【明治】無添加「スプレッタブル」を使って「英国風きゅうりサンドイッチ」作り TB icoco

旬のきゅうりを使って、アフタヌーンティーに出てきそうな英国風のサンドイッチを作ってみました。もともとはイギリスの上流階級の女性たちが社交の場で楽しんでいたものらしく、紅茶と一緒にいただく一口サイズの上品なサンドイッチ。とはいえ、うちはごくごく普通の家庭なのでそこまで気取らず「まあまあ」くらいを目指してみました。

畑から食卓へ！新鮮しゃきしゃき 「きゅうり（様）」

きゅうりのわがままボディって、なんでこんなに可愛く見えるんでしょう。はい、今回も自然の恵みをたっぷり吸って育った、立派なきゅうりをいただきました。いえいえ、それより何より作っている方の優しさと愛情が詰まったありがたいきゅうりに感謝です。ちなみに余談ですが、19世紀中ごろのイギリスではきゅうりはなんと高級食材だったそうです。そう考えると、「きゅうり様」と呼ぶのがふさわしいのかもしれませんね。

きゅうりの下準備

普段きゅうりサンドイッチを作るときは、スライスしたきゅうりに塩こしょうを軽くなじませるだけなのですが、どうやらイギリスでは、そこに白ワインビネガーも加えるのが定番らしい。というわけで、今回はそれにならってビネガーを少しふりかけてみました。すると、きゅうりにほどよく下味がついて、味わいがぐっと引き締まった感じになるそう。

数十分後のきゅうり

写真では分かりにくいのですが、結構しんなりしました。これまで気にも留めていなかったちょっとしたひと手間が日常の味をぐっと引き立ててくれることって意外とあるよねと思う発見です。

きゅうりの水気を切る

きゅうりにビネガーをなじませた後は、しっかりと水分を切るのがポイント。きゅうりの水分に加えて、ビネガーの分もあるのでそのままではパンが水っぽくなってしまいますからね。私はざるに上げて少し置いたあと、念のためキッチンペーパーで表面の水気を軽く吸い取りました。なんたって、かの高級食材だった「きゅうり様」ですからね。ここはひとつできる限り丁寧に、丁寧に。

薄切りパンは必須

パンは薄ければ薄いほど上品とされていたそうです。その話を聞いて、思わず薄切りパンを求めてとあるパン屋さんに駆け込みました。いつも4～8切りを買っているので勢い余って、「10切り、お願いします！」と、おもむろに注文してしまったんですがあとで友人に話すと、「それ、普通に『サンドイッチ用の薄切り』って言えば通じるよ」とやんわりツッコミが。たしかに。ちょっと気合いが入りすぎました。

【明治】バターでもマーガリンでもない「スプレッタブル」

サンドイッチを作ろうと思ったら、遅ればせながら最近知ったお気に入りのスプレッタブルが欠かせません。このスプレッタブルは、バターをメインに、なたね油、クリームチーズ、塩、そして隠し味の発酵乳の5つの素材だけで作られているそうです。シンプルな食材が好きな自分としては、見逃せず試さずにはいられない商品でした。

このスプレッタブルの嬉しいところは、乳化剤や保存料、加工油脂などを使っていないこと◎他の商品と比べても、シンプルな素材だけで作られているので食の安心感がぐっと高まります。だからこそ、素材の味を活かしたいサンドイッチにぴったりだと思うのです。

英国風きゅうりサンドイッチ作り

スプレッタブルを少し常温に戻してからパンに塗ると、バターやクリームチーズだけを塗るよりもさっとパンに広がりました。容器に余ったスプレッタブルの消費期限は、開封してから約2週間。少し早めに使い切る必要はありますが、私はバターの代わりに炒め物にも使ってみました。

水気を切ったきゅうりをパンの間に挟み、

少し寝かせて切ったら出来上がり。ほどよい酸味と塩気がきゅうりに染み込み、軽やかで上品な味わいに仕上がりました。

残ったきゅうりサンドイッチは、なるべくパサパサにならないように気をつけて密閉容器に入れて保存。

きゅうりだけというシンプルな材料だからこそ、なんだかすごく清々しくて大人っぽいサンドイッチになったように感じます。このシンプルさだからこそお塩やビネガーなどにちょっとこだわってみると、もっとランクアップした味わいが楽しめそうですね。ごちそうさまでした。