【柚木沙弥郎】ワクワクしなきゃ、つまらない 展へ

先日、無印良品 銀座店のギャラリーで開催されている、
”Life in Art 柚木沙弥郎 展覧会「ワクワクしなきゃ、つまらない」”
を観に行ってきました。

SAMiRO YUNOKi
WAKU WAKU SHiNAKYA TSUMARANAi

今回のこの展覧会を担当されたのは、IDÉEのディレクターでもある大島忠智さん。

柚木さんと公私ともに親交が深かった大島さんが、とても印象に残っている柚木さんの言葉

「ワクワクしなきゃ、つまらない」

を、展覧会のタイトルにされたそうです。

展示では、柚木さんとの出会いから、アートのある暮らしをテーマに取り組んだ作品やプロダクトが並びます。

肩書は「染色家」の柚木さん。

こちらには「布と暮らす」をテーマにした型染作品の一部が。

天井から床まであるダイナミックな作品に圧倒されます。

別ブースには、リトグラフ（版画）がずらり。

柚木さんが描いた原画を、パリの歴史ある版画工房『Idem Paris』（イデム・パリ）で制作した作品たち。

『Idem Paris』は、ピカソやマティスも通っていたという老舗なんだそう！

以前、IDÉE TOKYO で開催されたリトグラフ展で観た作品もありましたが、何度観ても、この色使い、柚木さん独特のタッチがたまりません。

ものに愛着を持つ。

ブースとブースを繋ぐ通路には、柚木さんのアトリエやお気に入りの雑貨などの写真が。

所々に、柚木さんからのメッセージも掲載されています。

その中でも特に印象に残ったのが、

「お店の人に勧められたものより、自分の目に最初に入ったものがいい」

「ワインを楽しむときに、紙コップではダメ、インスタント的な暮らしには人生の実感がない」

かなり端折ってますが、とても心に響いた言葉です。

人に勧められたものも、紙コップも、ワクワクしない、ですもんね。

以前も同じようなこと書きましたが、、

やはり100歳が放つ言葉は重みが違います！

服飾雑貨もカワイイ♩

一角には、IDÉEが手掛けたトートバッグや靴下、手ぬぐいなどの服飾雑貨も展示されていました。

なんと、浴衣まで！

かわいい！！なんて粋なんでしょう。

・・・

こちらでご紹介したのはほんの一部ですが、とても見応えある展覧会でした。

毎回感じるのですが、柚木さんの作品を観ると、本当にワクワクして、パワーをいただけるんです。

展覧会は6/8まで。

気になる方はぜひ足を運んでみてください◎