元化粧品開発者のお気に入り｜無印良品の使い切りコスメ。夫も推してる化粧水

こんにちは！
No.049 yaeです。

今回は久しぶりに化粧品のことを。

無印良品｜敏感肌用クリーム化粧水

夫が肌の乾燥が気になるとのことで、手軽なものを探していたとき見つけたのが無印良品の「敏感肌用クリーム化粧水」。

とりあえず携帯用の小さいサイズを買ってみたのですが、夫がいたく気に入りまして。使い切り後は大きいサイズで購入しました。

クリーム化粧水という名前なので乳液っぽいとろみがあるのかな？と思っていましたが、さらさらの液状。でも真っ白に濁っています。

この真っ白な見た目、水の中にたくさん油が溶けている証拠。牛乳を想像してもらえるとわかりやすいです。

全成分を見てみますと（化粧品なので配合量1%以上のものは配合順に表記されています）

水、スクワラン、グリセリン、ＢＧ、プロパンジオール、トレハロース、ペンチレングリコール、水添レシチン、PEG-80水添ヒマシ油、ユーカリ葉エキス、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、セラミドＮＰ、アラニン、アルギニン、グルタミン酸Ｎａ、セリン、プロリン、ヒアルロン酸Ｎａ、グリチルリチン酸２Ｋ、ジグリセリン、カプリル酸グリセリル、ウンデシレン酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、エチルヘキシルグリセリン、ラウロイルサルコシンイソプロピル、トコフェロール、クエン酸、クエン酸Na

水の次にスクワラン（油）がきてる。化粧水というカテゴリーにおいてはなかなか珍しいです。

そもそも水に油って溶けないので、油をたくさん配合する場合はクリーム状に混ぜ合わせる方法が一般的。こちらはマヨネーズがわかりやすいかな。

でもこれはさらっさらの性状なのに、多量の油を綺麗に分散させてる。これ結構難しい技術なんですよ。「ほお〜」となりました（スクワラン使うと真っ白になりやすいというのもあるでしょうけども）。

とろみ感はゼロなのに、肌に塗布してハンドプレスで馴染ませていくとしっとり感をかなり感じる！油っぽさと言ったほうが伝わるかも。

こんだけ油膜感があると後からクリームとかいらないなーと思いました（これはさっぱりテクスチャーを好む私の話です）。

夜にこれだけ塗った日の翌日、朝でもしっかり肌に油膜が残っているのを感じました。
これ塗ってるだけで「保湿してるぞ」って安心感があって手軽で助かる〜！

個人的気になるポイント｜匂いと成分表記について

ちょっと匂いが気になるかなー。
香料や精油が配合されていないものなので、いわゆる香水のいい匂い〜というものはもちろんついていません。
ただ基剤臭（配合されている原料の匂い）のツンとくる感じが強めかも。
無香料＝無臭というわけではないのです。

あと天然由来成分100%と謳ってますが、これは会社によって解釈がかなり異なるものでして…
*天然成分を化学的に反応させた成分を含みます。と表記はされているものの、これで100%は「強気やな…」ってなる。

天然じゃないとダメってことじゃないですよ！
天然由来だから安全ってわけじゃないですし。私はむしろ化学合成品バンザイってタイプ。
これはあくまで販売戦略とか、市場イメージの話です。

久しぶりの無印コスメでした

久しぶりに無印良品で化粧品買いましたけど安くてびっくりしますね。大変ありがたい。

ちょっと踏み込んだ話が今回は多かったですが、読みづらくなかったでしょうか？
みなさんの化粧品選びの手助けになれば幸いです。

No.049 yae