからない私、何だかスペシャルな空間です。

　

正直、Salyuの楽曲を全曲知ってるわけじゃない。ずっと追っかけてます！というより、あぁこの曲好き～、みたいのがいくらかあるくらいで。

そんな薄っぺらい私が言うなって感じかもだけど、本当に素晴らしかった。

そして同じくそんな私が言うなって感じかもだけど、セットリストについて喋りたい　笑。

　

それでね、Salyuはそこにいました。透明じゃなかった。

　

時々かすれて不安定になる声、のびやかに響く声。生身のSalyuがそこにいました。

演奏はキーボードとギターしかないんですよ。それがもう歌声と重なるとそれはそれは美しくて、時折ダイナミックで。

座席の位置から演奏の手元まで見えなかったので、初めはどこかから音源が出てるかと思ったほどです。

キーボードの方はミスチルのサポートメンバーだそうで、そんな要素も見え隠れして、、、（コーラスは本当に鳥肌モノでした）

完成された素晴らしい音楽と空間を体感することができて、本当に贅沢な時間でした。

　

それまでSalyuのことを「透明」と感じてたのはある意味無機質な所を指してたのかもしれない。

それがここにきて、すぐそばでその豊かさを目撃してしまった、という感じ。

めちゃくちゃ生きてる、そこにいる！そしてかわいかった…！

　

＊撮影掲載許可いただいております

映画とHALFWAYのはなし

どうでしょう、そろそろしつこいですか？笑

最後に映画の話をさせてください。

　

Salyuといえば映画「リリイ・シュシュのすべて」もしくはLily Chou-Chouを思い浮かべる方もいるのかな。

私は「スワロウテイル」が少し苦しかったのでこの映画は未視聴なのですけど（食わず嫌いですね、、、）逆にとてもさわやかで推したいのは「ハルフウェイ」です。

岡田将生くん×北乃きいちゃん主演の青春物語なのですが、その主題歌「HALFWAY」をSalyuが歌っています。

私、この映画の後味が忘れられなくてね。主題歌もリンクしまくって、ぎゅーーーん！ってなるの。

　

私も似た道を通りかけたような、はたまた近くで見かけたような。覚えがあるようなないような、そんな気がする物語なのです。

　

特に何も起こらない日常なのだけれど、若くて、無邪気で、時々乱暴で。

2人が勉強するシーンで、北乃きいちゃんが素で「Halfway」を「ハルフウェイ」と読んだところからタイトルがついた、というエピソードもすごく役柄に合っていて（後で知ったけど台詞のほとんどがアドリブだったらしい。どうりで超リアル）、北乃きいちゃんがほんとにいい味出してるのよ、で、岡田将生くんがかっこよすぎるの！まじで！（2009年公開作品）

岡田将生くんがかっこいい、でまとめようとしてるけど、主題歌「HALFWAY」が収録されている「maiden voyage」という作品の写真で締めようと思います。

さては収拾つかなくなったな自分　笑。

　

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はぁ、今回も感情のままもりもりと書いてしまいました。

ここまで読んでくださった方、本当にどうもありがとう。

お付き合いいただき感謝しています。