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「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」しんめいP【202505読書記録】

  • TB しょこみ

2025.05.11

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こんにちは、057しょこみです。

100人隊ブログでも何度も目にして気になっていた本を読みました!

東洋哲学がざっくりわかる…だけしゃない!

ブッダ、龍樹、老子、荘子、達磨、親鸞、空海。

7人の思想と人柄が、かーなーりわかりやすく書かれています。

わかるようなわからないようなわかるような、やっぱりわからない。状態の“哲学”がちょっとわかった気がする、そんな一冊。

それ以上に、哲学がわかる以上に、自分や人生のモヤモヤがちょっと晴れる気がする、そんな一冊だと思います。

哲学を理解することがゴールなのではなく、そこからどう生きていくのか、どうこの人生を楽に明るく生きていくのか。

自然とパアッと明るい方向へベクトルが向く感じ。

なんだか近頃モヤモヤしていましたが、少し前進のきっかけをもらったような気持ちです。

著者のパーソナリティがおもしろい

インパクトがありすぎるのが、著者の経歴やパーソナリティ。

この人が言うからおもしろいんだな、説得力があるんだな、と。

おもしろいだけじゃなく、ご本人は「仕事ができない」とおっしゃっていますがどう見たって根本的にめちゃくちゃ賢いよな、という思考と文章。

それでも“社会的な死”は何度も経験し、でもそれらがあったからこうして本を書いている。

著者のその流れがまるっと東洋哲学と一致していて、思わず唸ってしまうのです。

考えることは大切、考えないことも大切

わたしはすごく考え込んでしまうタイプで、それが良い方向に出ることもあれば悪い方向に出ることもあります。

この本を読んで、結局自分の思考なんてとても限られた箱の中でうろうろワタワタしているだけなんだなぁと思いました。

時には、考えないことも大切だな、と。

でも考えすぎるわたしは、まさに荘子の「胡蝶の夢」と同じことを昔からふと思ったり、他にもいくつか偉大なる東洋哲学者たちと似たようなことを考えながら生きてきたのです。

もしやわたしも“妙好人”?

…なんて言ってるうちはぜんっぜん悟り開けてなくて、まだまだなんだろうなぁ。

東洋哲学をもっと知りたくなる、そして実践していきたくなる一冊でした!

【057しょこみ】

TB - しょこみ

主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー

39歳/夫・息子(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/国内外問わず旅が大好き。特に北欧をはじめヨーロッパ贔屓で、目下の夢は息子とフィンランドを訪ねること。その土地ならではの手仕事や食文化に惹かれます。“衣食住すべてお気に入りに囲まれて暮らすこと”をテーマに、日々試行錯誤の等身大クリップを書いています。子ども服づくりが新たな趣味。顔タイプソフトエレガント、骨格ウェーブ。TB1年目、どうぞよろしくお願いします。身長164cm。

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