【クローズ外構】高さ2.3mのコンクリート壁で重厚感あるエクステリアが完成しました／LIXIL、YKKAP

自宅の外構が完成しました。

結婚と同時に注文住宅を建てたのが2011年冬。外構をしないまま約10年経ち。長男誕生を機に外構について真剣に考え始め、先日ようやく完成しました。

【夫の希望】2ｍ超の鉄筋コンクリート壁

夫の1番の希望が、家の正面にRC壁（鉄筋コンクリート壁）を作ることでした。正直なところ私としては、打ち放しコンクリートのクールで無機質な感じが自宅の雰囲気に合わない気がして、あまり乗り気ではなかったのです。でも「RC壁はゼッタイ譲れない！」という夫の強い意志をひしひしと感じまして。話をよく聞いてみると……

高校野球児だった夫は、将来は息子たちにも野球をやらせて、自宅のコンクリート壁で壁当て特訓するのが夢なのだそうです。そんな願いを聞いてしまったら妻としては反対できず、夫の希望を採用することに。

夫は高さ3ｍの壁を建てたがっていましたが、猛反対して2.3ｍに落ち着きました（3ｍも2.3ｍもお金はそんなに変わらないと夫は言い張っていましたが、そういう問題じゃナイ）。

打ち放しコンクリート壁ってこんなふうに作るんですね。職人さんが現場で鉄筋を組み、木枠で囲ったものに生コンを流し入れる様子は、なかなかの迫力でした。

夜はRC壁をライトアップ

アッパーライトを地面に埋め込んで、夜になるとタイマーで壁をライトアップするようにしました。

RC壁が自宅の雰囲気に合うのか心配でしたが、重厚感あるカッコイイ感じのエクステリアに仕上がったのではないかなーと思っております。

【私の希望】クローズ外構

ここ数年で自宅周辺に住宅がどんどん建って、交通量もすごく増えました。けっこうなスピードで走っていく車もあってヒヤヒヤ。とくに長男が恐いもの知らずで危なっかしいです。子どもたちが道路に飛び出すことなく敷地内で安全に遊べるように、クローズ外構に決めました。

BEFORE

工事前は、玄関を開けると道路から家の様子が丸見えでした。

AFTER

完成後です。外からの視界が遮られて、プライバシーを保てるようになりました。

玄関からアプローチに一歩出るとこんな感じです。

【車庫の扉】LIXIL　エススライドD型　両引きタイプ

車が出入りする部分には、両開きタイプの引き戸をつけました。

無機質な印象のコンクリ―ト壁に温かみをプラスしたかったので、木目調のカラー（柿渋という色）を選びました。

【門扉】YKKAP　シャローネ　SB01

門扉はお客様が通る場所なので、素材にこだわりました。鋳物の扉です。道路から敷地内がまったく見えないのも防犯上良くないと思い、門扉は目隠ししないデザインを選びました。

ちなみに、インターホンやポスト、宅配ボックスはRC壁に埋め込んであります。色はブラック＆シルバーでまとめました（夫のチョイス）。

より少ない費用で、より高見えする外構を！

というスローガンを夫婦で共有していました。というわけでここからは、費用を抑えた部分をご紹介させていただきます。

【カーポート】LIXIL　フーゴF

カーポートは構造物に隠れて、道路からほとんど見えないので、標準的なものを選んで費用を抑えました。

20年以上運転していますが、車庫入れにあまり自信がありません……。カーポートは余裕のあるサイズ（開口6.0、奥行き5.7、高さ2.5m）にしてもらいました。 大きめの車2台をゆったり停められます。

【外周フェンス】LIXIL　YL3型

道路面には冒頭のRC壁を作りました。残りの3辺(お隣さんとの境界線)は、アルミ製のフェンスでぐるりと囲みました。コンクリート壁とフェンスが馴染むように、シャイングレーという色を選びました。

実は未完成。自分たちで植樹する予定です。

玄関アプローチ下の空きスペースは花壇になる予定です。シマトネリコやオリーブ、レモンなどを庭で育てていて、このスペースに土を入れて植え替える予定です。費用を抑えるために、業者さんに頼まず自分たちでやることに。完成したらまたご報告させていただきます。

外構ブログ続編アリ、の予定です。

打ち合わせから引き渡しまで長い期間かかりましたが、無事に完成してほっとしています。子供たちが安全に遊べて、プライバシーも守れる環境になりました（夫婦の希望も叶いました）。

リビング側（自宅の南側）には、屋根付きテラスを増設しました。こちらのリフォームの様子も、近々ご紹介させていただけたらと思います。

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034　ナタリー